本日は開館しております(10:00-18:00)
B1F 展示室

写真新世紀 2019

2019.10.1911.17

  • 開催期間:2019年10月19日11月17日
  • 休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:入場無料

写真で何ができるだろう?
写真でしかできないことは何だろう?

第42回公募受賞作品展

「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、キヤノンが1991年にスタートした文化支援プロジェクトです。 銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しており、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど新人写真家登竜門として広く認知されています。これまでの応募者総数は31,357名(組)となっております。
「写真新世紀」は2015年度を機に、撮影機器の進化に合わせて静止画・動画を含むデジタル作品の応募も開始しました。ジャンルを問わない新しい視点による作品、作家の創作活動を支援出来るよう、応募システムを整え、グローバルに公募を展開しています。この試みに、今年は1,959名の方がチャレンジされ、その中から審査員7名がそれぞれに優秀賞、佳作を選出しました。「写真新世紀展 2019」では、それら受賞作品をご紹介します。 11月8日(金)には、グランプリ選出公開審査会を開催し、優秀賞受賞者の中から本年度のグランプリが審査員の合議の下、選出される予定です。グランプリには、賞金100万円とキヤノンカメラ製品50万円相当が贈られます。
会場では、2018年度のグランプリ受賞者ソン・ニアン・アン氏の新作個展を同時開催するほか、開催初日の10月19日(土)には、オープンを祝して出展者によるアーティスト・トークを開催します。また、関連イベントとして審査員によるレクチャーを企画するほか、写真家を志す方々を対象にして2019年度の審査員に直接講評してもらえるポートフォリオレビューも開催します。 この機会に才能溢れる若手写真家たちの現代を見つめる斬新な眼差しと写真表現の可能性に触れていただければと思います。

優秀賞受賞者 ※五十音順敬称
ポール・グラハム 選  江口 那津子「Dialogue」
安村崇 選  遠藤 祐輔    「Formerly Known As Photography」
瀧本幹也 選  幸田大地    「background」
サンドラ・フィリップス 選   小林寿「エリートなゴミ達へ」
ユーリン・リー 選     田島顯「空を見ているものたち」
リネケ・ダイクストラ 選   中村 智道「蟻のような」
椹木野衣 選   吉田多麻希「Sympathetic Resonance」

佳作受賞者
伊藤ゆかり「身体」 (瀧本幹也 選)
宇平剛史「Skin」 (瀧本幹也 選)
柏田テツオ「ストレンジャー」 (サンドラ・フィリップス 選)
金井啓太「追憶と槌」 (ユーリン・リー 選)
真治一樹「路上無常」 (リネケ・ダイクストラ 選)
高木ひでこ「イスノキモチ」 (安村崇 選)
立川清志楼「15minutes」 (安村崇 選)
陳少師「Small Town In Transition」 (ポール・グラハム 選)
新田将行「横須賀regret」 (椹木野衣 選)
原田愛子「Untitled (for "A Double Helix of Kinsey")」 (ユーリン・リー 選)
尾藤能暢「それぞれの窓からのそれぞれの眺め」 (サンドラ・フィリップス 選)
松下律子「いつか宇宙に還る」 (ポール・グラハム 選)
Yas⁺「0546 KOBE」 (椹木野衣 選)
王 露「時間の風、そのまま」 (リネケ・ダイクストラ 選)

写真新世紀公式 ホームページ (Official Website)


第42回公募優秀賞選出審査会
審査員 《左から》ユーリン・リー氏(台湾高雄市立美術館ディレクター)/ポール・グラハム氏(写真家)/サンドラ・フィリップ氏(SF MoMa名誉キュレーター)/安村 崇氏(写真家) 椹木 野衣氏(美術評論家)/リネケ・ダイクストラ氏(写真家)/瀧本 幹也氏(写真家)

