世界報道写真展2003
2003.6.19(木)—7.21(月・祝)
- 開催期間:2003年6月19日(木)~7月21日(月・祝)
- 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
- 料金:一般700(560)円/学生600(480)円/中高生400(320)円 ※( )は20名以上団体および東京都写真美術館友の会、当館の映画鑑賞券ご提示者/小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
「20年ぶりに日本人が入賞」
2003年2月14日、オランダ、アムステルダムで
「第46回世界報道写真コンテスト2003」の入賞作品が発表されました。
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コンテストを主催する世界報道写真財団は1955年、報道の自由の推進とフォトジャーナリズムの水準向上を目指して設立された非営利の文化団体です。毎年、世界中のプロフェッショナルの写真家に呼びかけて作品を公募し、世界10カ国から選ばれた審査委員が12日間かけて写真の審査をおこないます。今年は 118カ国から3,913人の応募者がありました。応募数全53,597点から選び抜かれた作品で構成されるこの展覧会は、まさに世界最高峰の報道写真展といえるでしょう。本年の世界報道写真大賞はアメリカ、ロサンゼルスを拠点に活動しているアルメニア人カメラマン、エリック・グリゴリアン氏の「イラン地震で犠牲になった父親が埋葬される墓のそばで、遺品のズボンを手にうずくまる少年」の写真が受賞しました。また、スポットニュース部門では、日本でもたびたび報道されて反響を呼んだ、共同通信のカメラマン、加藤智久氏の撮った「中国、瀋陽の日本総領事館にかけ込む北朝鮮の一家」が1位に選ばれました。日本人が入賞したのは約20年ぶりです。
世界報道写真大賞 ーWORLD PRESS PHOTO OF THE YEARー
エリック・グリゴリアン(アメリカ) Eric GRIGORIAN(USA)
~イラン地震で犠牲になった父親が埋葬される墓のそばで、
遺品のズボンを手にうずくまる少年~
スポットニュースの部/単写真1位
加藤智久(日本)Tomohisa KATO(Japan)
~中国・瀋陽の日本総領事館に駆け込む北朝鮮の一家~
左)スポットニュースの部/組写真1位 ジョルジュ・ゴベ(フランス)
Georges GOBET(France)~9月ー10月のコートジボアール~
右)スポーツの部/単写真特別賞 ロベルト・シュミット(コロンビア)
Roberto SCHMIDT (Colombia)
~日韓共催のサッカーワールドカップの決勝。
優勝したブラジルのロナウジーニョ選手~