- 上映期間:2017年7月15日(土)~8月5日(土)
- 休映日:7月18日(火)、7月24日(月)、7月31日(月)
■上映時間はこちらをご覧ください。
■料金
『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』
一般1,800円/学生1,500円/シニア・中学生以下1,100円/障がい者手帳をお持ちの方1,100円
各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館パスポート会員(会員証提示・同伴者1名まで) 1,500円
○ 当館での展覧会、映画の半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 1,500円
○ (公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,500円
○ 三越カード・伊勢丹カード、アトレビューSuicaカード会員(会員証提示) 1,500円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上、お二人揃ってご購入の場合) 2人で2,200円
『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』
『世界一美しい本を作る男~シュタイデルとの旅~』
各作品:一律1,200円 ※各種割引はございません。
写真家を描いたドキュメンタリー映画が、近年人気です。中でも、昨秋、東京藝術大学で開催された世界巡回展に1万人以上が来場したロバート・フランクと、今春、日本初の大回顧展が開催されたソール・ライターは、作品も人生も極めて対照的でありながら、New York Photographyを語る上で欠かせない存在であり、いま日本で改めて注目が高まっている写真家です。TOPミュージアムでは、この二人の話題のドキュメンタリー映画2作品と、彼らをはじめ多くの世界的写真家達と作品集を出版するSTEIDL社の創業者ゲルハルト・シュタイデルを追ったドキュメンタリー映画を特集上映し、写真家という生き方について、そして一冊の写真集を作り出す仕事について、貴重な映像を織り交ぜた作品を通じて考えるプログラムを企画しました。ぜひ、この機会に3作品併せてご高覧ください。
『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』
1940年代から絵画のように豊かな表現力で撮影したカラー写真の先駆者であり、「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙も飾った写真家ソール・ライター。80年代に表舞台から姿を消してしまうが、2006年、シュタイデル社から、それまで封印されていた個人的な写真などをまとめた初の作品集が出版されると、80歳を超えた”巨匠の再発見”は世界中で熱狂的に迎えられる。いま、彼の写真が私たちの心に強く響くのはなぜなのか?公開時には、柴田元幸が日本語字幕を手がけたことでも話題となり、2017年春には日本で初めての大回顧展が開催された。
2012年/イギリス・アメリカ/75分/カラー/日本語字幕:柴田元幸 監督:トーマス・リーチ
公式サイト http://saulleiter-movie.com/
『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』
Photo of Robert Frank by Lisa Rinzler, copyright Assemblage Films LLC |
世界で最も有名な写真集「アメリカンズ」で知られる伝説的写真家が語った知られざる人生
写真界の巨匠ロバート・フランク。1958年に出版された「The Americans 」は、従来の紀行写真の常識を覆すスタイルで、その後のアメリカの在り方、見方に圧倒的な影響を与えた。本作は92歳(公開時)のフランク自身が自らの人生を、貴重な写真や映像と共に語ったドキュメンタリー。監督は20年以上に渡ってフランクの映像作品の編集を担当してきたローラ・イスラエル。音楽プロデューサーにハル・ウィルナーを迎え、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、パティ・スミスをはじめとする豪華な面々が楽曲を提供した。いまなお世界中のクリエイターやアートファンに影響を与えるアーティストの人生と創作の源がここに。
2015年/アメリカ・フランス/82分/カラー/日本語字幕:和田絵理 監督: ローラ・イスラエル
公式サイト http://robertfrank-movie.jp/
『世界一美しい本を作る男~シュタイデルとの旅~』
世界最高峰の本作りの現場、シュタイデル社はドイツの地方都市で企画から印刷、製本までこなす小規模の出版社。ギュンター・グラス、ロバート・フランク、カール・ラガーフェルド……天才たちに愛される、その秘密に迫る驚きと情熱のドキュメンタリー映画。公開当時、全国的に大きな動員を記録し、ロングランヒットした話題作。
2010年/ドイツ/88分/カラー/日本語字幕:小尾恵理/字幕監修:寺本美奈子 監督:トーマス・リーチ
公式サイト http://steidl-movie.com/