本日は開館しております(10:00-20:00)

Japan National Stadium, Tokyo / 2021 ©Naoki Honjo

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場制限などを実施します。ご来館のお客様は、必ずこちらをご確認ください。感染防止策チェックリストはこちら
B1F 展示室

本城直季 (un)real utopia

2022.3.195.15

  • 開催期間:2022年3月19日5月15日
  • 休館日:毎週月曜日(ただし3/21、5/2は開館)、3/22
  • 料金:一般 1,100(880)円/学生 900(720)円/中高生・65歳以上 550(440)円 ※( )は当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引料金。各種割引の詳細はご利用案内をご参照ください。各種割引の併用はできません ※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料。※18歳以下の方はウェルカムユース期間中(3/19‐4/3)入場無料。

本展はオンラインによる日時指定予約を推奨いたします。
日時指定予約Webketページ(外部サイト)

本城直季は、大判カメラの「アオリ」を利用して、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家です。生まれ育った場所や世界に不思議な違和感を覚え、この世界を知りたい、俯瞰したいという思いを原動力に、制作を続けてきたという本城。その作品はまるでミニチュアの世界のようで、私たちにこの世界の実在と虚構を問いかけると同時に、被写体である「まち」や「ひと」に対する、作家のあたたかく愛おしげなまなざしを感じさせます。
初の大規模個展となる本展では、木村伊兵衛賞を受賞した「small planet」シリーズをはじめ、独自の技法を生み出すまでの試行期の作品や、アフリカのサバンナを切り取った初公開シリーズ「kenya」、そして東日本大震災発生から3ヶ月後の東北を写した「tohoku 311」シリーズ、さらにはオリンピックイヤーの東京を被写体とした本展のための撮り下ろし作品など、未公開作を含む約200点を展示します。これまでの仕事を一挙にご紹介するこの機会に、写真家・本城直季の目を通して見る自らの“まち”の不思議をぜひご堪能ください。

本城直季展公式サイト

small planet / Tokyo, Japan / 2002 ©Naoki Honjo

small planet / Nakayama Racecourse, Chiba, Japan / 2005 ©Naoki Honjo

small planet / Tokyo, Japan / 2005 ©Naoki Honjo

kenya / giraffe / 2008 ©Naoki Honjo

LIGHT HOUSE / Taito-ku, Tokyo / 2011 ©Naoki Honjo


本城直季|Honjo Naoki
1978年東京都生まれ。 2004年、東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。『small planet』(リトルモア、2006年)で第32 回木村伊兵衛写真賞を受賞。作品制作を続ける傍ら、ANA機内誌『翼の王国』で連載するなど、幅広く活動している。作品はメトロポリタン美術館やヒューストン美術館にパーマネントコレクションとして収蔵されている。

※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。

主催:朝日新聞社、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
協賛:株式会社サンエムカラー
協力:株式会社フレームマン、nap gallery

関連イベント

オープニング記念トーク
2022年3月19日(土) 14:00~15:30(13:30開場)  終了致しました
東京会場の開催を記念して本城直季氏を招き、作品にこめた思いや制作の裏側をお話しいただきます。

登壇者|本城直季(本展出品作家)、武内厚子(東京都写真美術館学芸員)
会 場|1階ホール
定 員|190名、先着順
※当日10時より1階総合受付にて整理券を配布いたします。番号順入場、自由席。
※イベントは諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。