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アレック・ソス スペシャルインタビュー公開!
アレック・ソスは、アメリカを代表する写真家であり、生まれ育ったアメリカ中西部などを題材とした、写真で物語を紡ぎだすような作品で、世界的に高い評価を受けてきました。初期の代表作〈Sleeping by the Mississippi〉から最新作〈Advice for Young Artists〉までを一堂に展示する、「部屋についての部屋(A Room of Rooms)」と題された本展について、お話をうかがいました。
2024.12 東京都写真美術館ニュース「アイズ2024」119号掲載
インタビュー:東直子
アレック・ソス 撮影:藤澤卓也
「部屋」がテーマとして掲げられていますが、今回の展覧会でどのように展開されていますか?
過去の作品を振り返るだけの回顧展ではなく、テーマを設けたいと考えていました。そこで、時系列の流れにはとどまらない捉え方があるのではないかと考え、自身が内なる空間、内なるものに着目した写真家である点にフォーカスを当てることにしたんです。また、「部屋についての部屋(A Room of Rooms)」というアイデアは、カメラそのものが一つ の「部屋」として機能し、レンズは窓のように外を映し出すという発想から生まれました。
デビュー作〈Sleeping by the Mississippi〉やそれ以前の作品が展示された一つ目の部屋から、あなたのその後の作品にも通底するキーワードの一つである「夢」の世界へと誘われました。
そうですね。すぐそばをミシシッピ川が流れているけれど、あなたはベッドの中にいて、夢の中でミシシッピ川を思い描いているような作品です。写真は現実を正確に伝えるだけのものではありません。ストイックなドキュメンタリーではなく、本作ではそこに住む人たちの夢や想像力を捉えたかったのです。
〈Sleeping by the Mississippi〉の撮影時、被写体に自身の夢を書いてもらったそうですね。黒い犬と一緒に写る男性のポートレイト写真では、テーブルの上に紙とペンが置かれていますが、そこには彼の夢が書かれているのでしょうか?
その通りです。うっかり残してしまっていました。ここには確か「このままの姿で100歳まで生きたい」というようなことが書かれていたのですが、悲しいことに、彼は10年ほど前に亡くなりました。このように時間の中に印を残すことができるのが、写真のすごさだと思います。若い頃は、写真において経験や新しい出会いがすべてでした。でも歳を重ねた今は、過去の写真を見ると月日の流れを意識するようになりました。別の部屋で展示している〈A Pound of Pictures〉は、その感覚について掘り下げた作品です。
アレック・ソス《Lenny, Minneapolis, Minnesota》〈Sleeping by the Mississippi〉より 2002年 作家蔵 ⓒAlec Soth
そのような感覚が研ぎ澄まされることで、本展に含めることにした作品はありますか?
例えば、二つ目の部屋に展示している、駆け出しの頃に撮影したモノクロの作品がそうです。バーで男女が出会うシーンや結婚式の後のセルフ・ポートレイトを、今回のように自由に混ぜる発想は30年前には持ち合わせていませんでした。
アレック・ソス《Cherry, Nye’s Polonaise Room, Minneapolis, Minnesota》〈Looking for Love〉より 1995年 作家蔵 ⓒAlec Soth
当時は無意識だったことに対して、時間が経ち特別な意味を見出すことはありますよね。あなたの作品にとって「部屋」は昔から重要な要素だったのでしょうか?
実は母がインテリアデコレーターだったこともあり、幼い頃から空間との関わりが深くありました。写真を通して、人々が住む空間を描写する中で、そこに宿る物語や痕跡を掘り下げることが自分の作品の核になっています。私はきっとスタジオで制作するのが向いているのですが、どういうわけか、私の作品に活力を与える唯一の方法は外の世界に出ていくこと。被写体の家族や生活空間に入り込むことで物語や感情を写真に込めることができるのです。
「アレック・ソス 部屋についての部屋」展 展示風景 撮影:髙橋健治
ウィリアム・エグルストンやスティーブン・ショアなど、あなたに大きな影響を与えた存在たちのポートレイトも展示された意図とは?
