TOP MUSEUM
東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

本日は開館しております(10:00-18:00)

本日は開館しております(10:00-18:00)

日本語



※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場制限などを実施します。 ご来館のお客様は、必ずこちらをご確認ください。

バウハウス100年映画祭

1F

2020.8.88.28

  • 公式ホームページ → https://trenova.jp/bauhaus/

  • お問い合せ:トレノバ TEL:03-6407-1931
  • 上映期間:2020年8月8日(土)~8月28日(金)
  • 休映日:8月11日(火)、8月17日(月)、8月24日(月)

■上映作品
プログラムA 『バウハウス 原形と神話』
プログラムB 『バウハウス・スピリット』、『バウハウスの女性たち』
プログラムC 『ミース・オン・シーン』、『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』
プログラムD 『マックス・ビルー絶対的な視点』
プログラムE 『ニュー・バウハウス』

■上映スケジュールはこちらをご覧ください。

■料金

当日券(各プログラム):一般1,800円/学生1,500円/シニア・中学生以下・障害者手帳をお持ちの方1,100円
各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館での展覧会、映画の半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 1,500円
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 1,500円
○ (公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,500円
○ MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス(但し、MIカード(スタンダード)を除く。)提示1,500円
○アトレビューSuicaカード、JREカード(クレジットカード)提示 1,500円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上、お二人揃ってご購入の場合・要証明) 2人で2,200円
○ 当館が発行する映画優待割引券(支援会員)持参者 1,500円

・全席指定・定員入替制/立ち見不可/事前予約不可
・当日午前10:00より、その日の全ての上映回について受付を開始いたします。
・前売券をお持ちの方も、受付にてご鑑賞の回の座席指定券との引き換えが必要です。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。



モダニズムの源流 バウハウスの世界にようこそ

20世紀の二つの大戦の間にドイツに生まれたデザイン・アート・建築の奇跡“バウハウス”。バウハウスとはいったい何なのか?
建築やデザインに興味のある人ならその名を聞いたことがあるだろう。モダニズムのパイオニアとして、建築、インダストリアル・デザイン、グラフィック・アート、写真など広範な分野で世界に衝撃と感動をもたらしたバウハウス。それは、1919年、第1次大戦後のドイツで、芸術と技術の新たな統合を目指し創設された学校だ。
創設者は、フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエと並ぶ近代建築の巨匠、ヴァルター・グロピウス。そして三代目校長はもう一人の近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエが務めた。
その学校はこれまでになかった独自の教育システムを作り上げ、様々な芸術分野に革新をもたらしたが、ナチスの迫害をうけ、わずか14年間の活動で幕を閉じる。しかし、現代の生活環境・様式につながるモダニズムの基礎を作り、造形教育の規範を作ったことで、バウハウスは今もなお世界中の建築やデザインなどに影響を与え続けている。
グロピウスやミースをはじめ、信じがたいほど豪華な教師陣、パウル・クレー、ヴァシリー・カンディンスキー、ヨハネス・イッテン、ラースロー・モホイ=ナジ、ハンネス・マイヤーなどが集い、ヨゼフ・アルバース、マルセル・ブロイヤー、マックス・ビルなど名だたる才能を生み出したバウハウス。 伝説的な創造者たちが理想に燃えて突き進んだ時代。そして生み出された奇跡。誕生から100年という節目を迎え、バウハウスとは何なのかを紐解いていく。
今回は昨年から巡回上映している4プログラム6作品に加え、プログラムEとして、ラースロー・モホイ=ナジにフォーカスしたドキュメンタリー『ニュー・バウハウス』も追加上映する。


プログラムA 『バウハウス 原形と神話』

超一流の芸術家が集い、斬新な造形教育で名を馳せたバウハウス。わずか14年で広範な芸術分野に革命を起こしたその足跡は時を経て神話となったが、そこには時代の波に翻弄された芸術家たちの喜びや苦闘、そして光と影があった。伝説的な教師たちの薫陶を受け、自身も芸術家として大成した当時の学生たちの証言や、貴重な記録によって、バウハウスがたどった激動の道と知られざる物語が明かされる。
1999・2009/ドイツ/103分/原題:Bauhaus – Modell und Mythos
●監督:ニールス・ボルブリンカー、ケルスティン・シュトゥッテルハイム
●出演:ヴァルター・グロピウス、ヴォルフ・ヒルデブラント、ゲルトルート・アルント、フーベルト・ホフマン、ピウス・パール



プログラムB ①『バウハウス・スピリット』

バウハウスが掲げたテーマは今も世界のテーマであり続けている。スウェーデンの教室も時間割もない学校、ヴェネチア・ヴィエンナーレ金獅子賞を受賞したアーバン・シンクタンクが取り組む南米スラム街の住環境改善、低価格でバウハウスの家具を復刻させる試み、バウハウスの造形理論を身体で表現するプロジェクトなど、豊かな発想と斬新な手法で注目を集める人々を追い、現代に生きるバウハウスの精神を映し出す。
2018/ドイツ/52分/原題:Vom Bauen der Zukunft - 100 Jahre Bauhaus
●監督:ニールス・ボルブリンカー、トーマス・ティエルシュ
●出演:トルステン・ブルーメ、ローザン・ボッシュ、アルフレード・ブリレンブール、シュテファン・コヴァツ、フーベルト・クルンプナー


