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 「パパとママとコドモたち」1949年

「パパとママとコドモたち」1949年

                                                                    
3F 展示室

開館10周年特別企画展「植田正治:写真の作法 」

~僕たちはいつも植田正治が必要なんだ!~

2005.12.72006.2.5

  • 開催期間:2005年12月7日2006年2月5日
  • 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)※12/29~1/1は休館※1/2(月)~1/4(水)は年始特別開館
  • 料金:一般 500(400)円/学生 学生 400(320)円/中高生・65歳以上 250(200)円
  • ※各種カード割引あり

( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/
小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料

東京都写真美術館では、毎年開催して参りました重点収集作家個展の一環として、植田正治の活動を振り返る写真展を開催いたします。鳥取県に生まれた植田正治は、1930年代から晩年に至るまで、モダンな感覚にあふれた独特な表現をもって、日本の写真界でユニークな活動を展開するだけではなく、ヨーロッパやアメリカにおいても高い評価を受けてまいりました。本展は植田正治の没後、日本初の回顧展となります。戦前期の作品「裏町」から1950年代を代表する「砂丘」シリーズや「童暦」シリーズ、そして1970年代、再評価の機運の中で撮影された「小さい伝記」や「風景の光景」など、「植田調(UEDA−CHO)」と称された代表的な作品群に加え、ヨーロッパ取材時の作品やカラー写真による 「静物」シリーズなども紹介し、初期から晩年に至るまでの植田正治の写真世界を一望しながら、その表現の独自性を探ります。植田正治という稀有な才能によって切り開かれた、私たちが思いもよらない「写真」の面白くも豊かな世界。それは常に“写真する”ことの楽しさを追求し続けた写真家としての軌跡であり、私たちに投げかけるメッセージでもあるのではないでしょうか。

展覧会図録

東京都写真美術館開館10周年記念特別企画展:植田正治:写真の作法
[僕たちはいつも植田正治が必要なんだ!]

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■主催:東京都/東京都写真美術館
■特別協力:鳥取県伯耆町立植田正治写真美術館
■協賛:フォト・ギャラリー・インターナショナル
■東京都写真美術館開館10周年特別協賛
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