エグルストンやショアからの影響は明確かと思います。ナン・ゴールディンはわかりにくいかもしれませんが、彼女の写真には感情や思いが込められています。そしてボリス・ミハイロフにはユーモアや自己風刺があります。私の作品はよく「静かなもの」というイメージを持たれることが多いのですが、そうしたユーモアの要素は私の中にもあると思っています。 若い頃、彼らと想像の中で日々交流しながら刺激を受けていましたが、彼らと実際に会うのはそれとは異なる体験でした。彼らが自身の空間にいる姿を写真に収めることで、自分と彼らとの差異を実感し、彼らの確立された個性に対する敬意を持つようになりました。本展は、彼らを「部屋」の中に招き入れる格好の機会だと思ったんです。また、時が流れ、今では彼らとの関係が変わったと感じます。このような作品を制作したことが、最新作〈Advice for Young Artists〉にも繋がっています。アドバイスもなければ、決まった道もない。ただ自分自身で道を切り開くしかないのです。
アレック・ソス 撮影:藤澤卓也
2004年に北京で撮影した未発表の写真が含まれるなど、この展覧会にはサプライズの要素が散りばめられていますね。
中国の写真は、野球用語で言うなら「カーブボール」みたいなものですね(笑)。私は写真集を制作する上で、驚きの瞬間を作ることを大事にしています。ページをめくった時に「えっ、何これ?」と困惑するような感覚です。また、私といえば「アメリカの写真家」という一般的なイメージを覆すようなものも含めたいと思いました。
地理的な枠組みについて意識されますか?
初期作品の〈Sleeping by the Mississippi〉や〈Niagara〉を制作していたときは、入り口をわかりやすくするために、地理的な枠組みの中で作品を構築する必要性を感じていました。キャリアが長くなると、キャリア全体を通じて作品を楽しんでもらえるという利点が生まれます。その結果、作品の構造をより抽象的にする自由が得られるようになりました。〈Broken Manual〉は、アメリカが舞台ではありますが、地理的な枠組みではなく、「マニュアル」というコンセプトによって構成されているんです。
三つ目の部屋に展示されたアメリカを舞台にした〈Songbook〉、〈Broken Manual〉とパーソナルな作品〈Dog Days, Bogotá〉の組み合わせもとても興味深かったです。
この部屋は私の三つの全く異なる側面を見せていると思います。〈Songbook〉はより社会的で、世界とのつながりが強く、その一方で〈Broken Manual〉は、私自身や心理的な部分をより深く掘り下げた作品です。私は個人的な作品や家族写真が好きなのですが、自分では撮ることができません。でも、〈Dog Days, Bogotá〉は私がそれに最も近づいた作品だと思います。
私の作品において、一方には世界を探究するドキュメンタリーがあり、もう一方には内省的な作品があります。〈Sleeping by the Mississippi〉や〈Niagara〉はそのちょうど中間に位置する作品と言えるでしょう。そして〈Broken Manual〉では、さらに内面へと深く向き合いました。しかし、その後、〈Songbook〉でそれに反動を起こしました。どこか一つの場所に落ち着くことはなく、その間を行き来しているような感覚で制作を続けています。
アレック・ソス 《Bil, Sandusky, Ohio》〈Songbook〉より 2012年 東京都写真美術館蔵 ⓒAlec Soth
アレック・ソス《Untitled 07》〈Dog Days, Bogota〉より 2003年 東京都写真美術館蔵 ⓒAlec Soth
被写体が暮らす部屋を訪ねて世界各地を巡ったポートレイトシリーズ〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉が転換点とされる理由は何ですか?
