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公式ホームページ → https://www.tomoyasu.net/special2018
- お問い合せ:ノーム 03-5919-1542
- 上映期間:2018年5月20日(日)~5月27日(日)
- 休映日:5月21日(月)
■上映時間
Aプログラム 13:40/16:50
Bプログラム 12:20/15:30
■料金
【Aプログラム】
当日券:一般1,500円/学生・シニア・中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方1,200円
各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館パスポート会員(会員証提示・同伴者1名まで) 1,300円
○ 当館での展覧会、映画の半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 1,300円
○ (公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,300円
○ 三越カード・伊勢丹カード、アトレビューSuicaカード会員(会員証提示) 1,300円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上、お二人揃ってご購入の場合・要証明) 2人で2,200円
○ 当館が発行する映画優待割引引換券(支援会員)持参者 1,300円
【Bプログラム】
当日券:一律1,100円
※各種割引はございません。
「僕にとって、映像は記憶装置」
“記憶”をテーマに、CG を用いずアナログにこだわって作り上げられた、驚異のパペット・ワンダーランド!
NHK プチプチ・アニメ『森のレシオ』やMr.Children のMV「HERO」などを手がけ、情感溢れる繊細な造形と、奇天烈で温かさと哀しさが同居する唯一無二の世界観で人々を魅了する映像作家・村⽥朋泰。大学時代に人形浄瑠璃やチェコのアニメーションを見たのをきっかけに、ミニチュアのセットを作って、関節の入った人形を少しずつ動かし撮影する、コマ撮りアニメーションを制作してきた村田の作品は、 一切台詞がなく、人形の目線や手のしぐさで感情を表現するのが大きな特色で、国内外のアニメーション・フェスティバルで高く評価されている。このたびの特集上 映では、初公開となる最新作『松が枝を結び』を含む7作品を上映。2011年の震災以降に着想し、10年間かけて制作を構想している「生と死にまつわる記憶の旅」 シリーズの最新作『松が枝を結び』を初公開!同シリーズの第一作目で、劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の主題歌Galileo Galilei「サークルゲーム」のMV に使われた『木ノ花ノ咲クヤ森』、第二作目の『天地』を合わせて上映する。また、古き良き昭和の世界を背景に一家に起こる不思議な出来事を描いた『家族デッキ』、 娘を亡くしたピアニストが体験する夢の旅を描いた『朱の路』など、15年にわたる創作の中から厳選した珠玉のパペットアニメーションを一挙上映!
【上映作品】
Aプログラム 80分
―〈路〉シリーズ
『朱の路』
娘を亡くした傷心のピアニスト。彼が体験する夢の旅
©TMC
暗く長いトンネルを走る列車。悲しみを抱えた男は車内で朱の花を差し出す少女と出会い、短い旅へと向かう。
その不思議な旅の終わりに、男は長く暗いトンネルを抜け…。
第2回国際アニメーションフェスティバル アニフェス 2003 トレボン入選
第9回広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞
森アートミュージアム企画 Young Video Artists Initiative 佳作
13:11/2002年/HD digital data
『白の路』
短い季節の思い出と切ない痛み。Mr.Cildren「HERO」MV作品。
©TMC
少年と少女が過ごした短い秋の思い出。それは大人になっても忘れることのない記憶と切ない痛み。男は冬の始まりに思い出の地を訪れ、自分が少年だったころの真っ白な路を辿っていく。
14:35/2003年/HD digital data
―家族デッキ
東京下町のタカタ理容店に住む七福神の“髪様”が起こすイタズラ。
©TMC
理容店を経営する高田家は、両親と中学生のお姉さん、小学生の弟の4人家族。この店に住む七福神の“髪様”のイタズラで、高田家の日常にちょっと不思議な出来事が起こる。
第13回⽂化庁メディア芸術祭/審査委員会推薦作品
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010/奨励賞
『家族デッキVol.1 高田家の春』4:13/2007年/HD digital data
『家族デッキVol.2 家族旅行』5:07 /2007年/HD digital data
―森のレシオ『こうかんトリ』
少女レシオと友だちのジャモンがゆく、不思議な世界の不思議なお話。
©NHK・NEP・TMC
鍵を集めているレシオはジャモンと大きな鳥かごに乗って、こうかんトリのヤップに会いに行く。ヤップは空の神様で、いろんなものを物々交換している。レシオたちは交渉を始めるが…。
5:00/2017年/HD digital data
―〈生と死にまつわる記憶の旅〉シリーズ
1幕『木ノ花ノ咲クヤ森』
過去を紡ごうとするウルフ。過去を消し去ろうとするハンター。
©TMC
記憶を失ったウルフは過去の痕跡を探しながら、全てを消し去ろうとする二人のハンターから逃走している。やがて世界の縁にたどりつき、そこで彼が見たものは…。
シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭2016入選
第10回国際アニメーションフェスティバルANCA入選
11:05/2015年/HD Digital data
2幕『天地』
自然現象と人間感情の習合をコンセプチュアルに映像化。
©TMC
火山、地震、気候の変化によって日本列島が生まれる「事のはじまり」。やがて生命が誕生し、人間が生まれることによって、“感情”の衝突が起こる。
10:31/2016年/HD digital data
3幕『松が枝を結び』
「現世と黄泉」「双生児」「断層」。対になるモノ同士のぶつかり合いで生まれる巨大な力と、うつろいゆくものへの無常観。
©TMC
震災で引き裂かれた双子の姉妹。死者となった少女は、現在と過去を行き来しながら記憶を取り戻していく。月と太陽が重なり、過去と現実の断層がつながっ た時、うさぎ男は少女を導き…。
16:33/2017年/HD digital data
Bプログラム 53分
『睡蓮の人』
©TMC |
16:00/2002年/HD digital data
『藍の路』
©TMC |
13:29/2006年/HD digital data
『檸檬の路』
©TMC |
13:10/2008年/HD digital data
―家族デッキ
東京下町のタカタ理容店に住む七福神の“髪様”が起こすイタズラ。
理容店を経営する高田家は、両親と中学生のお姉さん、小学生の弟の4人家族。この店に住む七福神の“髪様”のイタズラで、高田家の日常にちょっと不思議な出来事が起こる。
第13回⽂化庁メディア芸術祭/審査委員会推薦作品
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010/奨励賞
『家族デッキVol.3 喫茶店』
©TMC 4:34/2007年/HD digital data |
『家族デッキVol.4 クッキー』
©TMC 5:00/2009年/HD digital data |
ある冬の日、みんなは思い思いの休日を過ごしている。お母さんはみんなが大好きなクッキーを焼く。高田家のおだやかで少しおかしな1日。
関連イベント
- 村田監督によるパペット・アニメーション講座
- 2018年5月20日(日) 16:50の回上映後 終了致しました
【登壇者】村田朋泰監督
※予告なく変更になる場合がございます。 - 片渕須直監督 ×村田朋泰監督クロストーク
- 2018年5月23日(水) 16:50の回上映後 終了致しました
【登壇者】片渕須直監督、村田朋泰監督
※予告なく変更になる場合がございます。