Photo, Ian Buruma / ©Marty Gross Film Productions, Inc. |
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公式ホームページ → http://www.bunraku-movie.com/
- お問い合せ:T&Kテレフィルム(配給)03-3486-6881
- 上映期間:2017年3月11日(土)~3月31日(金)
- 休映日:3月13日(月)、3月21日(火)、3月26日(日)、3月27日(月)
■上映時間:10:20~(1日1回のみ上映)
※英語字幕版特別上映 3月24日(金)18:30~ ※マーティ・グロス監督によるアフター・トーク開催予定
■料金:当日券 一般2,300円/学生・障がい者手帳をお持ちの方1,500円
■各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館パスポート会員(会員証提示、同伴者1名まで) 2,000円
○ 当館での展覧会、映画の半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 2,000円
○ 三越カード・伊勢丹カード会員(会員証提示) 2,000円
○ アトレビューSuicaカード会員(会員証提示※クレジット機能付きカード) 2,000円
○ (公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 2,000円
※各回定員入替制・当日座席指定制です。日時指定(予約制)ではありません。
※前売特別鑑賞券をお持ちの方も、ご来場当日に必ず受付していただく必要がございます。
※午前10:00より開館いたします。
※満席となった場合は前売特別鑑賞券をお持ちでもご入場できません。ご了承ください。
Photo, Ian Buruma / ©Marty Gross Film Productions, Inc. |
鮮烈な美、名人たちの至芸。昭和を代表する文楽の人間国宝たちが出演した幻の文楽シネマ、待望の再上映!
――大きな感嘆と愛情が込められた映画。他の何よりも豊穣な劇場体験。(ニューヨーク・タイムズ)
映画「文楽 冥途の飛脚」は、昭和54年、京都・太秦撮影所に精緻な舞台セットを作り上げ、文楽の名人たちが出演して制作された。監督は日本文化に深い造詣と共感を持つマーティ・グロス(カナダ)。 出演者は太夫に、竹本越路太夫(四世)、竹本文字太夫(九世、七世 竹本住太夫)、竹本織太夫(五世、九世 竹本源太夫)。三味線には、鶴澤燕三(五世)、鶴澤清治、野澤錦糸(四世)。人形は、吉田玉男(初代)、吉田簑助(三世)、桐竹勘十郎(二世)、吉田文雀と、全員が当時もしくは後の人間国宝。音響・音楽監修は武満徹、撮影は名カメラマン岡崎宏三が務め、近松門左衛門の名作「冥途の飛脚」の舞台上演を編集で約1時間半に凝縮し、近松の世界と文楽の魅力に正面から挑んだ傑作である。 本作は完成後に海外では公開されるも、日本国内では劇場公開されないまま長く上映機会が失われ“幻の文楽シネマ”と呼ばれていたが、30年以上の時を経て新たにデジタルリマスターが行なわれ、床本をもとに日本語原文字幕を付けて、平成23年(2011年)に東京都写真美術館ホールに於いて公開された。 昭和を代表する文楽の名人たちの至芸を記録した、文化的遺産としても貴重な映画である。
淡路町の段
太夫 竹本織太夫(五世、九世 竹本源太夫)
三味線 鶴澤燕三(五世)
封印切の段
太夫 竹本越路太夫(四世)
三味線 鶴澤清治
新口村の段 ~「恋飛脚大和往来」より~
太夫 竹本文字太夫(九世、七世 竹本住太夫)
三味線 野澤錦糸 (四世)
人形
忠兵衛 吉田玉男(初代)
梅川 吉田簑助(三世)
八右衛門/孫右衛門 桐竹勘十郎(二世)
妙閑 吉田文雀
製作・監督・編集:マーティ・グロス
撮影:岡崎宏三、小林秀昭
音響・音楽監修:武満 徹
録音:西崎英雄
日本側製作:安武 龍
演出通訳:エイデルマン敏子
1979年製作/日本語原文字幕/87分/ビスタサイズ/モノラル/カラー
デジタル・リマスター(2011)/配給 T&Kテレフィルム/© Marty Gross Film Productions,Inc.
関連イベント
- 英語字幕版特別上映
- 2017年3月24日(金) 18:30~ 終了致しました
- アフター・トーク開催
- 2017年3月24日(金) 18:30の回上映後 終了致しました
【登壇者】 マーティ・グロス監督(予定)