本日は開館しております(10:00-20:00)

写真提供は全て:T&Kテレフィルム

プラシド・ドミンゴ in films

オペラ映画フェスティバル2010

1F ホール

2010.12.412.26

■料金[当日券]

2,800円 :「カルメン」,「蝶々夫人」,「トスカ」,「椿姫」
2,300円 :「わが心のセビリャ」,「道化師」,「カヴァレリア・ルスティカーナ」

※未就学児童の入場不可
※各種割引はございません。


特別前売鑑賞券 ※9月10日発売開始予定

◆前売り2,500円/当日2,800円: 「カルメン」,「蝶々夫人」,「トスカ」,「椿姫」
◆前売り2,000円/当日2,300円: 「道化師」,「わが心のセビリャ」,「カヴァレリア・ルスティカーナ」
◆7作品セット前売り券14,000円: ※セット券は樂画会事務局のみで取り扱い。
最初のご鑑賞希望上映日の10日前が締切です。


特別前売り鑑賞券取扱場所

【東京都写真美術館】 ※各上映日の前日まで発売
1Fホール受付カウンターにて直接ご購入頂けます (10:00~18:00) 
※ 月曜休館(月曜が祝日の場合その翌日が休館)

【樂画会チケットセンター】 ※各上映日の10日前まで受付
TEL:03-3498-2508(オペレーター対応 平日9:30~17:30)
※チケット送料は無料。払込手数料(ATM利用80 円)はお客様のご負担となります。

【電子チケットぴあ】 ※各上映日の2日前まで発売 
Pコード 各作品共通:556-863 
TEL:0570-02-9999(音声自動応答予約)
WEB: http://pia.jp/t/ (PC、携帯共通)
店頭:全国のチケットぴあ店舗で、直接ご購入頂けます。


【ローソンチケット】 ※各上映日の2日前まで発売

Lコード:
「トスカ」:31601
「椿姫」:31602
「カヴァレリア・ルスティカーナ」:31603
「わが心のセビリャ」:31604
「道化師」:31605
「カルメン」:31606
「蝶々夫人」:31607

TEL:0570-000-777(オペレーター対応)/0570-084-003(音声自動応答予約)
WEB: http://l-tike.com (PC、携帯共通)

店頭:全国のローソン店内Loppiで、直接ご購入いただけます。

※チケットぴあ、ローソンでは電話及び店頭にてご購入(発券)いただく際、チケット代金のほかに手数料のお支払いが必要となります。詳細はチケットぴあ、ローソンのHPでご確認ください。
 

○チケットは各上映回別、日時指定
○全席自由席 ○各回入れ替え制 ○開場は開映時間の20分前 ○未就学児の入場は不可。
※当日券・前売特別鑑賞券ともに、ご入場には「入場整理番号」の受付が必要です。
ご鑑賞当日、午前10時の開館からホール受付カウンターにて、各回の「入場整理番号」を受付いたします。
○当日券は、当日10時よりホール受付カウンターにて発売いたします。
○各回とも定員になり次第販売を終了し、その回の当日券は発売いたしません。
○上映中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。

 

■ 上映時間



その類い稀な表現力と豊かな声で、世界最高の歌手として絶大な人気を誇るプラシド・ドミンゴ。
スペインに生まれた彼が、世界的なオペラ歌手として人気を得る過程の折々に出演した数々のオペラ映画は、ヨーロッパを代表する映画監督とスタッフ、最高のオーケストラと指揮者、そして歌手たちの才能が作り上げた、まさに総合芸術といえるもので、高い芸術性と娯楽性を兼ね備えています。「プラシド・ドミンゴ in Films」では、フィルムの中で多様な役柄を自在に演じるドミンゴの姿を追いかけながら、オペラと映画、双方の歴史と未来を明るく照らし続ける7つの傑作をご紹介します。

【作品紹介】
“椿姫” La Traviata
105分/1983/イタリア/イタリア語
☆Awards: Nominated for 2 Oscars. And 5 wins & many nominations


オペラ映画の金字塔 永遠のアルフレード!

豪華絢爛なオペラ演出の第一人者として、また「ロミオとジュリエット」や「永遠のマリア・カラス」といった映画の監督として有名なフランコ・ゼッフィレッリが、タイトル・ロールにテレサ・ストラータス、アルフレードにプラシド・ドミンゴの出演を得て作り上げた至高のオペラ映画。
ヴィクトリア期の調度品で埋め尽くされた画面の豪奢さ、美しさは圧倒的で、夢のような場面が次々と続く。また第2幕の夜会のシーンで、ボリショイ・バレエのプリンシパル、ワシーリエフと、プリマのマクシーモワが超絶技巧のダンスを見せるシーンも見逃せない!

監督:フランコ・ゼッフィレッリ
指揮:ジェームズ・レヴァイン
演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
出演:テレサ・ストラータス(ヴィオレッタ)
プラシド・ドミンゴ(アルフレード)
コーネル・マクニール(ジェルモン)、他


“トスカ” Tosca  
116分/1976/イタリア・ドイツ/イタリア語


仕掛けられた罠! 歌姫トスカと恋人マリオ
このオペラの舞台設定であるローマのサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会、ファルネーゼ宮殿、サンタンジェロ城といった実在の歴史建造物をそのまま利用して撮影するという、映画ならではの夢が実現した、オペラ映画の醍醐味が味わえる傑作。
若きドミンゴは理想に燃えるカヴァラドッシ役がぴったりとはまり、トスカそのものといった美しいライナ・カバイヴァンスカと最高の二重唱を聴かせる。シェリル・ミルンズによる、魅力的でエレガントな悪の華とでもいうべきスカルピアも必見の素晴らしさ!