【お問い合わせ】キヤノン株式会社 写真新世紀事務局 〒146-8501 東京都大田区下丸子3-30-2 TEL 03-5482-3904

□主催:キヤノン株式会社 
□共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館

関連イベント

アーティスト・トーク
日時:2019年10月19日(土) 第一部 14:15~15:00 / 第二部 15:30~17:30
会場:東京都写真美術館地下1階展示室 入場無料(どなたでもお気軽にご参加ください) 
内容:第一部 2019年度佳作受賞者による作品紹介と制作意図の説明 / 第二部 2019年度優秀賞7名と2018年度グランプリ受賞者による作品紹介、制作に関するプレゼンテーション、作品スライドの上映
グランプリ選出公開審査会、表彰式
優秀賞7名が作品プレゼンテーションを行い、審査員7名の審議により本年度のグランプリを選出します。
日時:2019年11月8日(金) 審査会 14:30~16:30(開場14:00~)  表彰式 17:30~17:50 受賞祝賀会 18:00~19:30
会場:東京都写真美術館 1階ホールほか
定員:先着180名 入場無料 事前申込制
申し込み方法:メールにてお申込みください。 メールの表題を「グランプリ選出公開審査会への参加希望」とし、住所、氏名、参加人数(2名様まで可)を明記の上、送信先:cast@web.canon.co.jpまで送信してください。 なお2名様で参加希望の方はその方の氏名もご記入ください。(個人情報の取扱いについては写真新世紀ホームページにてご確認ください。)
受付期間:10月1日(火)より受付を開始し、満席になり次第終了します。(満席のお知らせはホームページで行います。)
当選結果:返信メールにてご通知します。当日はその通知メールをプリントアウトの上、お越しください。(入場時に確認させていただきます。)
※グランプリ受賞者には、奨励金として100万円、副賞のデジタル一眼レフカメラのほか、特典として次年度の受賞作品展における個展開催の権利などが授与されます。
※公開審査会終了後、17:30頃から佳作・優秀賞の表彰、グランプリの発表・表彰を行う表彰式のほか、祝賀会も開催します。
レクチャー/トークショー
審査員によるレクチャー/トークショーを二部構成で開催します。第一部は、現代写真界の巨匠ポール・グラハム氏の待望の新刊『Mother』(MAC*K*)を記念したレクチャー(写真集購入の方を対象にサイン会有)を行います。第二部は、写真家リネケ・ダイクストラ氏とサンドラ・フィリップス氏のトークショーを開催します。被写体にしっかりと向き合い、数々の魅力溢れるポートレート作品を発表しているリネケ氏。新たな写真表現を希求し、静止画・動画の境界に迫るように取り組んだヴィデオ作品「泣く女」を含め、多数の作品をご紹介いただきます。奮ってご参加ください!
日時:2019年11月9日(土) 第一部:14:00~15:30 ポール・グラハム 新作「Mother」出版記念レクチャー&写真集販売/サイン会 講演:ポール・グラハム(写真家)
第二部:16:00~17:30 リネケ・ダイクストラ、サンドラ・フィリップス トークショー「ポートレートのかがやき」 講演:リネケ・ダイクストラ(写真家) サンドラ・フィリップス(SF MoMA名誉キュレーター)
会場:東京都写真美術館 1階ホール   定員:先着180名 入場無料 事前申込予約 入れ替え制 
申し込み方法:メールで表題を「レクチャー申し込み」とし、ご希望の部と氏名を明記の上、cast@web.canon.co.jpまで送信してください。
ポートフォリオ・レビュー
日時:2019年11月10日(日) 14:00~17:00
会場:東京都写真美術館 1階スタジオ 入場無料
対象:写真新世紀に応募を検討している方 制作に関してアドバイスの欲しい方
申し込み方法:写真新世紀ホームページを参照の上お申し込みください。
レビュアー:2019年度写真新世紀審査員、東京都写真美術館学芸員
オーディエンス賞
優秀賞・佳作の展示作品を対象に優れた作品に対して1票を投じるオーディエンス賞。投票数が最も多かった作家には、キヤノンカメラが贈られるほか、その作家を選んだ投票者の方にも抽選で同じカメラをタイアップで進呈します。お気に入りの作品にぜひ投票してください!
投票期間:2019年10月19日(土)10:00~11月17日(日)18:00
発表:11月28日(木)写真新世紀ホームページ/Twitter
※投票は、会場で配布する投票用紙に作品番号を記入し、会場内設置の投票箱に投票する形式です。
※投票は、おひとり様1票のみとさせていただきます。