障害の有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が集まり、ことばを交わしながら一緒に作品を鑑賞します。
目の見える人、見えない人の2人のナビゲーターとともに、見えていることや感じていることを言葉にして伝え合いながら鑑賞をします。
さまざまな視点を持ち寄ることで、一人では出会えない新しい作品や展覧会の楽しみ方を発見します。
「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ」展をテーマとして、展覧会場にて対面で開催します。ぜひご参加ください。
展覧会の詳細についてはこちらをご覧ください。
*手話の必要な参加者がいらっしゃる場合は手話通訳者がつきます。
パブリックプログラム
写真や映像の世界に興味や好奇心を持っている人、美術館をより楽しみたい人に。デジタルカメラが全盛の今だからこそ、「ものづくりの実感」や「原点を知るアナログ体験」を伝えたいと、私たちは考えています。暗室での写真の現像体験を行う「モノクロ銀塩プリントワークショップ」は、写真づくりの楽しさを知る機会となるでしょう。2016年からは新しくTOPコレクション展での鑑賞プログラムも始めました。「つくること」や「見ること」を通して、写真・映像を体験する/学ぶためのワークショップや体験型プログラムを豊富に用意しています。ぜひご参加ください。
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これから開催するプログラム
「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」展に関連して開催する特別ワークショップ。
講師にプリミティブメディアアーティスト橋本典久さんを迎えて開催します。
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19世紀に発明された、おどろくべき映像装置を作ってみよう!
フェナキスティスコープは円盤に開けられた細長い隙間から鏡をのぞくと、「回しているのに止まって見えて、さらに絵が動いて見える」という不思議な装置。
次に作るのは、プラクシノスコープ。鏡を使うことで、スリットがいらなくなったんだ。デジタルカメラを使って作ってみよう。
どちらも順番に作れば難しくはないよ。
作るだけじゃなくて、絵が動いて見える理由もじっくり考えてみよう!
撮影:佐藤基 Photo: Sato Motoi
写真提供:シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT] Photo courtesy Civic Creative Base Tokyo [CCBT]
「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」展に関連して開催する特別ワークショップ。
講師に岩井俊雄さんを迎え、展覧会の出品作品《かがみの100かいだてのいえ》(いわいとしお作)を参考に、小型版「かがみの100かいだてのいえ」を作ります。
上下に鏡を取り付けた箱の中に、キャラクターや家具を紙に描いたり、切り抜いたりして、無限につながる不思議な世界を作りましょう。
©いわいとしお
©Toshio Iwai
夏休みに、小学生とその保護者が、一緒にご参加いただけるファミリープログラム「じっくり見たり、つくったりしよう!」を開催します。
「TOPコレクション 見ることの重奏」展を見て、展示室で作品について楽しく話し合ったり、展示作品に関連した制作をしたり、さまざまな体験ができるプログラムです。自分の目でじっくり見ることや、実際につくることの楽しさを通して、写真の理解を深めながら、たくさんの発見や驚きに出会いませんか。
今まで美術館に来たことがない人や、写真をつくることがはじめての人、もちろん、そうでない人も大歓迎です。夏休みの宿題にも最適です。
ぜひご参加ください!
*このプログラムは作品解説ではありません。