それまで重要視していた内外の二項対立が崩れ、すべてがつながり合っているという感覚に至ったように感じました。ある種の精神的な体験によって、「すべてが同じ空間に存在している分子に過ぎない」という感覚を覚えたんです。本展では、このシリーズだけで一つの部屋を構成したのですが――実際に足を踏み入れたときに軽やかで、しかし同時に深いものも感じられ、とても美しいと思いました。でも、以降はその感覚を持続することはできず、再び自分の中に二項対立の構造が戻ってきたのですが、以前よりも縛られることが少なくなりました。今回は2点のみ展示している〈A Pound of Pictures〉というシリーズも、従来の構造から解放され、とても自由な方法で制作しました。この作品は、私にとって写真という媒体や、これまでのキャリア、そして自分自身を振り返る「始まり」のようなシリーズでもあります。
アレック・ソス 撮影:藤澤卓也
最新作〈Advice for Young Artists〉のテーマは何ですか?
この作品では「自己受容」が中心テーマとなっています。若いアーティストへのアドバイスという形式を取りながらも、自分が若い頃に持っていた創作の情熱を取り戻そうと試みました。〈Broken Manual〉ともつながりがあり、自分自身を笑い飛ばしていくようなユーモアがあります。自身の抽象的な心の中に向き合い、そうした精神風景を描き出しているんです。
アレック・ソス《Amelia》〈Advice for Young Artists〉より 2023年 作家蔵 ⓒAlec Soth
アレック・ソス 《Still LifeⅡ》〈Advice for Young Artists〉より 2024年 作家蔵 ⓒAlec Soth
Alec Soth
アレック・ソス
1969 年アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス生まれ。現在も同地を拠点に活動。これまでに、『Sleeping by the Mississippi』(Steidl、2004年)、『A Pound of Pictures』(MACK、2022 年)など、数多くの作品集を出版。「Gathered Leaves: Photographs by Alec Soth」(メディア・スペース、ロンドン、2015年)、「アレック・ソス Gathered Leaves」(神奈川県立近代美術館 葉山、2022年)など世界各地で展覧会を開催している。2004年に国際的な写真家集団「マグナム・フォト」に参加し、2008年より正会員。2008年から出版や教育活動を行うレーベル「Little Brown Mushroom」を主宰。
「アレック・ソス 部屋についての部屋」
2024年10月10日(木)~2025年1月19日(日)
東京都写真美術館 2階展示室
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4820.html
2024.12 東京都写真美術館ニュース「アイズ2024」119号掲載
インタビュー:東直子
アレック・ソス 撮影:藤澤卓也
「部屋」がテーマとして掲げられていますが、今回の展覧会でどのように展開されていますか?
過去の作品を振り返るだけの回顧展ではなく、テーマを設けたいと考えていました。そこで、時系列の流れにはとどまらない捉え方があるのではないかと考え、自身が内なる空間、内なるものに着目した写真家である点にフォーカスを当てることにしたんです。また、「部屋についての部屋(A Room of Rooms)」というアイデアは、カメラそのものが一つ の「部屋」として機能し、レンズは窓のように外を映し出すという発想から生まれました。
デビュー作〈Sleeping by the Mississippi〉やそれ以前の作品が展示された一つ目の部屋から、あなたのその後の作品にも通底するキーワードの一つである「夢」の世界へと誘われました。
そうですね。すぐそばをミシシッピ川が流れているけれど、あなたはベッドの中にいて、夢の中でミシシッピ川を思い描いているような作品です。写真は現実を正確に伝えるだけのものではありません。ストイックなドキュメンタリーではなく、本作ではそこに住む人たちの夢や想像力を捉えたかったのです。
〈Sleeping by the Mississippi〉の撮影時、被写体に自身の夢を書いてもらったそうですね。黒い犬と一緒に写る男性のポートレイト写真では、テーブルの上に紙とペンが置かれていますが、そこには彼の夢が書かれているのでしょうか?
