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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

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《桂離宮》 中書院東庭から楽器の間ごしに新御殿を望む1981-82年 東京都写真美術館
2F

生誕100周年 石元泰博写真展(仮称)

2020.9.2911.23月・祝

  • 開催期間:2020年9月29日11月23日月・祝
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:決定次第お知らせします。

モダン・デザインの思想に裏打ちされた厳格な画面構成と造形意識から、日本にとどまらず国際的にも高い評価を得ている世界的写真家・石元泰博。2021年は、石元の生誕100年にあたります。本展はこの記念すべき年に先駆け、約60年にも及ぶ写真家としての軌跡を回顧します。
日本の伝統建築にモダニズムを見出した代表作「桂離宮」、都市と人間のあり方を問いかける「シカゴ」「東京」シリーズ、建築家やデザイナー、編集者らとの交流を示す建築写真やポートレート作品、晩年に取り組んだ「刻」、そして半世紀余りを共に歩んだ多重露光によるカラー作品シリーズなど、手掛けた仕事は多彩を極めます。石元の写真家としての確固たる意志や被写体へ鋭いまなざし、撮影に対する飽くなき探究心によって生み出されたこれらの作品群を通して、写真家・石元泰博の生涯をたどるとともに、今一度その魅力に迫ります。


石元泰博 Ishimoto Yasuhiro 1921―2012(大正10-平成24)年
1921年6月14日、アメリカ・サンフランシスコに生まれる。3歳のとき両親の郷里である高知県に戻り、39年高知県立農業高校を卒業。同年、単身渡米するが、間もなく太平洋戦争がはじまり、収容所生活を経験する。終戦後は、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(通称、ニュー・バウハウス)で、写真技法のみならず、石元作品の基礎を成す造形感覚の訓練を積む。その後、桂離宮のモダニズムを写真により見出した作品で高い評価を受ける。丹下健三、菊竹清訓、磯崎新、内藤廣など日本を代表する建築家の作品を多く撮影していたことでも知られる。

□主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術/読売新聞社/美術館連絡協議会
□特別協力:高知県立美術館/東京オペラシティアートギャラリー