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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

本日は開館しております(10:00-18:00)

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フィオナ・タン《興味深い時代を生きますように》 
ドキュメンタリー・フィルム 1997年

Fiona Tan, May You Live In Interesting Times, documentary film, 1997
Courtesy of the artist and Frith Street Gallery, London; Wako Works of Art, Tokyo
 

展覧会「フィオナ・タン まなざしの詩学」

フィオナ・タン まなざしの詩学

フィオナ・タン ドキュメンタリー作品上映

1F

2014.7.199.23・祝

  • 上映期間:2014年7月19日(土)~9月23日(火・祝)
  • 休映日:毎月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)、9月12日(金)

■観 覧 料=一般900(720)円/学生800(640)円/中高生・65歳以上700(560)円
※9/15(月・祝)敬老の日は65歳以上の方は無料(受付時、要証明書)
* ( )は20名以上の団体および東京都写真美術館友の会会員
* 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 * 第3水曜日は65歳以上無料

■本展覧会チケット(当日有効)の提示で、2階展示室と1階ホールでの上映(フィオナ・タンによるドキュメンタリー作品2本)をご鑑賞いただけます。
※ 各回先着順・定員190名・自由席・途中入退場可
※ 混雑時には入場を制限する可能性があります。あらかじめご了承ください。
※ 2014年9月12日(金)は、終日1階ホール上映を休止いたします。同日の日付印を受けたチケットをご持参の方に限り、会期中後日に振り替えて1階ホールの上映をご鑑賞いただけます。

■上映作品

A: 《興味深い時代を生きますように》 May You Live In Interesting Times 
1997/ドキュメンタリー/60分/日本語字幕付/作家蔵

B: 《影の王国》 Kingdom of Shadows
2000/ドキュメンタリー/50分/日本語字幕付/東京都写真美術館蔵
Courtesy of the artist and Frith Street Gallery, London; Wako Works of Art, Tokyo

■上映スケジュール
[ 7月21日(月・祝)-9月23日(火・祝) ]
A:《興味深い時代を生きますように》 12:00/15:00/18:00
B:《影の王国》 11:00/14:00/16:10/19:10


フィオナ・タンは、しばしば古い記録フィルムや写真を素材とし、ときにドキュメンタリーとフィクションとの間を往還しながら、集団や個人における文化的差異がいかに記録され、また人々の記憶に留められてきたかを繊細に問いかける作品で、国際的な評価を確かなものとしてきました。 静止写真、フィルム、ヴィデオ、ディジタルヴィデオといった異なるメディアを用いながら、常にその作品に通底しているのは、見るもの・見られるものが交錯する視線のポリティクス(政治性)や、表象することの不可能性を前にしたもどかしさ、そして、その不可能性を引き受けつつ、それでも映像だからこそ伝え得ることへの希求です。
1998年に初めて作品が日本で展示されて以来、フィオナ・タンの作品は、国内でも折々に発表され、また日本に由来する作品も多数手掛けています。その細部にまで行き届いた美意識と、イメージをめぐる深い思索は、多くの関心と高い支持を得てきました。
本展では、大きな注目を集めた2009年ヴェネチア・ビエンナーレ オランダ館出品作や、その後の作家の新たな展開を含めた新旧の代表作を通じて、写真と映像の本質に迫る問いを詩的かつ批評的に投げかけるフィオナ・タンの世界をご紹介します。  

主催=公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/朝日新聞社
後援=オランダ王国大使館
協賛=株式会社資生堂、東京都写真美術館支援会員

作家略歴
フィオナ・タン Fiona Tan
1966年プカンバル(インドネシア、スマトラ島)生まれ、現在はアムステルダム(オランダ)を拠点に活動。中国系インドネシア人の父とオーストラリア人の母をもち、オーストラリアで育つ。1988年よりアムステルダムに移住し、リートフェルトアカデミー、ライクスアカデミーで学ぶ。横浜トリエンナーレ(2001)、第8回イスタンブル・ビエンナーレ(2003)、ドクメンタ11(2007)、オランダ館代表をつとめたヴェネチア・ビエンナーレ(2009)など多くの国際展に参加。東京都写真美術館においては、「第2回恵比寿映像祭 歌をさがして」(2010)で展示・上映両部門に出品している。


興味深い時代を生きますように  日本初公開作品
フィオナ・タン《興味深い時代を生きますように》 ドキュメンタリー・フィルム 1997年
Fiona Tan, May You Live In Interesting Times, documentary film, 1997 Courtesy of the artist and Frith Street Gallery, London; Wako Works of Art, Tokyo


《興味深い時代を生きますように》は、フィオナ・タンが、自身の血縁者をオーストラリア、香港、インドネシア、中国、ドイツ、オランダに取材した、異国の地に生きる華人の文化的なアイデンティティについて考察した私的なドキュメンタリーです。インドネシアで、中国系インドネシア人の父とオーストラリア人の母の間に生まれ、オーストラリアで育ち、やがて欧州(ドイツ、オランダ)に生活するようになってから既に12年を経ていたフィオナ・タンにとって、それは「自分は何者なのか」を問う旅でもありました。自らをしばしば「真の異邦人」と称するフィオナ・タンの原点ともいえる一篇です。



影の王国

フィオナ・タン《影の王国》 ドキュメンタリー・フィルム 2000年 東京都写真美術館蔵
Fiona Tan, Kingdom of Shadows, documentary film, 2000 Collection of Tokyo Metropolitan Museum of Photography Courtesy of the artist and Frith Street Gallery, London; Wako Works of Art, Tokyo


「世界がアーカイヴなら、自分はどのイメージを選ぶだろう?」このドキュメンタリーは、フィオナ・タンのそんな問いから始まります。写真がいかに私たちの認識を変え得るか、遺された写真とどのような関係を結んでいったらよいのか。写真の収集家やアーキヴィスト、また同じくアーティストのアルフレッド・ジャー(1956年生まれ/チリ出身の美術家)らを訪ね、タンは問いを重ねていきます。多くの作品に通底する、彼女の写真論・イメージ論が凝縮した一篇です。タイトルは、1896年、ロシアの作家マキシム・ゴーリキーが、リュミエール兄弟が発明した映画装置シネマトグラフによる上映を観て記したという「昨夜私は、影の王国にいた」という言葉にちなんでいます。

関連イベント

フィオナ・タン アーティスト・トーク
2014年7月20日(日) 14:00~15:30 [開場13:45(予定)]  終了致しました
□聞き手:岡村恵子(担当学芸員/東京都写真美術館)
□会場:1階ホール
□定員:190名

展覧会チケットの半券(当日有効)をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
※当日10時より1階受付で整理券を配布します。番号順入場 自由席
ゲスト・トーク
2014年8月16日(土) 16:20~17:20 [開場16:10(予定)]  終了致しました
□ゲスト:近藤健一(森美術館キュレーター)
□会場:1階ホール
□定員:190名

展覧会チケットの半券(当日有効)をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
※当日10時より1階受付で整理券を配布します。番号順入場 自由席
担当学芸員によるフロアレクチャー
2014年8月1日(金) 14:00~  終了致しました
2014年8月15日(金) 14:00~  終了致しました
2014年9月5日(金) 14:00~  終了致しました
2014年9月19日(金) 14:00~  終了致しました
※本展覧会の半券(当日有効)をお持ちの上、会場入口にお集まりください。