本日は開館しております(10:00-18:00)
「マドリード、1936年11-12月」 東京都写真美術館蔵(参考図版) (c)CAPA,Cornell

「マドリード、1936年11-12月」 東京都写真美術館蔵(参考図版) (c)CAPA,Cornell

2F 展示室

没後50年「知られざる ロバート・キャパの世界」展

2004.4.35.16

  • 開催期間:2004年4月3日5月16日
  • 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)※ 5/3(月)は開館
  • 料金:一般 1,000(800)円/学生・専門学生 800(600)円/中高生・65歳以上 500(400)円
  • ※各種カード割引あり

( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/
小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料

ロバート・キャパは1913年、ブダペストに生まれ、パリで写真家として活動をはじめました。以後彼はスペイン市民戦争、日中戦争、第二次世界大戦下のヨーロッパ、イスラエル建国時の中東戦争、インドシナ戦争など三大陸で起こった5つの歴史的な戦争を写真に記録しました。キャパの残した膨大な写真の数々は20世紀の貴重な証言であり、今もなお全世界の人びとに強烈な印象を与え、感動を呼びおこしています。
本展覧会はキャパの偉大な業績を紹介すると同時に、写真家としての名声を得る第一歩となった「スペイン市民戦争」の写真群を、スペイン・サラマンカ市民戦争資料館とスペイン国立図書館の特別協力を得て、ヴィンテージプリント83枚をわが国で一挙初公開します。
共和国側の民兵の死の瞬間をとらえた《崩れ落ちる兵士》に代表される写真群は世界に衝撃を与え、市民の苦しみや破壊を象徴化するキャパのまなざしは、ピカソの《ゲルニカ》同様、市民に勇気と希望を与え、その後の写真家としての生き方を決定づけるものになったのです。
キャパの知られざる素顔や人生観に触れながら、彼の込めた平和へのメッセージを感じてください。



1936年9月23日号『ヴュ』誌 「スペイン内戦              彼らはいかに倒れたか」《崩れ落ちる兵士》の初出

1936年9月23日号『ヴュ』誌 「スペイン内戦 彼らはいかに倒れたか」《崩れ落ちる兵士》の初出
 

展覧会図録

没後50年「知られざるロバート・キャパの世界」展

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■主催:(財)東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/毎日新聞社
■後援:外務省/在日スペイン大使館
■出品協力:スペイン・サラマンカ内戦資料館/スペイン国立図書館/東京富士美術館
■協力:日本航空
■協賛:大塚製薬/ニコン/ニコンカメラ販売/株式会社資生堂/Image@ボンイマージュ