本日は開館しております(10:00-18:00)

©1968 松竹株式会社

映画「眠れる美女」特別上映会

東京文化会館開館55周年・日本ベルギー友好150周年記念
オペラ「眠れる美女~House of the Sleeping Beauties~」関連事業

1F ホール

2016.11.4(金)

開場:18時00分
開演:18時30分 ご挨拶・ゲストコメンテーターご紹介
上映開始:18時45分 ※本編上映時間は約95分です。
※上映終了後、ゲストコメンテーターによる作品解説を行います。
ゲストコメンテーター:福田淳子(昭和女子大学人間社会学部現代教養学科 准教授)
終演:20時50分(予定)

料金:500円
【当日券】本日11月4日(金)開催の映画「眠れる美女」特別上映会の当日券は、18時より、1Fホール受付で販売いたします。
※未就学児の入場はご遠慮ください

チケットのお申し込み:東京文化会館チケットサービス  TEL 03-5685-0650 http://www.t-bunka.jp/ticket/
チケット発売日:2016年9月10日(土)(販売は終了しました。)

※本上映会の上映日について、2016.11.14(金)と当ホームページに記載しておりましたが、 日付に誤りがございました。
正しい上映日は、2016.11.4(金)です。訂正し深くお詫び申し上げます。


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川端康成の異色作『眠れる美女』
1968年公開の初映画化作品を特別上映!
2009年にベルギー・モネ劇場で初演、その後ヨーロッパ各地で上演され、高い評価を得たオペラ『眠れる美女』が、12月10日、11日に東京文化会館大ホールで日本初演されます。
公演に先立ち、原作を同じくし、1968年に公開された映画『眠れる美女』の特別上映を行います。
吉村公三郎監督、新藤兼人脚本による作品で、35ミリフィルムによる上映になります。
近年ではほとんど上映されることがない、貴重な機会をお見逃しなく!

作品について
老人・江口は、鎌倉に住む作家であった。あるとき、友人の木賀と福良から“眠れる美女の家”を教えられ、時々そこを訪ねるようになった。そこは、老人たちが深い眠りに落ちた少女と、ただともに眠るだけの一夜を明かし、少女の正体を知らぬままに去ることを掟とする家であった。眠り続ける少女の裸体は、江口にとって過ぎ去った青春の日々を思い起こさせる存在であった。
「眠れる美女」(1968年公開 近代映画協会 配給:松竹) 35ミリフィルム上映
監督  吉村公三郎
脚色  新藤兼人
原作  川端康成
製作  絲屋寿雄  高島道吉
撮影  佐藤昌道
出演  田村高廣 山岡久乃 八木昌子 香山美子 松岡きっこ 初井言栄 北沢彪 他

ゲストコメンテーター プロフィール
福田淳子
昭和女子大学人間社会学部現代教養学科 准教授
日本近現代文学専攻。日本近代文学会、日本社会文学会、日本映像学会会員。川端康成学会常任理事。
川端康成を中心に、社会を視野に入れた文学作品研究や、文学作品と他芸術との影響関係を中心に研究を進めている。近年の業績は「「本因坊名人引退碁観戦記」から小説『名人』へ―川端康成と戦時下における新聞のメディア戦略―」(「学苑 人間社会学部紀要」2016・2)、「川端文学における映像表現と映画―『雪国』を中心に―」(「映像」2015・4)ほか。
「眠れる美女」に関しては、日本版二作についての論文「映画『眠れる美女』二作をめぐって」(『川端文学への視界20』銀の鈴社、2005・6)のほか、「『眠れる美女』 海を越えて魅了する人間探求の物語」(『別冊太陽 川端康成 蒐められた日本の美』平凡社、2009・2)等がある。

主催:東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共催:東京都写真美術館 (公益財団法人東京都歴史文化財団)
後援:ベルギー大使館
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団 平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
東京文化会館ザ・イヤーパートナー:上野精養軒
東京文化会館開館55周年記念・日本ベルギー友好150周年記念
オペラ「眠れる美女~House of the Sleeping Beauties~」【日本初演】