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アンリ・カルティエ=ブレッソン
瞬間の記憶

1F ホール

2006.9.23・祝9.29

  • お問い合せ:ロングライド 03-3547-4017
  • 上映期間:2006年9月23日(土・祝)~9月29日(金)
  • 休映日:9月25日(月)
  • 料 金:一般 1,800円/学生 1,500円/中学生以下・シニア(60歳以上) 1,000円

■各種割引
○写真美術館友の会会員(会員証提示)1,500円
○展覧会、映画の半券持参者(いつのものでも可)1,500円
○三越、アトレ、TS3カード会員(会員証提示)1,500円
○最新号ぴあ持参1,500円
○夫婦50割引(どちらかが50歳以上)2人で2,000円
○高校生友情プライス 高校生3人以上なら1人1,000円


20世紀最大の写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンが自ら語る唯一のドキュメンタリー
2004年8月アンリ・カルティエ=ブレッソンの訃報が世界中を駆け巡った。95歳だった。彼は、ロバート・キャパらとともに、写真家集団“マグナム”を設立し、ライカを片手に歴史的瞬間を撮った報道写真の先駆者だった。また、写真集『決定的瞬間』(英語版タイトル)で独自の写真美学を確立し、世界中の写真家に多大な影響を与え、写真を芸術の域に高めた写真家である。 人前に顔をさらすのを嫌い、自身についてほとんど語ることのなかった偉大なる芸術家が、人生の最期にはじめて、その半生と作品について語る。映画は当時93歳の本人と、親交のあった写真家エリオット・アーウィットや昨年惜しくも亡くなった劇作家アーサー・ミラーなどの貴重なインタビューで構成されている。 カメラは、すべての人生の中に“決定的瞬間”を見いだす彼のまなざしそのものであり、彼はその瞬間を生き生きと語り、そして微笑む。そこには人生への愛が満ち溢れている。カルティエ=ブレッソンの死とともに写真の20世紀は幕をおろした。この映画はまさにカルティエ=ブレッソンの“遺言”ともいうべき “奇跡”のドキュメンタリーである。