本日は開館しております(10:00-20:00)


マダラトビエイ、サイパン2005年4月 ©中村征夫 2006

2F 展示室

中村征夫写真展

海中2万7000時間の旅

2006.8.59.18月・祝

  • 開催期間:2006年8月5日9月18日月・祝
  • 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
  • 料金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円
  • ※各種カード割引あり

( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料

世界中の海を舞台に、美しい海中の風景や、海の生き物たちが見せる一瞬のドラマをひたむきに撮りつづける中村征夫。東京都写真美術館では、わが国を代表する水中写真家・中村征夫の40年以上に及ぶ作家生活の中から厳選した代表作品に、最新の撮り下ろし作品を加えた約150点を展観する写真展「海中2万7000時間の旅」を開催します。 海洋が地表の約7割を占める地球は「水の惑星」と呼ばれています。今から38億年前に最初の生命が誕生して以来、大いなる海は常に生命進化の舞台となってきました。その計り知れない美しさと神秘に魅了された中村は、東京湾などの身近な海から世界中の珊瑚礁まで、そこに生息する多様な生き物たちの命の輝きをフィルムに刻みつづけています。本展は、中村氏の豊饒な写真世界を一望する絶好の機会であるだけでなく、多彩な作品にふれることで、「母なる海」というかけがえのない環境について見直すきっかけにもなることでしょう。

 

卵に新鮮な息を吹き込むカクレクマノミ、フローレス、インドネシア、1992年9月
トゲトサカの仲間、エルニド、フィリピン、1982年10月

__________________________________________________

  撮影/尾崎たまき

中村征夫 [なかむら いくお]1945年、秋田県生。
独学で潜水と写真をはじめ、ダイビング専門誌を経てフリーの水中写真家となる。国内外の海や自然、人びと、それを取りまく環境などを精力的に取材。1988年、木村伊兵衛賞、1997年、講談社出版文化賞他。

□主催:財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/読売新聞東京本社/美術館連絡協議会
□協賛:EPSON/ニコン/ニコンカメラ販売/富士写真フイルム/富士フイルムイメージング/花王
□協力:光村印刷/サントリー/写真弘社/講談社

関連イベント

中村征夫氏による展示解説、サイン会(先着100名)
2006年8月13日(日) 14:00~15:00  終了致しました
2階展示室 当日午前10時より整理券を配布します。
トーク&スライドショー
2006年8月20日(日) 14:00~15:30  終了致しました
1階ホール 定員190名
往復はがきに住所・氏名をご記入のうえご応募ください。応募者多数の場合は抽選となります。
申込締め切り8月1日(火)
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 東京都写真美術館 中村征夫展講演会係
担当学芸員による展示解説
2006年8月11日(金) 14:00~  終了致しました
2006年8月25日(金) 14:00~  終了致しました
2006年9月8日(金) 14:00~  終了致しました
展示解説を行います。

展覧会図録

中村征夫写真展:海中2万7000時間の旅

図録一覧はこちら