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「愛の調べ」提供:T&Kテレフィルム |
誰もが知る名曲に乗せて、恋して笑って涙して・・
偉大な音楽家たちが身近に感じられる音楽映画の名作を特集上映!
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス二世、シューマン、ブラームス、ショパン、リスト、ガーシュイン。大作曲家の名前を日本でもポピュラーにした戦前の伝説的な名作から、ハリウッドの大スターが出演した作品、知られざる佳作、オーケストラ物の基本形となった大ヒット作まで、伝記映画を中心にクラシカルな音楽映画の珠玉の名作を特集上映。
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公式ホームページ → http://gakugakai.com
- お問い合せ:樂画会(がくがかい) 03-3498-2508
- 上映期間:2014年6月28日(土)~7月18日(金)
- 休映日:月曜日
- 上映時間:上映スケジュールは上部の表をご覧ください。
■料金:【当日券(1枚につき1上映回有効)】
一般1,500円/シニア・学生・障害者手帳をお持ちの方1,300円/小中高生500円
■各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館友の会会員(会員証提示) 1,300円
○ 当館で開催の展覧会半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 1,300円
○ 当館で開催の映画(「クラシック音楽映画名作選」を除く)半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 1,300円
○ 三越カード・伊勢丹カード、アトレクラブビューSuicaカード会員(会員証提示) 1,300円
※全席自由席 ※各回入替制 ※未就学児の入場は不可 ※各回とも開場は開映時間の10分前予定
※ご入場は、当日10時からホール受付カウンターにて前売鑑賞券の提示 または当日券購入に際して発行する、各回の入場整理番号順となります。
(当日複数回をご鑑賞される方は、ご来場時に各回の入場整理番号の発行を受けて下さい。)
【上映作品】 下記9作品
※制作年順 ※各作品ともフィクションとしてお楽しみください。
「未完成交響楽」
(1933 オーストリア・ドイツ映画/白黒/スタンダード/88分/デジタル上映)
ウィーン少年合唱団が初めてスクリーンに登場した名作!
提供:ベータフィルム
交響曲「未完成」に隠されたシューベルトの恋物語。
ウィーンの貧しい作曲家シューベルトは、エステルハーツィ伯爵から令嬢カロリーネの音楽教師に迎えられ、やがて二人は恋に落ちる。伯爵は二人の仲を裂こうとするのだが・・・。後のミュージカル映画にも多大な影響を与えた音楽映画。演奏はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
※1958年の映画「未完成交響曲 シューベルトの恋」は全く別の映画で、ストーリーも異なる。
【キャスト】
ハンス・ヤーライ(シューベルト)
マルタ・エゲルト(エステルハーツィ伯爵令嬢カロリーネ)
ルイーゼ・ウルリッヒ(エミー)
オットー・トレスラー、ハンス・モーザー、ハンス・オルデンほか
【スタッフ】
監督:ヴィリ・フォルスト
脚本:ヴィリ・フォルスト、ヴァルター・ライシュ
特別出演:ウィーン少年合唱団
「別れの曲」
(1934 ドイツ映画/白黒/スタンダード/91分/デジタル上映)
エチュード第3番が「別れの曲」と呼ばれる由来となった伝説の映画!
提供:ベータフィルム
ショパンとリストが「英雄ポロネーズ」を連弾するシーンは必見!
独立運動に揺れる激動のワルシャワから、芸術の都パリへ・・・。“ピアノの詩人”ショパンの若き日の愛と苦悩が、初恋の人コンスタンティアとの悲恋を縦糸に、ジョルジュ・サンドやフランツ・リストら豪華な登場人物たちとの交流を横糸にして、鮮やかに描き出される。
【キャスト】
ヴォルフガング・リーベンアイナー(ショパン)
ハンナ・ヴァーグ(コンスタンティア)
シビル・シュミッツ(ジョルジュ・サンド)
ハンス・シュレンク(フランツ・リスト)
リヒャルト・ロマノスキー(エルスナー教授)、ほか
【スタッフ】
監督:ゲツァ・フォン・ボルヴァリー
脚本:エルンスト・マリシュカ
撮影:ヴェルナー・ブランデス
音楽監督:アロイス・メリヒャー
「オーケストラの少女」
(1937 アメリカ映画/白黒/スタンダード/84分/デジタル上映)
「天使の歌声」と評された天才子役ディアナ・ダービン主演のアカデミー作曲賞受賞作!
