

左)【積層の家】 設計:大谷弘明 撮影:岡本公二
右)【プラダ ブティック青山】設計:ジャック・ヘルツォーク/ピエール・ド・ムーロン/株式会社竹中工務店設計部 撮影:Nacasa & Partners Inc. (ナカサアンドパートナーズ)
パラレル・ニッポン
ー現代日本建築展1996-2006ー
2006.10.21(土)—12.3(日)
- 開催期間:2006年10月21日(土)~12月3日(日)
- 休館日:毎週月曜日
- 料金:一般 700(560)円/学生 600(480)円/ 中高生・65歳以上 500(400)円
- ※各種カード割引あり
( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
本展覧会は国際交流基金、日本建築学会、東京都写真美術館の協力によって過去10年(1996年~2006年)に竣工した日本を中心とした建築から、代表的な110作品を選び、わが国の社会文化状況と対比させながら展示を行うものです。いわゆるバブル期からポストバブル期という変動の時代にあって、時代の要求を汲み取りながらきめ細やかなデザインを提供してきたわが国の建築界の実像を、視覚的要素(写真/映像)や立体・模型を織り交ぜながら展示します。拡張を遂げる大都市と少子化問題に悩む地方、世界に向けた大掛かりな文化発信施設に対して地域の児童や高齢者を対象とした小ぶりながら繊細なコミュニティ施設、といった「対比」を軸として組み立てられています。わが国の社会状況全体を、都市、ライフスタイル、文化という切り口で整理し、この10年間の建築をめぐる取り組みが、どのように社会に貢献し抵触してきたかが理解できる構成となっています。いわゆる建築ジャーナリズムの写真に加えて、東京都写真美術館のコレクションから各時代の「都市と建築」をとらえた写真作品を織り交ぜ、全体を体験型展示として空間構成する予定です。 東京展開催後、本展は再構成され今後10年にわたり海外各国を巡回します。
左)【金沢21世紀美術館】 設計:妹島和世+西沢立衛/SANAA
右)【せんだいメディアテーク】 設計:伊東豊 雄建築設計事務所 撮影:Nacasa & Partners
《出品予定建築家》
青木淳、安藤忠雄、石山修武、磯崎新、伊東豊雄、大谷弘明、黒川紀章、妹島和世+西澤立衛、原広司、坂茂、藤本壮介、Herzog & de Meuron、槇文彦、みかんぐみ、宮本佳明、ヨコミゾ・マコト ほか
関連イベント
- カフェ+ギャラリートーク 『パラレル・ニッポン』
- 2006年10月24日(火) 17:00~19:00 終了致しました
『パラレル・ニッポン』展の開催にあわせて、カフェ+ギャラリートークを開催します。今回は建築史家の米山勇さんをゲストに、都市と建築、写真にとらえられた建築についてお話をうかがいます。
ゲスト:米山勇(建築史家・江戸東京博物館助教授)
会場:東京都写真美術館2階「カフェ・シャンブルクレール」
- シンポジウム「ポストバブルの建築シーン」
- 2006年11月9日(木) 18:30~ 終了致しました
司会:三宅理一
出演:藤森照信/ヨコミゾ マコト/三浦展/米山勇 ほか
会場:国際交流基金
詳細:交流基金にFAXでお申し込みください(先着200名様まで)
国際交流基金:電話 03−5562−3529/FAX 03−5562−3500
展覧会図録
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パラレル・ニッポン−現代日本建築展1996-2006
■主催 :独立行政法人国際交流基金/社団法人日本建築学会/財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/東京新聞
■後援 :外務省
■協力 :日本バーチャルリアリティ学会/筑波大学岩田研究室