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小金沢健人パフォーマンスイベント“うつし かたり ふたり”
「マジック・ランタン 光と影の映像史」展の関連イベントとして、小金沢健人(本展出品作家)の映像と、志人(語り部)の語りによる、ライブパフォーマンスを開催します。
日 時 9月28日(金)19:00-19:30
出 演 小金沢健人(出品作家)、志人(語り部)
定 員 50名、先着順
会 場 東京都写真美術館B1F展示室
※本展チケット(当日消印)持参のうえ、展示室内・小金沢健人作品展示スペースに直接お集まりください。
※イベント開催中は、展示作品《よび つぎ うつし》のみ、通常通りご覧いただくことができません。 また、18時半以降、イベント準備のため作品をご覧いただけない場合がございます。パフォーマンス終了後、作品の展示を再開いたします。
※混雑状況によって、エリア内への入場規制をおこなう可能性がございます。あらかじめご了承ください。
<出演者プロフィール >
志人(sibitt/シビット、降神/TempleATS) 詩人/作家/作詩家/語り部
独自の日本語表現の探求により -言葉- に秘められた全く新しい可能性を示す -言葉の職人- 国境を越える芸術家達が集うTempleATS の一員として数多くの作品を世に残し、表現活動は多岐に渡る。音楽表現のみならず舞台芸術、古典芸能の分野でも活躍する国内外から注目を集める表現者。
小金沢健人(KOGANEZAWA Takehito)
「マジック・ランタン 光と影の映像史」展出品作家。1974年生まれ、東京在住。武蔵野美術大学映像学科卒業後ドイツに渡り、以来ベルリンを拠点に活動を続ける。映像、ドローイング、インスタレーションなど多様な表現メディアを用いた作品群を国内外で発表。東京都立川市にあるミシン工場の社員食堂跡を共同アトリエとして使用したことから名付けられた「スタジオ食堂」で活動したメンバーの一人。国内での主な個展に「Dancing In Your Head」(2004年/資生堂ギャラリー)、「あれとこれのあいだ」(2008年/神奈川県民ホールギャラリー)、「動物的」(2009年/丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)。
< パフォーマンスによせて-小金沢健人 >
展覧会への出品作品《よび つぎ うつし》は映像から音声や言葉を剥ぎ取った後の純粋な幻のようなものです。カメラとスクリーンの間にいくつもの層を作り出すこと、世界の輪郭を柔らかく動かすこと、瞬時に空間を無数に分割すること、そんなことが起こる空間です。そこに新たに志人さんの身体が入り、声が発せられると、からっぽの容器に水が満たされていくように全く別の世界が立ち上がってくるのではと期待しています。
何度も想像する映像/パフォーマンスの起源の風景のひとつは、太古の洞窟の中で光が物体に当たって影を作り、凸凹の表面に影が映り、それが動き出すときの不思議とそこに響く語り部の声。
「マジック・ランタン 光と影の映像史」展の詳細はこちら