野町和嘉「祈りの大地」展
2004.3.30(火)—5.9(日)
- 開催期間:2004年3月30日(火)~5月9日(日)
- 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
- 料金:一般 700(650)円/学生 600(480)円/中高生・65歳以上 500(400)円
- ※各種カード割引あり
( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
現代国際社会における、最も優れたドキュメンタリー写真作家のひとりである野町和嘉氏は、1965年高知県立高知工業高校卒業後、写真家・杵島隆氏に師事し、1971年にフリーのカメラマンとして活動を開始しました。1972年に初めてサハラ砂漠を旅し、これまでに延べ30年間に渡って、シナイ半島、中央アジア等の取材をはじめ、ナイル取材、モロッコ、中国、東アフリカ、グレイト・リフトバレー、サウジアラビア、エチオピア、イラン、チベットなどを取材・ 撮影してきました。あらゆる生命の存在を拒む厳しい乾燥地帯に魅せられ、大自然と生命のかかわりの根源をあらゆる角度から、鋭い視点と、優れたカメラワークにより捉えてきたのです。その成果は写真集、展覧会として次々に発表され、それらは日本のみならず米・英・仏・独・伊、サウジアラビアなどでも出版され、国際的にも数々の賞を受賞し、高く評価されています。
本展では、これまでの写真活動の中から、過酷な大自然のなかを生存してきた人々の営み、悠久の時のなかで培われた生活の知恵、そして神への変わらぬ畏怖の念を捉えたものを、ヒューマンドキュメント「祈りの大地」として展示いたします。
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〈サハラ〉出発を前に、メッカに向かい旅の安全を祈るキャラバンの男たち。キャラバンは、昼は太陽の位置を頼りに、夜は星座を見ながら進む。(c)Kazuyoshi Nomachi/PPS
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ライラトル・カドルの礼拝、メッカ、サウディアラビア、1995年 (c)Kazuyoshi Nomachi/PPS
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ラブロン寺の巨大 (c)Kazuyoshi Nomachi/PPS
関連イベント
- ≪野町和嘉氏 ギャラリートーク&サイン会≫
- 2004年4月4日(日) 14:00~ 終了致しました
2004年4月11日(日) 14:00~ 終了致しました
2004年5月2日(日) 14:00~ 終了致しました
2004年5月5日(水・祝) 14:00~ 終了致しました
野町和嘉氏による作品解説を行います。鑑賞券をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。作品解説終了後、サイン会を開催します。
受付:3階展示室前にて各開催日の朝10時より(各日先着100名様)
対象:当日会場にて本展図録・写真集をお買上げのお客様。
展覧会図録
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野町和嘉写真展「祈りの大地」
■主催:PPS通信社
■共催:東京都写真美術館
■協賛:キヤノン株式会社/キヤノン販売株式会社/株式会社サカエヤ/株式会社サン・ライフ/富士写真フイルム株式会社
■協力:株式会社ケルヴィン/株式会社写真弘社/文化堂印刷株式会社
■後援:社団法人 日本写真協会
<お問い合わせ>
PPS通信社 TEL 03-3544-1471