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公式ホームページ → https://www.maboroshi-web.com/
- お問い合せ:ハグマシーン有限会社 info@hug-machine.com
- 上映期間:2018年11月24日(土)~12月2日(日)
- 休映日:11月26日(月)、12月1日(土)
- 上映時間:13:20/15:40/18:00
■料金
当日券:一般1,600円/学生1,200円/シニア・中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方1,000円
各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館での展覧会、映画の半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 1,400円
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 1,400円
○ (公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,400円
○ MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス(但し、MIカード(スタンダード)を除く。)提示1,400円
○アトレビューSuicaカード、JREカード(クレジットカード)提示 1,400円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上、お二人揃ってご購入の場合・要証明) 2人で2,000円
○ 当館が発行する映画優待割引引換券(支援会員)持参者 1,400円
京都「流響院」にて。秋の紅葉を背に日本庭園を見つめる吉増剛造 (c)小野田桂子 |
千二百年の歴史を持つ古都、京都。 豊富な地下水をたたえた京都は、ベネツィアに比すべき水の都でもある。 その京都の水音に耳を澄ます詩人がいる。 現代日本を代表する詩人、吉増剛造。 詩人が発見した東洋の古くて新しい精神を映像化する前代未聞のドキュメンタリーが、ここに完成した。
2018年、16の国際映画祭に招待、最優秀作品賞・監督賞など8つの賞を受賞。ジョナス・メカスも感嘆させた圧倒的な映像詩の誕生である。
ビート文学の代表的人物、詩人・アレンギンズ・バーグ生誕92周年を迎える今年、日本でもふたたび詩への注目があつまっている。 また、そのギンズバーグが「良心の世代の声」と讃えたボブ・ディランのノーベル文学賞受賞によって、全世界で詩への関心が加速度を増している。 中でも、ひときわ熱い注目を浴びている日本発の人物がいる。 詩人の吉増剛造(撮影当時77歳・文化功労者、日本藝術院会員)である。 現代詩の世界で、吉増は谷川俊太郎と双璧である。 殊に吉増は映像や写真など多彩なメディアに関わって活動し、やることなすことすべてが詩につながる生き方をしてきた。 吉増イヤーと言われる2016年、東京国立近代美術館で詩人としては異例の大規模な回顧展が開かれ、著作の刊行、翻訳本も相次いでいる。 第二次世界大戦以降、日本のポスト・モダン・ポエトリーは、戦争の悲惨と人間性の洞察を主題とする象徴主義から始まった。 それは、T.S.エリオットの『荒地』からの影響が大きかったが、1960年代に登場した吉増剛造は、象徴主義ではなく、ランボーのような錯乱を生き抜き、新たな詩の狼煙となった。 その詩は、アメリカのビート・ジェネレーションのような肉声の響きと疾走感を持ち、若い世代の支持を集めた。 そして、今。吉増剛造は、そうした場所からも遠く離れ、日々を非常時として生きるかのような言葉を紡ぎ、詩の未知の領域を開示しようとしている。 この映画は、吉増の創作活動を通して詩の新たな地平を写した映像記録とする。
人物紹介
詩人 吉増剛造(Gozo Yoshimasu)
1939年生まれ 文化功労者 日本藝術院会員 主要な文学賞を多数受賞。 書くだけでなく、朗読、撮る(映像、写真)、そして旅することで詩について思考する。年を重ねると共に表現が先鋭化している日本の代表的詩人である。英訳作品は「ALICE IRIS RED HORSE」(NEW DIRECTIONS)など。
監督・編集・プロデューサー: 井上春生
詩人:吉増剛造
エグゼクティブプロデューサー 城戸朱理
撮影協力 醍醐寺 妙心寺 大徳寺 貴船神社 瑞峯院
企画協力:真如苑
特別協力:真澄寺別院 流響院
制作配給:ハグマシーン
製作:「幻を見るひと」製作委員会
(c)小野田桂子 |
関連イベント
- 舞台挨拶
- 2018年11月24日(土) 18:00の回上映後 終了致しました
【登壇者】
城戸朱理氏(エグゼクティブプロデューサー)
井上春生監督
※予告なく変更になる場合がございます。 - 舞台挨拶
- 2018年11月25日(日) 18:00の回上映後 終了致しました
【登壇者】
吉増剛造氏
城戸朱理氏(エグゼクティブプロデューサー)
井上春生監督
※予告なく変更になる場合がございます。 - 舞台挨拶
- 2018年11月28日(水) 18:00の回上映後 終了致しました
【登壇者】
吉増剛造氏
城戸朱理氏(エグゼクティブプロデューサー)
井上春生監督
マリリア氏(歌手)
※予告なく変更になる場合がございます。 - 舞台挨拶
- 2018年12月2日(日) 18:00の回上映後 終了致しました
【登壇者】
吉増剛造氏
城戸朱理氏(エグゼクティブプロデューサー)
井上春生監督
※予告なく変更になる場合がございます。