本日は開館しております(10:00-20:00)

スクールプログラム

東京都写真美術館では、児童・生徒が作品との出会いにより豊かな体験学習を行うことのできる、多彩なスクールプログラムを実施しています。鑑賞や制作・表現の活動を通して主体的な学びを促進し、子供たちの「生きる力」をはぐくむことのできるプログラムを多数ご用意しております。
基本メニューを中心に、担当の先生のセレクトに応じて個別に相談しながら、最適なプログラムを組み立てていきます。
東京都写真美術館のスクールプログラムを、ぜひご活用ください。
〇スクールプログラム パンフレット【347Kb PDF】
〇スクールプログラム パンフレット(特別支援学校、特別支援学級)【266Kb PDF】

東京都写真美術館のスクールプログラムの特徴

児童・生徒のためのプログラム

スクールプログラム

写真や映像について、楽しく体験しながら学びます。出来の良い作品を作ることよりも写真や映像の仕組みを全員が理解できることに重点を置いた制作プログラムや、作品解説を聞くのではなく各自が思ったことを対話しながら共有し作品を見てゆくことで、作家の気持ちに近づくことを大切にした鑑賞プログラムによって、それぞれの気づき、発見、発想を伸ばし、生きる力をはぐくみます。
受け入れ可能人数:6名以上
受付期間:2024年5月21日(火)~12月24日(火)
年内で複数回の来館によるプログラムをご希望の場合はご相談ください。


プログラム紹介

以下の中からお選びください。所要時間の目安は2時間です。
受け入れ人数は目安です(制作プログラムの場合も、展覧会見学を含みます)。

A. アート思考が目覚める鑑賞体験——対話型作品鑑賞

アート思考を育てる鑑賞体験2

それぞれが作品を見て感じたことを率直に話し合い、お互いの発言を共有しつつ鑑賞を進めていきます。グループでの対話により、一人では気づかなかった作品の魅力や多様な見方を知ることができるとともに、観察力、洞察力、想像力、傾聴力、発言力、語彙力など児童・生徒のさまざまな「生きる力」=「アート思考」をはぐくみます。
当館特製の「色と形と言葉のゲーム」(実用新案登録)を使い、同じものを見てもそれぞれ異なる気づきがあることを楽しく体験し、その後、展示室またはスタジオで作品(または作品画像)を見ながら、全員でじっくり対話を交えて鑑賞します。
受入定員:30 名

B. 暗室での写真制作体験——フォトグラム

アート思考を育てる鑑賞体験2

暗室で「写真を焼きつける」体験、昔ながらのモノクロ写真印画紙を用いてプリント技法を体験します。「フォトグラム」は、様々なものの影や形を、印画紙に直接写し取る制作方法です。カメラに頼らない自由な造形活動により、もののかたちの多様さを実感しながら、写真ならではの光と影による表現を体験できます。
モチーフは各自が持参したもの、または当館で用意しているものを使用することができます。
受入定員:30 名

C. 手作りアニメーション体験——おどろき盤とマジカループ

手作りアニメーション体験1

アニメーションの仕組みを体験的に学び、自分で描いた絵や形を動かしてみる楽しさを発見できるプログラムです。19 世紀に発明された映像装置「おどろき盤( フェナキスティスコープ/ヘリオシネグラフ)」を元にした、当館オリジナルの「おどろき盤体験キット」を用いて、自分で好きな絵を描き、回転アニメーションを制作、鑑賞します。
また「おどろき盤」を元にしたWeb アプリ「マジカループ」では、タブレット端末やPC 等のデジタル・デバイスを活用して回転アニメーションの世界を体験的に学ぶことができます。
受入定員:35 名

