スクールプログラム
東京都写真美術館では、作品との出会いにより児童・生徒の豊かな体験学習を促す、多彩なスクールプログラムを実施しています。
制作・表現の活動と作品鑑賞を通して、写真と映像の仕組みに触れることで、子供たちの発見や思考を深め「生きる力」をはぐくむことを促すプログラムをご用意しております。
基本メニューを中心に、担当の先生と個別に相談しながら、最適なプログラムを組み立てていきます。
東京都写真美術館のスクールプログラムを、ぜひご活用ください。
東京都写真美術館のスクールプログラムの特徴
- 特徴1:1回の来館で制作と作品鑑賞の両方を体験できる
- 特徴2:制作と鑑賞の相乗効果で、写真・映像の楽しさと仕組みを深く理解できる
- 特徴3:出来のよい作品をつくることよりも、写真や映像の仕組みを理解することに重点を置いた、児童・生徒それぞれの気づき、発見、発想に基づいた制作プログラム
児童・生徒のためのプログラム
●スクールプログラム

写真や映像について、楽しく体験しながら学びます。子供たちが主体的・能動的に楽しみ学ぶことができる制作プログラムをご用意しております。作品鑑賞と制作の相乗効果で、それぞれの気づき、発見、発想を伸ばし、生きる力をはぐくみます。
受け入れ可能人数:6名以上
受付期間:2025年5月1日(木)~12月23日(火)
年内で複数回の来館によるプログラムをご希望の場合はご相談ください。
●プログラム紹介
以下の中からお選びください。所要時間の目安は2時間です。
受け入れ人数は目安です(制作プログラムの場合も、展覧会見学を含みます)。
A. 暗室での写真制作体験——フォトグラム

昔ながらのモノクロ写真印画紙に暗室で「写真を焼きつける」技法のひとつ「フォトグラム」を体験します。フォトグラムは、様々なものの影や形を、印画紙に直接写し取る制作方法です。カメラに頼らない自由な造形活動により、もののかたちの多様さを実感しながら、写真ならではの光と影による表現を体験できます。モチーフは当館で用意しているもののほか、各自が持参したものを使用することができます。
受入定員:30 名
B. 手作りアニメーション体験——おどろき盤とマジカループ

アニメーションの仕組みを体験的に学び、自分で描いた絵や形を動かしてみる楽しさを発見できるプログラムです。19 世紀に発明された映像装置「おどろき盤( フェナキスティスコープ/ヘリオシネグラフ)」を元にした、当館オリジナルの「おどろき盤体験キット」を用いて、自分で好きな絵を描き、回転アニメーションを制作、鑑賞します。
また「おどろき盤」を元にしたWeb アプリ「マジカループ」では、タブレット端末やPC 等のデジタル・デバイスを活用して回転アニメーションの世界を体験的に学ぶことができます。
受入定員:35 名
- 【スクールプログラムのお申し込み方法】
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①お申し込みはお電話でお願いします。学校名、ご担当、連絡先、学年、人数、クラスの特徴、希望プログラム、候補日時(複数)などを伺います。
*お申し込みの締め切りは、実施6週間前までです。
*プログラムの実施可能時間は、開館時間と同じ10:00 ~ 18:00 です。10 時以前や休館日(月曜日、月曜日が祝日の場合は翌日)の受け入れは行っておりません。
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②日程や内容をご相談したうえで受け入れの可否をお知らせいたします。
*以下の場合は受付できませんのでご注意ください。
(1)美術館の滞在時間が2時間に満たない場合
(2)来館する児童生徒の人数が5名以下となる場合(欠席などにより人数が5名以下となる場合は延期といたします)
(3)制作体験のみのご希望で、展覧会をご覧にならない場合
- ③受け入れが決まりましたら、担当の先生にご来館いただき、当日の来館方法、滞在時間、申し込みの動機と授業の目的、実施後の展開などをご説明いただき、プログラムの内容、スケジュール、持ち物など詳細についてお打ち合わせを行います。また、当日鑑賞する展覧会やトイレなど施設の下見、ご確認をしていただきます。
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④当日までに事前授業などで、美術館でのルールやマナー、当日の持ち物などをあらかじめご確認ください。
*都内の小・中・高等学校の児童生徒、およびその引率者は展覧会観覧料が減額または免除となります。「観覧料減免申請書」を美術館ホームページからダウンロードし、ご記入の上郵送でお送りください。
先生のためのプログラム
●教員向け美術館見学体験会

区や市の図工・美術教員の研究会での研修も受け付けております。
当館のスクールプログラムの説明、プログラムの体験、学校で行う授業での活用方法など内容はご相談に応じて組み立てます。
まずは電話でお問い合わせください。
受け入れ可能人数:6名~ 30 名程度(内容によって変わります)
受付期間:2025年5月1日(木)~12月23日(火)
- 【教員向け美術館見学体験会のお申し込み方法】
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①お申し込みはお電話でお願いします。ご希望の研修内容や参加人数、候補日時(複数)などを伺います。
②日程や研修の内容をご相談したうえで、受け入れの可否をお知らせいたします。
※ 以下の場合は受付できませんのでご注意ください。
(1)美術館の滞在時間が2時間に満たない場合
(2)研修に参加する教員の人数が5名以下となる場合(欠席などにより人数が5名以下となる場合は延期といたします)
(3)制作体験のみのご希望で、展覧会をご覧にならない場合
③受け入れが決まりましたら、幹事の先生にご来館いただき、内容やスケジュールなど詳細についてお打ち合わせを行います。
●ティーチャーズweek(事前申込制)
都内の小・中・高等学校、特別支援学校の先生ならだれでも、当館主催の展覧会を無料で自由に観覧できる一週間です。
写真や映像作品のモチーフ、仕組みだけではなく、展覧会の構成やテーマ、作品の展示方法など、学校の授業や学校展覧会のヒントが盛りだくさんです。この機会に、まずは先生方に本物の写真・映像作品に触れていただき、写真・映像作品を活用した授業展開のヒントや、学校での来館の検討や、自己研鑽にお役立てください。
〇TOPティーチャーズweek パンフレット[pdf_1,0mb]
実施期間・対象展覧会 | 申込締切 |
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第1回 2025年4月17日(木)~4月25日(金)*終了しました 対象展覧会:「TOP コレクション 不易流行」「鷹野隆大 カスババーこの日常を生きのびるためにー」 |
4月7日(月)必着 |
第2回 2025年7月17日(木)~7月25日(金) 対象展覧会:「TOP コレクション トランスフィジカル」「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」 |
7月7日(月)必着 |
第3回 2025年10月16日(木)~10月24日(金) 対象展覧会:「遠い窓へ 日本の新進作家 vol. 22」「総合開館30周年記念展(仮称)」「ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」 |
10月6日(月)必着 |
- 【お申し込み方法】
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ご希望の方は、上記の各回申込受付期間内に、参加希望回、お名前、担当教科、学校名、学校住所、学校電話番号、メールアドレスを明記のうえ、メールでお申込ください。
申込メールアドレス topsppp_1530062@topmuseum.jp
東京都写真美術館 教育普及担当あて
- 【入場方法】
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お申し込みいただいた方には、折り返し参加証をお送りします。
当日は参加証(期間中有効)をプリントアウトしてお持ちいただき、各階展示室入り口でご提示ください。
*ご利用はお申し込み者ご本人に限ります。
*各展覧会に入場できるのは、それぞれ1 回ずつとなります。
*すべての展覧会を同日中にご覧いただけない場合は、ティーチャーズweek 期間中であればご利用いただけます。
* 参加証は期間中のみ有効です。