
- お問い合せ:東京テアトル株式会社 03-3535-1088
- 上映期間:2006年5月20日(土)~6月23日(金)
- 休映日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
- 上映時間:11:00/14:00/18:20
- 料 金:一般1,800円/学生1,500円/ 中学生以下・シニア(60歳以上)1,000円
孤高の画家=田中一村。南の島に燃えつきた、69年の生涯
幼少の頃から絵の天才として期待されながら、画壇から遥か遠くに身を置き、信じる道をひたすら進んだ日本画家田中一村の死の寸前まで執念を燃やし生き抜いた69年の生涯。絵を売ることは己の魂を売ることだとし、自分の絵をみせることさえしない。ただひたすらに求道者のように絵を描いたが世に認められなかった。昭和33年、50歳で一大決心し奄美大島に渡った一村は、極彩色の自然に囲まれ、画家として最高の、最後の一枚を描こうとする。一村の才能を信じ、支え続けた姉との深く強い家族愛。奄美に狂おしいまでにひかれていった感情を「アダン」という架空の少女を通じて強く描いて行く。アダンとは、南の国特産の植物。パイナップルのような大きな果実を実らせ、田中一村が好んだモチーフ。