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《UN-DEAD-LINK》2008年[参考図版],(左)photo: Stefan Holenstein, courtesy of [plug.in] , Basel

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B1F 展示室

エキソニモ UN-DEAD-LINK アン・デッド・リンク

インターネットアートへの再接続

2020.8.1810.11

  • 開催期間:2020年8月18日10月11日
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:一般 700(560)円/大学・専門学校生 560(440)円/中高生・65歳以上 350(280)円 ※( )は20名以上の団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポートご提示者/小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 ※各種割引の詳細はご利用案内をご参照ください。10月1日(木・都民の日)は無料。※各種割引の併用はできません。



インターネットが一般に普及し始めた1990年代から、いち早くインターネットそのものを素材として扱い、ユーモアのある切り口と新しい視点を備えた作品でインターネットアート、メディアアートを軸足に、アートの領域を拡張してきたエキソニモ。エキソニモは、現在ニューヨークを拠点として活動する千房けん輔と赤岩やえによる日本のアート・ユニットで、デジタルとアナログ、ネットワーク世界と実世界を柔軟 に横断しながら、実験的なプロジェクトを数多く手がけてきました。本展では、24年間に及ぶその多彩な活動を、初期のインターネットアートから本展で初公開される新作《UN-DEAD-LINK 2020》を含む近年の大型インスタレーションまでの作品群によって構成し、インターネット上の会場と美術館の展覧会会場を連動させ、エキソニモの全活動の軌跡に迫ります。 新作のタイトルでもある「UN-DEAD-LINKアン・デッド・リンク」には、インター ネット上で接続できなくなった、リンク先が存在しない「デッド・リンク DEAD-LINK」の作品を再考し、「アン・デッド・リンク UN-DEAD-LINK」として、アクセス可能にするという意味がこめられています。新型コロナ禍によって、世界中の景色が一変し、人間同士の物理的な距離をだれもが意識せざるをえない現在、オンラインとリアルを自由に横断してきたエキソニモの活動を考察することで、メディアの歴史のみならず、今日的な表現のあり方、そして人やモノとのつながり方の未来と新たな可能性を探求していきます。

※本展は地下1階展示室のほか、2Fロビー、インターネット会場で開催いたします。
インターネット会場はこちら


 
《Realm》2020年


《DISCODER》1999年


《Frag Mental Storm》 2007年

 
《Heavy Body Paint》2016年



エキソニモ exonemo
1996年に結成された千房けん輔と赤岩やえによる日本のアート・ユニット。2006年、世界最大のメディアアート・フェスティバル「アルスエレクトロニカ」において《The Road Movie》がゴールデン・ニカ(大賞)を受賞。近年の主な展覧会に、「あいちトリエンナーレ2019」愛知芸術文化センター(名古屋、2019年)「SUNRISE/SUNSET Artport」Whitney Museum website(ニューヨーク、2019年)、「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館(茨城、2018年)、「メディアアートの輪廻転生」山口情報芸術センター[YCAM](山口、2018年)、「エキソニモの「猿へ」」三菱地所アルティアム(福岡、2013年)など。2015年よりニューヨークを拠点に活動。
http://exonemo.com

□主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/日本経済新聞社
□助成:令和2年度文化庁メディア芸術アーカイブ推進支援事業