3F 展示室
【開催中止】光のメディア(仮称)
12月1日(火)~1月24日(日)
- 開催期間:12月1日(火)~1月24日(日) 決定次第お知らせします。
写真は、カメラを使って、人物や風景などの被写体が撮影されたものと考えられています。そして、もう少し突き詰めていくと、「光」そのものを支持体(紙など)に定着させたメディアであるという特性に、その本質があると考えられます。その特性から写真誕生以来、多くの作家たちが 芸術表現の手段として様々な作品を生み出し、時には不可視のエネルギーさえも画像につなぎ止めようと試みました。 本展では、写真通史を網羅する当館コレクションより、19世紀初頭のウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットから、20世紀初頭のモホイ=ナジ、マン・レイらを経て現代まで、選りすぐられた珠玉の名品を通じて、カメラを用いずに光をダイレクトに作品化する表現(カメラレス・フォトグラフィー)の系譜をたどると共に、多重露光や長時間露光など、光を捉える多様でユニークな試みを紹介します。
ラースロー・モホイ=ナジ 《無題》 1922年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館
□主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館