本日は開館しております(10:00-20:00)

写真提供:T&Kテレフィルム

映画「別れの曲」

ショパン生誕200年記念上映

1F ホール

2010.4.29・祝5.16

  • 上映期間:2010年4月29日(木・祝)~5月16日(日)
  • 休映日:5月10日(月)
  • 上映時間:10:20/12:20/14:20/16:20〈各回入れ替え制〉
  • 料 金:一般1,800円/シニア・学生1,500円/小・中学生・障害者手帳をお持ちの方1,000円

■各種割引:以下の方は一般[当日券]が1,500円になります。
○割引券付きチラシ提示
○写真美術館友の会会員(会員証提示) 
○当館での展覧会、映画の半券持参者(いつのものでも可) 
○三越、アトレクラブビューSuicaカード会員(会員証提示) 
○ラ・フォル・ジュルネ2010のチケット半券提示

※未就学児の入場不可
※当日券・前売特別鑑賞券ともに、ご入場には「入場整理番号」の受付が必要です。
ご鑑賞当日、午前10時の開館からホール受付カウンターにて、各回の「入場整理番号」を受付いたします。


 

特別前売鑑賞券:1,500円 ※2月20日発売開始

[前売り券取扱所]
●東京都写真美術館ホール(10:00~18:00)※月曜休館 ※販売期間:4/28(水)まで
●電子チケットぴあ ※販売期間:5/15(土)まで
電話 0570-02-9999(音声自動応答予約)
WEB http://pia.jp/t/
全国のチケットぴあ店舗、ファミリーマート店内Famiポート、サークルK、サンクスでも直接購入可能です。
Pコード:461-647
●有隣堂 アトレ恵比寿店 ※販売期間:5/15(土)まで


名曲「別れの曲」にのせて描かれる、若きショパンの愛と青春の音楽映画

ポーランド・ワルシャワ。新進気鋭のピアニストとしてデビューを果たしたばかりの若きショパンは、歌手を目指すコンスタンティアとの恋と、ロシア帝国の圧政にあえぐ自国ポーランドの独立運動に、胸を熱く昂ぶらせる青春の日々を送っていた。 音楽教授エルスナーは愛弟子ショパンの天才を革命に散らせてはならないと考え、出国を渋るショパンを説得するためコンスタンティアに力を貸してくれるように頼み、彼女は悲しみを隠してショパンの旅立ちを後押しする。 パリへ出たショパンは、動乱に揺れる祖国ポーランドへの想いを自らの曲と演奏に託し、人気女流作家ジョルジュ・サンドやフランツ・リストとの出会いを通じて、パリ社交界の寵児となってゆく。そして、再会を信じるコンスタンティアは—

激動のワルシャワから芸術の都パリへ・・・“ピアノの詩人”ショパンの若き日の愛と苦悩が、初恋の人コンスタンティアとの悲恋を縦糸に、ジョルジュ・サンドやフランツ・リストら豪華な登場人物たちとの交流を横糸にして、鮮やかに描き出されます。


【CAST&STAFF】
監督は「モナ・リザの失踪」(1931)、「春の パレード」(1934)などで知られ、生涯で100本以上の映画を監督した巨匠ゲツァ・フォン・ボルヴァリー。ハンガリーの劇作家エルンスト・マリシュカ(「春のパレード」)が脚本と《別れの曲》の作詞を手掛け、撮影は無声映画時代から活躍し「ムーラン・ルージュ」(1928)、「少年探偵団」(1931)などで知られるウェルナー・ブランデスが担当。ショパンを演じるのは、後に監督として音楽映画の傑作「菩提樹」(1957)や、「朝な夕なに」(1958)などの名作を残したヴォルフガング・リーベンアイナー。初恋の人コンスタンティアを演じるのは「カラマーゾフの兄弟」(1930)のハンナ・ヴァーグ。女流作家のジョルジュ・サンドを演じるのは「吸血鬼」(1932)、「世界の王者」(1934)などで知られるシビル・シュミッツ。監督:ゲツァ・フォン・ボルヴァリー

脚本:エルンスト・マリシュカ
撮影:ヴェルナー・ブランデス
音楽:アロイス・メリヒャー
出演:
フレデリック・ショパン:ヴォルフガング・リーベンアイナー
コンスタンティア・グワトコフスカ:ハンナ・ヴァーグ
ジョルジュ・サンド:シビル・シュミッツ
フランツ・リスト:ハンス・シュレンク
エルスナー教授:リヒャルト・ロマノスキー
グワトコフスカ夫人(コンスタンティアの母):ユリア・ゼルダ
カルクブレンナー:グスタフ・ヴァルダウ
プレイエル:パウル・ヘンケルス
アルフレッド・ド・ミュッセ:アルベルト・ヘルマン
オルレアン公爵夫人:エルナ・モレーナ

 

 

--- 劇中で使われるショパンの作品 ---
○エチュード「別れの曲」Op.10-3
ショパン作曲 《別れの曲》 エチュード第3番ホ長調op.10-3 について
この曲はショパンの『エチュード(練習曲)集』12曲のうち、3番目の曲で、12曲のうちでも最も叙情的で美しく、ショパン自身「これほど美しい旋律を見つけることは二度とできないでしょう」とフランツ・リストに言ったと伝えられています。 日本では、本映画の大ヒットで邦題「別れの曲」と共に人々の心に残ることとなり、この曲を《別れの曲》と一般に呼ぶようになりました。
○エチュード「革命」/Op.10-12エチュード「木枯らし」Op.25-11
○ワルツNo.1「華麗なる大円舞曲」Op.18/ワルツNo.3「華麗なる円舞曲」Op.34-2/ワルツNo.5「大円舞曲」Op.42
○ワルツNo.6「小犬のワルツ」Op.64-1/ワルツNo.7 Op.64-2/ワルツNo.9「別れのワルツ」Op.69-1
○ワルツNo.13 Op.70-3/ワルツNo.14 遺作/マズルカNo.5 Op.7-1/マズルカNo.24 Op.33-3
○ポロネーズNo.6 「英雄」Op.53