B1F 展示室
浪華写真倶楽部「浪展」
創立100周年記念【1904-2004】
2005.11.19(土)—12.11(日)
- 開催期間:2005年11月19日(土)~12月11日(日)
- 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
- 料金:一般 500(400)円/学生 400(320)円/ 中高生・65歳以上 250(200)円
( )は20名以上団体料金/東京都写真美術館友の会会員は無料
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昨年で創立100周年を迎えた浪華写真倶楽部は、明治37年1月に大阪で結成され、今日まで連錦と続く現存する日本最古の写真団体です。戦前の日本の写真芸術を推進した有力なアマチュア写真団体のなかでも、東京写真研究会と日本を二分する一大勢力であり、福森白洋・安井仲治、小石清等の多彩な顔ぶれの作家を輩出してきました。結成の翌年から始まった写真展は「浪展」と称され、同時代の写真表現をリードする独自の作品が続々と発表され、それは会員間のみならず、全国的にも大きな影響を与えてきました。その活発な活動と発展をはぐくんだ自由なパイオニア精神は「一人一党」主義の伝統として現在に受け継がれています。本展では、現会員による現代編と1910年代から1960年代の会員作品による歴史編の2部構成で浪華写真倶楽部100年の歴史をひも解いてゆきます。