本日は開館しております(10:00-20:00)



新潟県中越地震 山古志村支援チャリティ上映

掘るまいか

─手掘り中山隧道の記録

1F ホール

2004年12月28日(火)

  • お問い合せ:東京都写真美術館 03-3280-0099
  • 上映期間:2004年12月28日(火)
  • 上映時間:10:30/12:30/14:30/16:30 ※各回定員入替制

■料金:1,000円(義援金) ※当日受付のみ(前売り券はありません)
※入場料は全て、「掘るまいか山古志村救援基金」への義援金として山古志村復興支援のために用いられます。


東京都写真美術館では、新潟県中越地震で全村避難を余儀なくされている新潟県山古志村への支援の一環として、山古志村に現存する日本最長の手掘りのトンネル、中山隧道の掘削の歴史を描いたドキュメンタリー映画「掘るまいか」のチャリティー上映会を開催致します。
この映画は、豪雪の山村山古志に「険しい峠ごえをしなくても、冬でも通れるようにトンネルを掘るまいか(掘ろうではないか)」と住民達が決意し、戦前から戦後の16年間をかけて手掘りのトンネル、「中山隧道」を自らツルハシを手に掘り進めた歴史を綴ったドキュメンタリー映画です。
1998年、新しいトンネルの開通で廃道になることを機に、この村の歴史を刻んだ中山隧道を文化遺産として保存することを目的として、村が主体となった制作委員会によって全国から資金を募って制作されました。資金調達の難航や出水、戦争による中断、地区内の対立など次々に降りかかる苦難を克服し、初志を貫いて村の命綱となったトンネルを完成させた住民達の苦闘を描き、文化庁の第一回文化記録映画優秀賞受賞を初めとして高く評価されています。「命綱」となって村を支えてきた中山隧道を描いたこの作品が、再び村の「命綱」となって山古志村の復興の契機となることを願い、橋本監督をはじめとする映画制作スタッフが各地でチャリティー上映会を企画しています。東京都写真美術館はその趣旨に賛同し、この度チャリティー上映会を開催致します。

関連イベント

舞台挨拶
2004年12月28日(火) 10:30~の回  終了致しました
橋本監督による舞台挨拶を予定しております。
■主催 : 東京都写真美術館