記憶:リメンブランス
―現代写真・映像の表現から
2024.3.1(金)—6.9(日)
- 開催期間:2024年3月1日(金)~6月9日(日)
- 休館日:月曜休館(ただし4/29(月)5/6(月)は開館。5/7(火)は休館)
- 料金:一般 700(560)円/学生 560(440)円/中高生・65歳以上 350(280)円 ※( )は有料入場者20名以上の団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引料金 *各種割引の詳細はご利用案内をご参照ください。各種割引の併用はできません。/小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料/年間パスポートご提示者は割引または無料(回数上限あり)/第3水曜日は65歳以上無料
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写真・映像は、人々のどのような「記憶」を捉えようとしてきたのでしょうか。現場で記録するルポルタージュやドキュメンタリーだけでなく、時間や空間が隔てられていても、観る者の感覚を揺さぶり、想像力を拡張させることで目には見えない記憶を伝える試みも続けられました。それぞれが他者の記憶、あるいは時代に刻まれたイメージと観る者自身の記憶とを結び付ける写真・映像の特性を活かしたものでありながらも、作家たちのアプローチは多様です。
本展では、『決闘写真論』(1976 年)における篠山紀信の示唆を起点としながら、高齢化社会や人工知能(AI)のテーマに至る日本、ベトナム、フィンランドの注目される7 組8 名のアーティストたちの新作、日本未公開作を含む70 余点を紹介します。
参加作家|
篠山紀信、米田知子、グエン・チン・ティ(NGUYỄN Trinh Thi ベトナム)、小田原のどか、村山悟郎〔コンセプト:池上高志(サイエンス)+ 村山悟郎(アート)実装:Alternative Machine + Qosmo, inc.〕、マルヤ・ピリラ(Marja PIRILÄ フィンランド)、 Satoko Sai + Tomoko Kurahara(順不同)
篠山紀信《家 石川県珠洲市》1974年 東京都写真美術館蔵
グエン・チン・ティ《パンドゥランガからの手紙》2015年 東京都写真美術館蔵
作家不詳《(上野彦馬翁銅像再建除幕式)》 1951年 東京都写真美術館蔵
村山悟郎《データのバロック- 機械学習のための千のドローイング no.1》2023年 作家蔵
マルヤ・ピリラ《カメラ・オブスクラ/ ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より 2011 年 作家蔵
Satoko Sai + Tomoko Kurahara《ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より2011年 作家蔵
※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
協 賛|東京都写真美術館支援会員
助成|フィンランドセンター
関連イベント
- アーティスト・トーク(米田知子 × マルヤ・ピリラ)
- 2024年3月2日(土) 13:30~15:30 終了致しました
会 場:東京都写真美術館 1階ホール
参加費:無料
定 員:190名(整理番号順入場/自由席)
※当日10:00より、1階総合受付にて整理券を配布いたします。 - アーティスト・トーク(グエン・チン・ティ)
- 2024年4月21日(日) 16:00~18:00 終了致しました
会 場:東京都写真美術館 1階ホール
参加費:無料
定 員:190名(整理番号順入場/自由席)
※当日10:00より、1階総合受付にて整理券を配布いたします。 - 担当学芸員によるギャラリー・トーク
- 2024年3月1日(金) 14:00~ 終了致しました
会 場:東京都写真美術館 2階展示室
参加費:無料(要チケット提示)
※当日有効の「記憶:リメンブランス」展チケット(「年間パスポート2023」、「東京・ミュージアム ぐるっとパス」を含む)または展覧会無料対象の方は各種証明書等をご持参の上、2階展示室入口にお集まりください。 - 担当学芸員によるギャラリー・トーク(手話通訳付き)
- 2024年4月5日(金) 14:00~ 終了致しました
2024年5月17日(金) 14:00~ 終了致しました
会 場:東京都写真美術館 2階展示室
参加費:無料(要チケット提示)
※当日有効の「記憶:リメンブランス」展チケット(「年間パスポート2024」、「東京・ミュージアム ぐるっとパス」を含む)または展覧会無料対象の方は各種証明書等をご持参の上、2階展示室入口にお集まりください。
展覧会図録
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記憶:リメンブランス―現代写真・映像の表現から
A4、176頁、 2,800円(税込)、東京都写真美術館発行
出品作品図版、小田原のどか《像の記憶と手ざわり:上野彦馬の写真、彫刻、墓、記念碑》テキスト、石川美子氏(フランス文学者、明治学院大学名誉教授)、関昭郎(当館学芸員)による論考等