ポスト・デジグラフィ
2006.8.12(土)—10.15(日)
- 開催期間:2006年8月12日(土)~10月15日(日)
- 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日) ※9/19(火)は臨時開館
- 料金:一般 500(400)円/学生 400(320)円/中高生・65歳以上 300(240)円
- ※各種カード割引あり
( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/
小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
【上左】松村泰三「Digital Peep Show」2006年・作家蔵
【上中】ジャン=フランソワ・ニスロン『奇妙な遠近法』より「パオラの聖フランチェスコ」 1638年
【上右】「サイバネティック・セレンディピティ・ミュージック」1968年・川崎市市民ミュージアム蔵
【下左】協力:ルーヴル美術館、画像提供:株式会社キャドセンター
【下右】協力:新薬師寺、画像提供:株式会社キャドセンター
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東京都写真美術館では、「フィルムとデジタル」や「デジタルコンテンツ」をテーマに「ポスト・デジグラフィ」展を開催いたします。今日、CG(コンピュータグラフィックス)やデジタル表現・技術は映画やテレビによってすっかり身近になりました。本展では、1960年代から国際的な評価を受けていた日本のデジタル表現から、80年代の拡がりを経て現在にいたる「ポスト・デジタル(デジタル以降)」の動向を探ります。また、歴史的資料や書籍、先駆的な展示やブックデザイン、コンパクト化する高精細画像の展示に加え、SIGGRAPHなど国際的フェスティバルの現代作品上映、トークや楽しい体験型ワークショップを行います。「デジタル」「アナログ」の二項対立ではない「デジグラフィ」とは何か、海外からの視点や日本独自の表現・知覚の姿を考える試みです。
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【上左】山川晃・宍戸幸次郎「OH HISSE」第11回学生CGコンテスト受賞作品集より
【上右】河口洋一郎「Gemotion Dance in eAT金沢」2003年・作家蔵
【中左】森野和馬 日本国際博覧会(愛知万博) 瀬戸日本館「日本の知恵、技、こころ」2005年 協力:株式会社アサツー ディ・ケイ 作家蔵
【中右】「『サイバネティック・セレンディピティ』展資料」1968年・川崎市市民ミュージアム蔵
【下左】森村泰昌「Mother(Judith I)」1991年
【下右】木本圭子「Imaginary Numbers」2006年・作家蔵
※所蔵表記のない作品は東京都写真美術館蔵です。
※ここに掲載された作品はすべて参考図版です。会期中に小規模展示替えを行います。予めご了承ください。
□後援:文化庁 □企画協力:(財)CG-ARTS協会/株式会社NHKエンタープライズ
□協力:ACM SIGGRAPH/アルスエレクトロニカ・センター/川崎市市民ミュージアム/長崎県美術館/株式会社ポリゴンピクチュアズ/ソニーマーケティング株式会社/3Dコンソーシアム/シリコンスタジオ株式会社/株式会社フォトン/凸版印刷株式会社/株式会社キャドセンター/ERATO 合原複雑数理モデルプロジェクト/ロレアル アーツ アンド サイエンス ファンデーション/新薬師寺/ルーヴル美術館/トリオンサイト企業組合/日本ヒューレット・パッカード株式会社
□助成:花王芸術・科学財団
□研究助成:Asian Cultural Council キュレーター交流プログラム 平成18年度埼玉大学重点研究「ヒューマンインタラクションの解明に基づく人間支援の脱領域的研究」
関連イベント
- ギャラリートーク
- 2006年10月7日(土) 14:00~16:00ゲスト=岩井俊雄(メディアアーティスト) 終了致しました
2006年10月8日(日) 14:00~16:00ゲスト=森岡祥倫(美術評論家) 終了致しました
■先着順・定員20名
■会場:地下1階映像展示室
※独立した別プログラムです。展覧会観覧券をお求めの上ご参加ください。 - ポスト・デジグラフィ展×sonarsound tokyo2006コラボレーション
- 2006年10月7日(土) ~ 終了致しました
2006年10月8日(日) ~ 終了致しました
2006年10月9日(月・祝) ~ 終了致しました
恵比寿麦酒記念館「sonarsound extra」にてコラボレーション展示を行います。
■会場:恵比寿麦酒記念館(入場無料)
■展示=東京都写真美術館コレクション(岩井俊雄、河口洋一郎、横尾忠則) - カフェトーク
- 2006年9月23日(土・祝) 14:00~16:00 終了致しました
■ゲスト:飯沢耕太郎(写真評論家)+minim++(近森基+久納鏡子) - シンポジウム「日本から世界へ−デジタル表現のゆくえ」
- 2006年9月18日(月・祝) 19:00~~ 終了致しました
■ゲスト:ヤシャ・ライハート(「サイバネティック・セレンディピティ」展キュレーター)/リンダーラウロ・ロズィン(SIGGRAPH2005議長)/クリスティアーネ・ポール(ホイットニー美術館キュレーター)ほか・予定
■1階ホール・定員190名・先着順
※展覧会観覧券をお求めの上、ご参加ください。 - 作品上映「日本/世界のデジタル表現」
- 2006年9月19日(火) 12:00~18:00 終了致しました
展示の関連上映として、国内外のすぐれたデジタル表現作品群を連続上映します。
■1階ホール・定員190名・先着順
※展覧会観覧券をお求めの上、ご参加ください。 - 「DPS(デジタル・ピープショウ)ワークショップ」
- 2006年9月9日(土) 14:00~16:00 終了致しました
※デジタルな3Dのぞきからくり制作
■講師:松村泰三(アーティスト) - ワークショップ「アスキーアート・ワークショップ」
- 2006年9月10日(日) 14:00~16:00 終了致しました
※携帯を使ったアスキーアートのライブ型ワークショップ
■ 講師:永原康史(グラフィックデザイナー)
■場所:地下一階展示室内(受付開始:13時45分~)
※展覧会観覧チケットをお持ちの方は、どなたでも参加できます