セバスチャン・サルガド「ESSAYS」
-この大地を受け継ぐもの-
2003.11.29(土)—2004.1.12(月・祝)
- 開催期間:2003年11月29日(土)~2004年1月12日(月・祝)
- 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
- 料金:一般800(640)円/学生700(560)円/中高生・65歳以上500(400)円
※( )は20名以上団体および東京都写真美術館友の会、当館の映画鑑賞券ご提示者/
小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
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世界の「現実」を捉え続けるドキュメンタリー写真家、セバスチャン・サルガド
現在、世界で最も動向が注目されている報道写真家のひとりがセバスチャン・サルガドでしょう。彼はこれまでにも経済学や現地データに基づく徹底した取材力、そして圧倒的な作品の表現力を持って、世界中で起こる「現実」を私たちの目の前に突きつけてきました。昨年、日本で開催された「EXODUS」展では長年に渡って取材を続けている移民問題をまとめたシリーズを発表。大きな反響を呼んだばかりです。
「ESSAYS」: 試論——と題されたこの展覧会では、これまでに発表されたシリーズの代表作とともに、現在、進行しているプロジェクトを展示し、現時点におけるサルガド氏の活動の全貌を紹介します。また、2001年から手がけているユニセフと世界保健機関の《ポリオ撲滅キャンペーン》のために現地取材したシリーズは当館で日本初公開となります。ここで観たものを他者の歴史にしてしまうか、自己の現実とするか、きっと問われることでしょう。
≪エチオピア≫1984、<サヘル>より
(c)SEBASTIÃO SALGADO/AMAZONAS Images

≪南スーダン、ルンベク地方、マペル・パイエ≫ 2001年
<ポリオ撲滅キャンペーン>より
(c)SEBASTIÃO SALGADO/AMAZONAS Images
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■出品作品点数 173点(予定)
ー第1部ー ラテン・アメリカ等(35点)
ー第2部ー WORKERS(49点)
ー第3部ー EXODUS(51点)
ー第4部ー 国境なき医師団(サヘル)/ポリオ撲滅キャンペーン(38点)
展覧会図録
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セバスチャン・サルガド「エッセイ」−この大地を受け継ぐもの−
■主催:東京都写真美術館/朝日新聞社/ロータリー財団ポリオ撲滅キャンペーン日本委員会
■後援:ブラジル大使館/フランス大使館/国連児童基金(UNICEF)/
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)/日本ユネスコ協会連盟/日本写真協会/
日本写真家協会/日本写真文化協会
■協賛:ナルミヤ・インターナショナル
■協力:エールフランス航空/アパナック 他
■企画協力:AMAZONAS Iimages - Japan
お問い合わせ:
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
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