
写真提供:T&Kテレフィルム
- 上映期間:2011年5月14日(土)~6月3日(金)
- 休映日:月曜日、及び5月21日(土)、26日(木)
- 上映時間:10:30/13:00/15:30 〈各回定員入替制〉
■料金:[当日券]
一般1,800円/シニア・学生1,500円/小・中学生・障害者手帳をお持ちの方1,000円
※未就学児の入場不可
■各種割引料金:以下の方は一般[当日券]が1,500円になります。
○写真美術館友の会会員証提示
○写真美術館での展覧会・映画の半券提示(半券1枚につき一回の割引)
○三越カード、アトレクラブビューSuicaカード提示
○割引券付きチラシ提示
※当日券・前売特別鑑賞券ともに、ご入場には「入場整理番号」の受付が必要です。
ご鑑賞当日、午前10時の開館からホール受付カウンターにて、各回の「入場整理番号」を受付致します。
モーツァルトと、ウェーバー家の姉妹をめぐる三角関係。
そして絶頂期に静かに忍び寄る病魔の影。
生き急ぐ天才作曲家の愛と青春と苦悩を描いた、幻のモーツァルトの伝記映画
監督、撮影そして音楽監督は、ベートーヴェン生誕180年を記念して1950年に制作されたベートーヴェン伝記映画「エロイカ」でもコンビを組んだカール・ハートル(監督)、ギュンター・アンデルス(撮影)、アロイス・メリヒャー(音楽監督)。 脚本はエドアルト・フォン・ボルゾディ(「ほがらかに鐘は鳴る」’59) サウンド・トラックは、名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。 主役のモーツァルトはハンス・ホルト(「菩提樹」’56)、妻コンスタンツェはヴィニー・マーカス(「晩鐘」’56)、歌手ルイーゼはイレーネ・フォン・メイエンドルフ(「旅する人々」’38)。 オーストリアの名女優ロミー・シュナイダーの祖母ローザ・アルバッハ=レティーがウェーバー家の母を演じるなど、名助演者たちが彩りを添える。
【ストーリー】
宮廷付き指揮者になろうと若い希望を燃やしていたモーツァルト。彼に心を捧げているのは、ウェーバー家の姉娘コンスタンツェ。二人は結婚する。しかしモーツァルトが本当に愛しているのはコンスタンツェの姉で歌手のルイーゼ(アロイジア)。 出世を妨げようとする楽人たちの嫉妬を物ともせずに「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」とオペラの大傑作を立て続けに発表、その成功の陰には、妻の存在以上にヒロイン役を歌うルイーゼの存在があった。 妻コンスタンツェは、夫モーツァルトと姉ルイーゼとはもはや分かち難い愛情で結ばれていることを悟り、モーツァルトの許を去ろうと決意する。
■スタッフ
監督:カール・ハートル
脚本:エドアルト・フォン・ボルゾディ
撮影:ギュンター・アンデルス
音楽監督:アロイス・メリヒャー
■キャスト
モーツァルト:ハンス・ホルト
コンスタンツェ:ヴィニー・マーカス
ルイーゼ(アロイジア):イレーネ・フォン・メイエンドルフ
ベートーヴェン:レネ・デルトゲン
モーツァルトの父 レオポルト:ヴァルター・ヤンセン
モーツァルトの母 アンナ・マリア:ローザ・アルバッハ=レティー
ウェーバー家の長女 ヨゼーファ:ズシ・ヴィット
ウェーバー家の四女 ゾフィー:テア・ヴァイス
皇帝 ヨーゼフ2世:クルト・ユルゲンス
原題“Wen die Götter lieben”
製作年・製作国 1942年・オーストリア
モノクロ/サイズ スタンダード・サイズ/音声 モノラル
上映時間 111分/デジタル・リマスター版/言語 ドイツ語(日本語字幕スーパー)
後援: オーストリア大使館 公益財団法人日独協会