その通りです。うっかり残してしまっていました。ここには確か「このままの姿で100歳まで生きたい」というようなことが書かれていたのですが、悲しいことに、彼は10年ほど前に亡くなりました。このように時間の中に印を残すことができるのが、写真のすごさだと思います。若い頃は、写真において経験や新しい出会いがすべてでした。でも歳を重ねた今は、過去の写真を見ると月日の流れを意識するようになりました。別の部屋で展示している〈A Pound of Pictures〉は、その感覚について掘り下げた作品です。
アレック・ソス《Lenny, Minneapolis, Minnesota》〈Sleeping by the Mississippi〉より 2002年 作家蔵 ⓒAlec Soth
そのような感覚が研ぎ澄まされることで、本展に含めることにした作品はありますか?
例えば、二つ目の部屋に展示している、駆け出しの頃に撮影したモノクロの作品がそうです。バーで男女が出会うシーンや結婚式の後のセルフ・ポートレイトを、今回のように自由に混ぜる発想は30年前には持ち合わせていませんでした。
アレック・ソス《Cherry, Nye’s Polonaise Room, Minneapolis, Minnesota》〈Looking for Love〉より 1995年 作家蔵 ⓒAlec Soth
当時は無意識だったことに対して、時間が経ち特別な意味を見出すことはありますよね。あなたの作品にとって「部屋」は昔から重要な要素だったのでしょうか?
実は母がインテリアデコレーターだったこともあり、幼い頃から空間との関わりが深くありました。写真を通して、人々が住む空間を描写する中で、そこに宿る物語や痕跡を掘り下げることが自分の作品の核になっています。私はきっとスタジオで制作するのが向いているのですが、どういうわけか、私の作品に活力を与える唯一の方法は外の世界に出ていくこと。被写体の家族や生活空間に入り込むことで物語や感情を写真に込めることができるのです。
「アレック・ソス 部屋についての部屋」展 展示風景 撮影:髙橋健治
ウィリアム・エグルストンやスティーブン・ショアなど、あなたに大きな影響を与えた存在たちのポートレイトも展示された意図とは?
エグルストンやショアからの影響は明確かと思います。ナン・ゴールディンはわかりにくいかもしれませんが、彼女の写真には感情や思いが込められています。そしてボリス・ミハイロフにはユーモアや自己風刺があります。私の作品はよく「静かなもの」というイメージを持たれることが多いのですが、そうしたユーモアの要素は私の中にもあると思っています。 若い頃、彼らと想像の中で日々交流しながら刺激を受けていましたが、彼らと実際に会うのはそれとは異なる体験でした。彼らが自身の空間にいる姿を写真に収めることで、自分と彼らとの差異を実感し、彼らの確立された個性に対する敬意を持つようになりました。本展は、彼らを「部屋」の中に招き入れる格好の機会だと思ったんです。また、時が流れ、今では彼らとの関係が変わったと感じます。このような作品を制作したことが、最新作〈Advice for Young Artists〉にも繋がっています。アドバイスもなければ、決まった道もない。ただ自分自身で道を切り開くしかないのです。
アレック・ソス 撮影:藤澤卓也
2004年に北京で撮影した未発表の写真が含まれるなど、この展覧会にはサプライズの要素が散りばめられていますね。
中国の写真は、野球用語で言うなら「カーブボール」みたいなものですね(笑)。私は写真集を制作する上で、驚きの瞬間を作ることを大事にしています。ページをめくった時に「えっ、何これ?」と困惑するような感覚です。また、私といえば「アメリカの写真家」という一般的なイメージを覆すようなものも含めたいと思いました。
地理的な枠組みについて意識されますか?