提供:T&Kテレフィルム
名指揮者ストコフスキーとフィラデルフィア管弦楽団が実名で出演。
天真爛漫な少女パッツィは仕事にあぶれた楽団員の父を助けようと、失業中の音楽家を集めてオーケストラを結成。有名なストコフスキーに指揮を頼んで、カーネギー・ホール公演を成功させようと奮闘する。「椿姫」のアリアなどダービンの歌声も聴きどころ。
【キャスト】
ディアナ・ダービン(パッツィー)
アドルフ・マンジュー(パッツィーの父ジョン)
レオポルド・ストコフスキー(本人役)
アリス・ブラディ(フロスト夫人)
ユージン・パレット(フロスト氏)
ミシャ・オウア(マイケル)、ほか
【スタッフ】
監督:ヘンリー・コスター
原作:ハンス・クレイリー
脚本:ブルース・マニング/チャールズ・ケニヨン/ハンス・クレイリー
撮影:ジョセフ・ヴァレンタイン
製作:ジョー・パスターナク
音楽:チャールズ・プレヴィン
音楽演奏:フィラデルフィア管弦楽団
「グレート・ワルツ」
(1938 アメリカ映画/白黒/スタンダード/103分/デジタル上映)
フランスの名匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督がハリウッドに渡って作った、娯楽大作!
提供:T&Kテレフィルム
ヨハン・シュトラウス2世の半生をウィンナー・ワルツの響きに乗せて描く伝記ロマンス映画。
19世紀中頃のウィーン。作曲に夢中なヨハンは、楽団を作ってワルツを演奏し始める。歌姫カーラがその曲を歌ったことから楽壇の寵児となった彼は、妻を愛しながらもカーラへの思いが断ちがたい…。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督がハリウッドで作った傑作。
【キャスト】
フェルナン・グラーヴェ(ヨハン・シュトラウス二世)
ミリツァ・コージャス(カーラ)
ルイーズ・ライナー(ポルディ)
ヒュー・ハーバード(ホフバウアー)
ライオネル・アトウィル(ホーヘンフリード伯爵)、ほか
【スタッフ】
監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
脚本:サミュエル・ホッフェンシュタイン/ウォルター・ライシュ
撮影:ジョゼフ・ラッテンバーグ
音楽監修:ドミトリー・ティオムキン
歌詞:オスカー・ハマースタインⅡ
「モーツァルトの恋」
(1942 オーストリア映画/白黒/スタンダード/111分/デジタル上映)
モーツァルトを描いて「アマデウス」と双璧をなす、クラシカルな名作!
提供:ベータフィルム
ウィーン・フィルが奏でる名曲とともに辿る、音楽と愛に彩られた天才の生涯。
音楽の都ウィーンでの成功を望むモーツァルトは、ウェーバー家のルイーゼ(アロイジア)とコンスタンツェ姉妹、二人の愛の間で揺れながら傑作を次々と発表する。やがて病魔の影が忍び寄り・・・。ウィーン・フィルの音楽演奏による、モーツァルト映画のクラシックな名作。
【キャスト】
ハンス・ホルト(モーツァルト)
ウィニー・マルクス(コンスタンツェ)
イレーネ・フォン・マイエンドルフ(ルイーゼ)
ルネ・デルトゲン(ベートーヴェン)
クルト・ユルゲンス(ヨーゼフ2世)、ほか
【スタッフ】
監督:カール・ハートル
脚本:エドアルト・フォン・ボルゾディ
撮影:ギュンター・アンデルス
音楽監督:アロイス・メリヒャー
「アメリカ交響楽 ラプソディ・イン・ブルー」
(1945 アメリカ映画/白黒/スタンダード/141分/デジタル上映)
『スワニー』、『ラプソディ・イン・ブルー』など、永遠に輝く不滅の名曲の数々!
