恵比寿映像祭2023
テクノロジー?
2023.2.3(金)—2.19(日)
- 開催期間:2023年2月3日(金)~2月19日(日)
- 休館日:毎週月曜日 時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで、最終日は18:00まで)
- 料金:入場無料 ※一部のプログラム(上映など)は有料 ※オンラインによる日時指定予約を推奨いたします。
恵比寿映像祭は、平成21(2009)年の第1回開催以来、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行ってきた映像とアートの国際フェスティヴァルです。映像分野における創造活動の活性化と、映像表現やメディアの発展をいかに育み、継承していくかという課題について広く共有する場となることを目指してきました。
「映像とは何か」という問いを投げかけながら、国内外の映像表現を紹介してきた10年以上の歳月のなかで、映像を取り巻く状況は大きく変化してきました。このような映像をめぐる社会状況の変化のなかで、「映像とは何か」という問いを引き続き深めていくために、15回目を迎える恵比寿映像祭2023からは、「コミッション・プロジェクト」をはじめとする、いくつかの新たな試みを開始することで、映像祭の役割をさらに強化していきます。
総合テーマ「テクノロジー?|Technology?」
私たちが日常目にする映像技術である、写真、映画、ヴィデオやアニメーション。これら映像表現のテクノロジーは、19世紀以降、大きく発展し、今日では高解像度のイメージや、より長時間の映像を処理することができるようになりました。映像技術は、より高精細で、より情報量の多いイメージを作ることを目指して発展してきたと言っても良いかもしれません。
技術には、一般化されて広く共有され、定着していくという側面がありますが、共有されるための規範は、誰が、いつ、どのように決めるのでしょうか?今当たり前に見ている高精細の映像が、100年後にどのようなリアリティとして受け止められるのかは誰も予測できません。歴史を振り返ったとき、技術が思いがけない要素として、働いていた、ということを発見することがあります。例えば、高解像度の映像の中に、あえて手作りの感触を含めることで、臨場感を高めるなど、時にアーティストの表現は、そうした技術の対話の中から生み出され、思いもよらない発見をする可能性を持っています。
恵比寿映像祭2023では、「テクノロジー?」というテーマを通して、多種多様な映像表現の実践を検証し、アートと技術との対話の可能性を考察していきます。
※コミッション・プロジェクト(3F)のみ、3/26(日)まで開催します。
共催:サッポロ不動産開発株式会社
後援:J-WAVE 81.3FM
協賛:東京都写真美術館支援会員
※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。