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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

開館時間 10:00-18:00

入館は閉館時間の30分前まで

上映は1Fの上映時間を参照

本日は開館しております(10:00-18:00)

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アンダース・エドストローム 〈Martin Margiela spring/summer 94〉より 1993年 作家蔵 ©Anders Edström
2F

写真とファッション(仮称)

2020.3.35.10

  • 開催期間:2020年3月3日5月10日
  • 休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日休館) ※ゴールデン・ウィーク期間中の休館日は決定次第お知らせします
  • 料金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円 ※( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポートご提示者(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料 ※各種割引の併用はできません。

本展覧会では、「写真とファッション」をテーマとし、1990年代以降の写真とファッションの関係性とその変遷を探ります。 これまで写真は衣服が持つ魅力を伝えるという重要な役割を担ってきました。写真によって作り出されるイメージは、ときには衣服そのものよりも人々をひきつけ、時代を象徴するようなイメージとなっています。
1990年代に入り、ファッション写真という枠組みを超えて、人々に訴えかけるイメージを作り出す写真家や、インディペンデントなスタンスで情報を発信するファッション誌が登場しました。彼らの活動は、人々の考え方や生活スタイルにも影響を与え、その後の世代にも繰り返し参照されています。写真とファッションの関係性は、インターネットが普及した2000年代以降、さらなる変化を遂げます。かつては新聞や雑誌の編集者、記者など、限られた人々を介して伝えられていた最新のファッションショーや展示会の様子も、近年ではツイッターやインスタグラムなどSNSを通して、タイムラグなく一般の人々の手元に届けられるようになりました。また、情報を受け取るだけではなく、タグ付けをしたセルフィー(自撮り)に代表されるように、受け手自身も様々な形で情報発信を行っています。
本展覧会は監修に、長年にわたり文化誌『花椿』の編集者としてファッションやアートの世界を見つめてきた林央子氏を迎え、国内外のアーティストによる作品で写真とファッションの関係性とその変遷を探る試みです。時代のターニングポイントとなった稀少なファッション誌の展示や、トークイベントの開催など、様々な角度から写真とファッションをお楽しみください。

出品作家
髙橋恭司、アンダース・エドストローム、エレン・フライス、前田征紀、PUGMENT、ホンマタカシほか(予定)

髙橋恭司 Kyoji Takahashi
1960年生まれ。1990年代より広告や海外雑誌『Purple』などで作品を発表し、今日の写真家に多大な影響を与えている。個展「夜の深み」(nap gallery、2016年)、グループ展「Elysian Fields」(ポンピドゥー・センター、2000年)ほか。写真集に『The Mad Broom of Life』(用美社、1994年) 、『Road Movie』(リトルモア、1995年)、『Takahashi Kyoji』(光琳社出版、1996年)、『Life Goes On』(光琳社出版、1997年)など多数。


髙橋恭司《Tokyo Girl》〈The Mad Broom of Life〉より 1991- 93年 作家蔵(参考図版) ©Kyoji Takahashi, courtesy of nap gallery

アンダース・エドストローム Anders Edström
1966年、スウェーデン生まれ。1990年にパリ移住後、デザイナーのマルタン・マルジェラと仕事を始め、メゾン・マルタン・マルジェラの撮影を長年にわたって手がけた。ファッション・カルチャー誌『Purple』など、雑誌でも多くの作品を発表している。 アンダース・エドストローム 〈Martin Margiela spring/summer 94〉より 1993年 作家蔵 (参考図版)©Anders Edström

アンダース・エドストローム 〈Martin Margiela spring/summer 94〉より 1993年 作家蔵 ©Anders Edström

エレン・フライス Elein Fleiss
1968年、フランス生まれ。1990年代から2000年初頭にかけて、インディペンデントな編集方針によるファッション・カルチャー誌『Purple』を発行。2004年から2008年まで、個人的な視点にもとづくジャーナリズム誌『The Purple Journal』を発行した。現在はフランス南西部の田舎町を拠点に、写真や文章による作家活動を行っている。

エレン・フライス〈Landscapes〉より 2019年 作家蔵(参考図版) ©Elein Fleiss

前田征紀 Yukinori Maeda
現代美術作家、COSMIC WONDER主宰。写真、立体、絵画などで自身の経験した事象を主体とした精神的な空間を表現している。主な個展に「溌墨智異竜宮山水図」(タカ・イシイギャラリー 東京、2018年)、主なグループ展に「ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR―世界はどこまで知ることができるか?―」(横浜美術館ほか、2011年)など。現在は京都北部の里山にある茅葺屋根の古民家を拠点に活動している。

前田征紀《智異竜宮山水図》 2018年 作家蔵(参考図版) ©Yukinori Maeda, courtesy of Taka Ishii Gallery

PUGMENT パグメント
2014年に東京で創設されたファッション・レーベル。衣服が人間の営みにおいて価値や意味が変容していくプロセスを観察し、衣服の制作工程に組み込む。ファッションにまつわるイメージと人との関係性に着目し、既にある価値・環境・情報について別の視点を持つための衣服を発表する。 主な発表として「Spring 2019」(KAYOKOYUKI、東京、2018)、「1XXX‒2018‒2XXX」(KAYOKOYUKI / Utrecht / nida deux、東京、2018)など。

PUGMENT 〈1XXX–2018–2XXX〉より 2018年(撮影:小濵晴美)(参考図版)©PUGMENT

ホンマタカシ Takashi Homma
1962年東京生まれ。写真集多数、著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(2009年)がある。近年の作品集に『TRAILS』(MACK)、『THE NARCISSISTIC CITY』(MACK)がある。また2019年中に『Symphony その森の子供mushrooms from the forest(仮)』、『コルビュジエの(仮)』を刊行予定。現在、東京造形大学大学院客員教授。本展には、ファッション・レーベル「PUGMENT」とのコラボレーション作品を出品予定。

PUGMENT×ホンマタカシ 〈Images〉より 2016年 作家蔵(参考図版) ©PUGMENT, ©Takashi Homma

本展監修者
林 央子 Hayashi Nanako
1966年生まれ。資生堂『花椿』編集部に所属(1988~2001年)の後、フリーランスに。2002年、同時代を生きるアーティストとの対話から紡ぎ出す個人雑誌『here and there』を創刊。2011年に刊行した『拡張するファッション』(スペースシャワーネットワーク)では、ファッションを軸に現代的なものづくりや表現の方法を探っている国内外のアーティストたちの仕事を紹介。2014年には、同書で紹介した作家たちを含むグループ展「拡張するファッション」展(水戸芸術館現代美術センター、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)が開催された。

□主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館

関連イベント

 
このほかにも、会期中に関連イベントを開催いたします。詳細は決定次第お知らせいたします。
展覧会担当学芸員によるギャラリートーク/手話通訳つきギャラリートーク
会期中の第2、第4金曜日14:00より、担当学芸員による展示解説を行います。 展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、2階展示室入口にお集まりください。
上記のうち、2019年3月27日(金)は手話通訳つきで行います。