提供:T&Kテレフィルム
“アメリカ音楽”を作った作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの生涯を描く傑作。
20世紀初頭のニューヨーク。タバコ屋の次男坊で雇われピアノ弾きのジョージが作曲した『スワニー』はアル・ジョルソンが歌って大ヒット。『ラプソディ・イン・ブルー』が大成功を収め、次々と傑作を生みだしてゆくジョージだが…。名曲の数々と名レビュー・シーンが満載の傑作。
【キャスト】
ロバート・アルダ(ジョージ・ガーシュイン)
ジョーン・レスリー(ジュリー)
アレクシス・スミス(クリスティーン)
チャールズ・コバーン(マックス)、ほか
特別出演:アル・ジョルソン、ヘイゼル・スコット、ボール・ホワイトマン、アン・ブラウン、ほか
【スタッフ】
監督:アーヴィング・ラバー
製作:ジェシー・L・ラスキー
原作:ソニア・レヴィン
脚本:ハワード・コッホ、クリフォード・オデッツ、エリオット・ポール
撮影:ソル・ポリト、ほか
音楽監督:レオ・F・フォーブステイン
「愛の調べ」
(1947 アメリカ映画/白黒/スタンダード/118分/デジタル上映)
クララ・シューマンと夫シューマン、ブラームス、リスト。ロマン派の作曲家たちが奏でる愛の調べ。
提供:T&Kテレフィルム
キャサリン・ヘップバーン主演の永遠の名作!
父の反対を押し切って作曲家シューマンと結婚したピアニストのクララは、世に認められず苦悩する夫を懸命に支える。一家と同居するブラームスは、師への思いと叶わぬ恋との板挟みに苦しみ、ある決断をするが…。ピアノ演奏の吹き替えはアルトゥール・ルービンシュタイン。
【キャスト】
キャサリン・ヘップバーン(クララ・シューマン)
ポール・ヘンリード(シューマン)
ロバート・ウォーカー(ブラームス)
ヘンリー・ダニエル(リスト)、ほか
【スタッフ】
監督:クラレンス・ブラウン
脚本:アイヴァン・トース、イルマ・フォン・クーベ、アレン・ヴィンセント、ロバート・アードリー
撮影:ハリー・ストラドリング
音楽監督:ブロニスロー・ケイパー
音楽演奏:
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ウィリアム・スタインバーグ(指揮:MGM Symphony Orchestra)
「エロイカ」
(1949 オーストリア映画/白黒/スタンダード/97分/デジタル上映)
オーストリア映画界と音楽界が総力を挙げて作り上げた伝記映画の傑作!
提供:ベータフィルム
音楽はクナッパーツブッシュ指揮のウィーン・フィル&ウィーン交響楽団。
交響曲第三番「英雄(エロイカ)」から第九番「合唱付」に至るベートーヴェンの軌跡を、対照的な二人の女性、テレーゼとその従姉ジュリエッタとの恋愛を絡めて描く。劇中の名曲の数々はハンス・クナッパーツブッシュ指揮によるウィーン・フィルとウィーン交響楽団の演奏。
【キャスト】
エヴァルト・バルザー (ベートーヴェン)
マリアン・シェーンアウア (テレーゼ)
ユーディット・ホルツマイスター (ジュリエッタ)
オスカー・ヴェルナー (甥カール)
イワン・ペトロヴィッチ (リヒノフスキー侯爵)、ほか
【スタッフ】
監督・脚本:ヴァルター・コルム=フェルテー
撮影:ギュンター・アンデルス、ハンス・シュタウディンガー
音楽監督:アロイス・メリヒャー
指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団 合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン少年合唱団
ピアノ:ヴィクトール・エーベンシュタイン、ヘルマン・フォン・ノルトベルグ
「未完成交響曲 シューベルトの恋」
(1958 ドイツ・オーストリア映画/カラー/スタンダード/97分/デジタル上映)
名曲の数々に乗せて描かれる歌曲王シューベルトの秘められた恋!
提供:ベータフィルム
有名なオペレッタが原作となった、ウィーンらしい陽気さに溢れた佳作。
作曲家シューベルトの才能を認めるウィーンの若き芸術家仲間の4人は、彼のためにチェル家の三人姉妹の末娘ハンネレルを紹介するが、彼女に想いを寄せたのはシューベルトだけではなく・・・。名指揮者カール・ベームの息子、カール・ハインツ・ベームがシューベルトを演じる。
※「未完成交響楽」(1933)とは別のストーリー。
【キャスト】
カール・ハインツ・ベーム(シューベルト)
ヨハンナ・マッツ(ハンネレル)
マグダ・シュナイダー(チェル夫人)
グスタフ・クヌート(チェル氏)
ルドルフ・ショック(ショーバー)
エヴァルト・バルザー(ベートーヴェン)、ほか
【スタッフ】
監督・脚色:エルンスト・マリシュカ
原作:A・M・ウィルナー「三人姉妹の館」
撮影:ブルーノ・モンディ
美術:フリッツ・ヨプトナー=ヨンストーフ