プログラムB ②『バウハウスの女性たち』

当時世界で最も先進的な芸術学校であったバウハウス。創設者グロピウスは「年齢、性別に関係なく、誰もが学ぶ権利を持つ学校」と高らかに謳った。それは女性にも芸術の可能性を与える宣言となるはずだった。だが現実はそう簡単ではなかった。本作は、実は男性優位で進められたバウハウスで才能を開花させ、バウハウスの躍進に多大な貢献を果たしたにも関わらず、影の存在となった女性たちの実像に迫る。
2019/ドイツ/44分/原題:Bauhausfrauen
●監督:ズザンネ・ラデルホーフ
●出演:エリザベス・オットー、テレジア・エンツェンスベルガー、モニカ・シュタードラー、パトリック・レスラー、アーニャ・バウムホーフ、エレーナ・マカロワ



プログラムC ①『ミース・オン・シーン』

近代建築の三大巨匠の一人、ミース・ファン・デル・ローエ。彼の代表作の一つがモダニズム建築の最高峰と称される「バルセロナ・パビリオン」。2ヶ月という短い期間で作り上げられたこの建物が、なぜ今もなお語り継がれる傑作となったのか。この仕事を手掛けた後にバウハウスの三代目校⾧に就任するミースは、建築をどのように考えていたのか。当時の記録と現代一流の建築家や学者などの証言で検証する。
2018/スペイン/58分/原題:MIES ON SCENE
●監督:ペップ・マルティン、シャビ・カンプレシオス
●出演:ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、フリッツ・ノイマイヤー、エドゥアルド・メンドーサ、バリー・バーグドール



プログラムC ②『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』

バウハウス開校の8年前、モダニズム建築の嚆矢となる「ファグス靴型工場」が建てられる。若き日のグロピウスとアドルフ・マイヤーは、“労働者のための宮殿”を作りたいという工場主ベンシャイトの夢を実現すべく、明るく、衛生的で、快適な新時代の工場を作り上げた。世界遺産に登録された現在もなお現役のこのガラス張りの工場を、彼らはどのような思いで作ったのか。その足跡を追う。
2011/ドイツ/27分/原題:Fagus- Walter Gropius und die Fabrik der Moderne
●監督:ニールス・ボルブリンカー、ケルスティン・シュトゥッテルハイム
●出演:アンネマリー・イエギ、エルンスト・グレーテン、ヴァルター・シャーパー、エピファニオ・ディ・ロレンツォ



プログラムD 『マックス・ビルー絶対的な視点』

彫刻家、画家、建築家、グラフィックデザイナー、工業デザイナーと、ジャンルを横断して活動したマックス・ビル。バウハウス最後の巨匠とも言われる彼は、全盛期のバウハウスに入学し、そこで頭角を現し、第二次大戦後にはバウハウスの理念を受け継ぐウルム造形大学の初代校長を務める。理論と数学に基づくコンクリート・アートを追求する一方、政治活動にも積極的に関与していった彼の生涯に迫る。
2008/スイス/94分/原題:Max Bill - das absolute Augenmaß
●監督:エーリヒ・シュミット
●出演:マックス・ビル、アンゲラ・トーマス、ゴットフリート・ホーネッガー、イニャツィオ・シローネ、ヤコブ・ビル、エルンスト・シャイデッガー



プログラムE 『ニュー・バウハウス』

ハンガリー出身の画家、写真家、美術家で、後世の視覚造形芸術に多大な影響を与えたラースロー・モホイ=ナジ。彼はアートにテクノロジーを積極的にとりいれるという構成主義的な姿勢で、バウハウスの発展に貢献した。その後、米国でニュー・バウハウスを創設し、米国のデザイン教育にも足跡を残す。最新の研究を元に、彼の理念や業績、ニュー・バウハウスの展開、そしてその素顔が明かされる。
2019/アメリカ/89分/原題:The New Bauhaus
●監督:アリサ・ナーミアス
●出演:オリヴァー・ボタール、バーバラ・クレーン、オラファー・エリアソン、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、ラースロー・モホイ=ナジ




配給:トレノバ
協力:ゲーテ・インスティトゥート東京
後援:在日スイス大使館、バウハウス100 周年委員会、German Films

関連イベント

トークショー
2020年8月23日(日) 15:10の回(Eプログロム)上映後  終了致しました
【登壇者】
井口壽乃(埼玉大学大学院教授)
深川雅文(インディペンデント・キュレーター、巡回展「きたれ、バウハウス」監修者)
8月23日(日) 15:10の回をご鑑賞の方が対象です。

※予告なく変更になる場合がございます。
トークショー
2020年8月8日(土) 15:10の回(Eプログロム)上映後  終了致しました
【登壇者】
増田玲(東京国立近代美術館主任研究員)
深川雅文(インディペンデント・キュレーター、巡回展「きたれ、バウハウス」監修者)
8月8日(土) 15:10の回をご鑑賞の方が対象です。

※予告なく変更になる場合がございます。