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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

開館時間 10:00-18:00

入館は閉館時間の30分前まで

上映は1Fの上映時間を参照

本日は開館しております(10:00-18:00)

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  (長崎パノラマ)撮影:内田九一 販売:日下部金兵衛
    撮影年:1872(明治5)年 鶏卵紙に手彩色 東京都写真美術館蔵
2F

写真発祥地の原風景 長崎

2018.3.65.6

  • 開催期間:2018年3月6日5月6日
  • 休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:一般 700(560)円/学生 600(480)円/中高生・65歳以上 500(400)円 ※ ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポートご提示者(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料

東京都写真美術館では、明治改元150周年を記念し、写真発祥地をとらえた初期写真を核に、幕末・明治の姿を再構築する連続展を開催します。本年は、その第一段として「写真発祥地の原風景 長崎」(仮称)を開催します。 約150年前に江戸時代は終焉し、日本は西洋的近代国家へと向かいます。開国期に渡来した写真は、この転換期を捉え、現代に伝えています。江戸時代には留学(遊学)先としても栄えた“異域”「長崎」は、ジョセフ・ロシエやフェリーチェ・ベアトなどの外国人写真師が訪れて写真を残しました。さらに、写真開祖と呼ばれる上野彦馬(うえのひこま)をはじめ、内田(うちだくいち)九一、竹下佳治(たけしたけいじ)、為政虎三(ためまさとらぞう)などの日本人写真師が制作を行い、写真文化を普及します。写真が早くから普及した写真発祥地では、近世から近代の日本の姿を記録した写真が大量に制作されました。
本展では、初期写真だけでなく長崎学全般に詳しい姫野順一博士(長崎外国語大学教授)をアドバイザーに迎えて、「物」として現存する幕末~明治の写真作品に中心軸を据え、これらを支える台紙や写真帳の装幀にも注目します。さらに古地図や絵画・工芸など、ジャンルを交差したオリジナル作品・資料、投影画像や拡大地図等の併出によって、多元的に幕末~明治の「長崎」を再構築します。

出品作品・資料は、東京都写真美術館が収蔵する上野彦馬『長嵜市郷之撮影』、内田九一『西国巡幸写真帖』および同撮影で日下部金兵衛が頒布した《(長崎パノラマ)》、フェリーチェ・ベアト『幕末アルバム』や、堀江鍬二郎《上野彦馬像》(日本大学藝術学部蔵)、『ボードウィン・アルバム』(長崎大学附属図書館蔵)、『内田九一写真帖』(長崎歴史文化博物館蔵)等の写真作品のほか、長崎にまつわる稀覯本、幕末~明治の絵画作品、長崎版画、《長崎風物図箱》などの工芸品、長崎大学附属図書館収蔵の《肥州長崎図》をはじめとする古地図を予定しています。
本展は、初期写真を中心としたオリジナル作品・資料を鑑賞する稀有な機会であり、新たな切り口で幕末~明治の長崎を再構築する試みです。

□主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/長崎大学附属図書館/読売新聞社/美術館連絡協議会
□協力:長崎県/一般財団法人長崎県観光連盟/長崎市 
□協賛:ライオン/大日本印刷/損保ジャパン日本興亜/東京都写真美術館支援会員