【スクールプログラムのお申し込み方法】
①お申し込みはお電話でお願いします。学校名、ご担当、連絡先、学年、人数、クラスの特徴、希望プログラム、候補日時(複数)などを伺います。
*お申し込みの締め切りは、実施2ケ月前までです。
*プログラムの実施可能時間は、開館時間と同じ10:00 ~ 18:00 です。10 時以前や休館日(月曜日、月曜日が祝日の場合は翌日)の受け入れは行っておりません。
②日程や内容をご相談したうえで受け入れの可否をお知らせいたします。
*以下の場合は受付できませんのでご注意ください。
(1)美術館の滞在時間が2時間に満たない場合
(2)来館する児童生徒の人数が5名以下となる場合(欠席などにより人数が5名以下となる場合は延期といたします)
(3)制作体験のみのご希望で、展覧会をご覧にならない場合
③受け入れが決まりましたら、担当の先生にご来館いただき、当日の来館方法、滞在時間、申し込みの動機と授業の目的、実施後の展開などをご説明いただき、プログラムの内容、スケジュール、持ち物など詳細についてお打ち合わせを行います。また、当日鑑賞する展覧会やトイレなど施設の下見、ご確認をしていただきます。
④当日までに事前授業などで、美術館でのルールやマナー、当日の持ち物などをあらかじめご確認ください。
*都内の小・中・高等学校の児童生徒、およびその引率者は展覧会観覧料が減額または免除となります。「観覧料減免申請書」を美術館ホームページからダウンロードし、ご記入の上郵送でお送りください。

先生のためのプログラム

教員研修会

先生のためのプログラムTOPティーチャーズWeek

区や市の図工・美術教員の研究会での研修も受け付けております。
当館のスクールプログラムの説明、プログラムの体験、学校で行う授業での活用方法など内容はご相談に応じて組み立てます。
まずは電話でお問い合わせください。
受け入れ可能人数:6名~ 30 名程度(内容によって変わります)
受付期間:2024年5月21日(火)~12月24日(火)

【教員研修会のお申し込み方法】
①お申し込みはお電話でお願いします。ご希望の研修内容や参加人数、候補日時(複数)などを伺います。
②日程や研修の内容をご相談したうえで、受け入れの可否をお知らせいたします。
※ 以下の場合は受付できませんのでご注意ください。
(1)美術館の滞在時間が2時間に満たない場合
(2)研修に参加する教員の人数が5名以下となる場合(欠席などにより人数が5名以下となる場合は延期といたします)
(3)制作体験のみのご希望で、展覧会をご覧にならない場合
③受け入れが決まりましたら、幹事の先生にご来館いただき、内容やスケジュールなど詳細についてお打ち合わせを行います。


ティーチャーズweek(事前申込制)

都内の小・中・高等学校、特別支援学校の先生ならだれでも、当館主催の展覧会を無料で自由に観覧できる一週間です。
写真や映像作品のモチーフ、仕組みだけではなく、展覧会の構成やテーマ、作品の展示方法など、学校の授業や学校展覧会のヒントが盛りだくさんです。この機会に、まずは先生方に本物の写真・映像作品に触れていただき、写真・映像作品を活用した授業展開のヒントや、学校での来館の検討や、自己研鑽にお役立てください。
〇TOPティーチャーズweek パンフレット【616Kb PDF】

実施期間・対象展覧会申込締切
第1 回 2024 年5 月23 日(木)~ 5 月31 日(金)*終了しました
対象展覧会:「TOP コレクション 時間旅行」「記憶:リメンブランスー現代写真・映像の表現から」
5 月13 日(月)必着
第2 回 2024 年8月1日(木)~ 8 月9日(金)
対象展覧会:「TOP コレクション 見るということ」「今森光彦 にっぽんの里山」「いわいとしお× 東京都写真美術館 光と動きの100 かいだてのいえ」
7 月17 日(水)必着
第3 回 2024 年10 月17 日(木)~ 10 月25 日(金)
対象展覧会:「アレック・ソス」「日本の新進作家vol.21」
10 月9 日(水)必着
【お申し込み方法】
ご希望の方は、上記の各回申込受付期間内に、参加希望回、お名前、担当教科、学校名、学校住所、学校電話番号、メールアドレスを明記のうえ、メールでお申込ください。
申込メールアドレス topsppp_1530062@topmuseum.jp
東京都写真美術館 教育普及担当あて
【入場方法】
お申し込みいただいた方には、折り返し参加証をお送りします。
当日は参加証(期間中有効)をプリントアウトしてお持ちいただき、各階展示室入り口でご提示ください。
*ご利用はお申し込み者ご本人に限ります。
*各展覧会に入場できるのは、それぞれ1 回ずつとなります。
*すべての展覧会を同日中にご覧いただけない場合は、ティーチャーズweek 期間中であればご利用いただけます。
* 参加証は期間中のみ有効です。