監督:ジャンフランコ・デ・ボジオ
指揮:ブルーノ・パルトレッティ
演奏:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
出演:ライナ・カバイヴァンスカ(トスカ)
プラシド・ドミンゴ(カヴァラドッシ)
シェリル・ミルンズ(スカルピア)、他


“蝶々夫人” Madama Butterfly
145分/1975/イタリア・ドイツ/イタリア語


ある晴れた日に貴方はきっと帰ってくる…

懐かしい日本の旋律がちりばめられた宝石のような楽曲の数々。数あるプッチーニの作品の中で彼自身が最も愛した傑作オペラを映画化。
ドミンゴは眩しいばかりのテノールを響かせて、陽気なアメリカ人の船乗りピンカートンを若々しく演じる。タイトル・ロールはイタリア・オペラ界の至宝ミレッラ・フレーニ。ベストなキャスティングを得てジャン=ピエール・ポネルの劇的で甘美な演出が冴えわたる。
円熟期を迎えたカラヤンの指揮による、ウィーン・フィルの演奏も例えようもなく素晴らしい!

監督:ジャン=ピエール・ポネル
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
出演:ミレッラ・フレーニ(蝶々夫人)
プラシド・ドミンゴ(ピンカートン)
クリスタ・ルートヴィヒ(スズキ)、他


“カルメン” Carmen  
154分/1983/イタリア・フランス/フランス語
☆Awards: Nominated for Golden Globe. Another 9 wins & 8 nominations


アンダルシアの光と影に 翻弄されるホセ
風土と人間をリアリスティックに見つめる巨匠フランチェスコ・ロージ監督が、全編アンダルシア・ロケで「カルメン」の世界を描いた極めつけの映画化作品。ドミンゴは祖国の血に賭けて、情熱に浮かされ破滅へと踏み出してゆく男ホセを演じ、ミゲネス=ジョンソンは、奔放なカルメンという女性を全身で表現して圧倒的な演技力を見せる。ライモンディ演じる闘牛士エスカミーリョも絶品!

監督:フランチェスコ・ロージ
指揮:ロリン・マゼール
演奏:フランス国立管弦楽団
振付:アントニオ・ガデス
出演:ジュリア・ミゲネス=ジョンソン(カルメン)
ルッジェロ・ライモンディ(エスカミーリョ)、他


“カヴァレリア・ルスティカーナ” Cavalleria Rusticana 
71分/1982/イタリア・ドイツ/イタリア語


シチリアの男 愛と嫉妬と裏切りと
フランコ・ゼッフィレッリ監督が美しいロケ撮影でシチリアの風土を描き出した傑作。マスカーニの抒情豊かな旋律にのせて、止めようもない悲劇が見事な演出で綴られ、「ゴッド・ファーザー・パートⅢ」など数多の映画やドラマに使われた有名な間奏曲が流れるシーンでは、誰もが涙すること必至!
本作でのドミンゴは、エレーナ・オブラスツォワ、レナート・ブルゾン、母ルチアを演じるフェードラ・バルビエリらの実力者と火花散る共演で、ナイーブさと激情を余すところなく表現して、これ以上はないと思わせるトゥリッドゥを見せてくれる。

監督:フランコ・ゼッフィレッリ
指揮:ジョルジュ・プレートル
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団
出演:プラシド・ドミンゴ(トゥリッドゥ)
エレーナ・オブラスツォワ(サントゥッツァ)
レナート・ブルゾン(アルフィオ)、他


“道化師” Pagliacci 
71分/1982/イタリア・ドイツ/イタリア語
☆Awards: Won Emmy Award [Classical Music/Dance Programming-Directing]


十八番! 悲劇の奈落で道化を演じるカニオ
「カヴァレリア・ルスティカーナ」と共に、ヴェリズモ・オペラを代表するレオンカヴァッロの傑作をフランコ・ゼッフィレッリ監督が映画化。
ドミンゴのカニオは、微に入り細を穿ってまさに十八番といえる究極の表現!テレサ・ストラータス演じるネッダと丁々発止のやりとりを見せて、二人のファンには堪らないシーンが続く。
また、重要な劇中劇として演じられる伝統的な無言劇のシーンは、凝ったセットを舞台にゼッフィレッリ演出が抜群の冴えを見せて、大きな見どころの一つ。

監督:フランコ・ゼッフィレッリ
指揮:ジョルジュ・プレートル
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団
出演:プラシド・ドミンゴ(カニオ)
テレサ・ストラータス(ネッダ)
ホアン・ポンス(トニオ)、他


“わが心のセビリャ” Hommage à Séville
74分/1981/スペイン・ドイツ/スペイン語他
☆Awards: Won Emmy Award [Classical Program in the Performing Arts]


ドミンゴ100%! その魅力をたっぷりと
天才演出家ジャン=ピエール・ポネルが監督したエミー賞受賞の傑作。スペイン出身のドミンゴが自ら案内役となり、セビリャ地方を舞台にする幾多のオペラをピックアップして、実際の美しい街路や歴史的な建物をバックに、名シーンを自ら歌い演じる。レヴァインやポネルのインタヴュー、実際の撮影風景など貴重な映像もたっぷり!
さらに「セビリャの理髪師」では、アルマヴィーヴァ伯爵とフィガロをドミンゴが一人二役で歌い演じるなど、ドミンゴ・ファンならずとも必見の面白さ!

監督:ジャン=ピエール・ポネル
指揮:ジェームズ・レヴァイン
演奏:ウィーン交響楽団
出演:プラシド・ドミンゴ
ヴィクトリア・ヴェルガラ
ヴァージニア・アロンソ

〈演じられるオペラ〉
ビゼー「カルメン」、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」、ベートーヴェン「フィデリオ」、
ヴェルディ「運命の力」、ロッシーニ「セビリャの理髪師」、ペネラ「山猫」