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3F 展示室

恵比寿映像祭2024

コミッション・プロジェクト

2024.2.203.24

  • 開催期間:2024年2月20日3月24日
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:無料

恵比寿映像祭2023から始まった、日本を拠点に活動する新進アーティストを選出し、制作委嘱した映像作品を新たな恵比寿映像祭の成果として発表する「コミッション・プロジェクト」。恵比寿映像祭2024では、前回特別賞を受賞した2名のアーティストである荒木悠、金仁淑(キム・インスク)による特別展示を、総合テーマ「月へ行く30 の方法」と連動させながら具現化します。また会期中には、映像表現に通じた国内外の審査委員5名によって、第2回コミッション・プロジェクトを委嘱する4 名のアーティスト(ファイナリスト)を選出し、その結果を発表します。

●コミッション・プロジェクト特別展示 参加作家
荒木悠|Yu ARAKI
ワシントン大学で彫刻を、東京藝術大学では映像を学ぶ。日英の通訳業を挫折後、誤訳に着目した制作を始める。英語圏において、「鋳造」と「配役」がどちらも「キャスティング(casting)」と呼ばれていることを起点に、オリジナルからコピーが作られる過程で生じる差異を再現・再演・再生といった表現手法で探究している。2023年に発表した《仮面の正体(海賊盤)》で恵比寿映像祭2023 コミッション・プロジェクト特別賞を受賞。本作は同年、台湾現代文化実験場(C-LAB)でのグループ展「Memory Palace in Ruins」にて再展示された。


荒木悠《Road Movie》2014年 ©Yu Araki / Image courtesy of the artist and MUJIN-TO Production

金仁淑|KIM Insook
大阪府生まれ。2003年に留学のため韓国へ移住。韓国、ドイツでの滞在制作を経て2018年から東京とソウルを拠点に制作活動を展開。多様な「個」の日常や記憶、歴史、伝統、関係性、共同体の中に存在する個々のアイデンティティなどをテーマに、移民や地域のコミュニティの人々とコミュニケーションを基盤としたプロジェクトを行う。2008年に光州市立美術館で個展「sweet hours」を開催。国立現代美術館(韓国)、ソウル市立美術館、森美術館、大邱フォトビエンナーレなど、国内外の芸術祭や企画展で作品を発表。


金仁淑《House to Home》2021年 トーキョーアーツアンドスペース、東京、2021年

恵比寿映像祭公式ホームページ(外部サイト)

主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、日本経済新聞社
共催| サッポロ不動産開発株式会社、公益財団法⼈⽇仏会館
助成| オランダ王国⼤使館、台湾⽂化部、台北駐⽇経済⽂化代表処 台湾⽂化センター
後援|株式会社TBS テレビ、J-WAVE 81.3FM
協賛|サッポロビール株式会社

※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。