初期作品の〈Sleeping by the Mississippi〉や〈Niagara〉を制作していたときは、入り口をわかりやすくするために、地理的な枠組みの中で作品を構築する必要性を感じていました。キャリアが長くなると、キャリア全体を通じて作品を楽しんでもらえるという利点が生まれます。その結果、作品の構造をより抽象的にする自由が得られるようになりました。〈Broken Manual〉は、アメリカが舞台ではありますが、地理的な枠組みではなく、「マニュアル」というコンセプトによって構成されているんです。
三つ目の部屋に展示されたアメリカを舞台にした〈Songbook〉、〈Broken Manual〉とパーソナルな作品〈Dog Days, Bogotá〉の組み合わせもとても興味深かったです。
この部屋は私の三つの全く異なる側面を見せていると思います。〈Songbook〉はより社会的で、世界とのつながりが強く、その一方で〈Broken Manual〉は、私自身や心理的な部分をより深く掘り下げた作品です。私は個人的な作品や家族写真が好きなのですが、自分では撮ることができません。でも、〈Dog Days, Bogotá〉は私がそれに最も近づいた作品だと思います。
私の作品において、一方には世界を探究するドキュメンタリーがあり、もう一方には内省的な作品があります。〈Sleeping by the Mississippi〉や〈Niagara〉はそのちょうど中間に位置する作品と言えるでしょう。そして〈Broken Manual〉では、さらに内面へと深く向き合いました。しかし、その後、〈Songbook〉でそれに反動を起こしました。どこか一つの場所に落ち着くことはなく、その間を行き来しているような感覚で制作を続けています。
アレック・ソス 《Bil, Sandusky, Ohio》〈Songbook〉より 2012年 東京都写真美術館蔵 ⓒAlec Soth
アレック・ソス《Untitled 07》〈Dog Days, Bogota〉より 2003年 東京都写真美術館蔵 ⓒAlec Soth
被写体が暮らす部屋を訪ねて世界各地を巡ったポートレイトシリーズ〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉が転換点とされる理由は何ですか?
それまで重要視していた内外の二項対立が崩れ、すべてがつながり合っているという感覚に至ったように感じました。ある種の精神的な体験によって、「すべてが同じ空間に存在している分子に過ぎない」という感覚を覚えたんです。本展では、このシリーズだけで一つの部屋を構成したのですが――実際に足を踏み入れたときに軽やかで、しかし同時に深いものも感じられ、とても美しいと思いました。でも、以降はその感覚を持続することはできず、再び自分の中に二項対立の構造が戻ってきたのですが、以前よりも縛られることが少なくなりました。今回は2点のみ展示している〈A Pound of Pictures〉というシリーズも、従来の構造から解放され、とても自由な方法で制作しました。この作品は、私にとって写真という媒体や、これまでのキャリア、そして自分自身を振り返る「始まり」のようなシリーズでもあります。
アレック・ソス 撮影:藤澤卓也
最新作〈Advice for Young Artists〉のテーマは何ですか?
この作品では「自己受容」が中心テーマとなっています。若いアーティストへのアドバイスという形式を取りながらも、自分が若い頃に持っていた創作の情熱を取り戻そうと試みました。〈Broken Manual〉ともつながりがあり、自分自身を笑い飛ばしていくようなユーモアがあります。自身の抽象的な心の中に向き合い、そうした精神風景を描き出しているんです。
アレック・ソス《Amelia》〈Advice for Young Artists〉より 2023年 作家蔵 ⓒAlec Soth
アレック・ソス 《Still LifeⅡ》〈Advice for Young Artists〉より 2024年 作家蔵 ⓒAlec Soth
Alec Soth
アレック・ソス
1969 年アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス生まれ。現在も同地を拠点に活動。これまでに、『Sleeping by the Mississippi』(Steidl、2004年)、『A Pound of Pictures』(MACK、2022 年)など、数多くの作品集を出版。「Gathered Leaves: Photographs by Alec Soth」(メディア・スペース、ロンドン、2015年)、「アレック・ソス Gathered Leaves」(神奈川県立近代美術館 葉山、2022年)など世界各地で展覧会を開催している。2004年に国際的な写真家集団「マグナム・フォト」に参加し、2008年より正会員。2008年から出版や教育活動を行うレーベル「Little Brown Mushroom」を主宰。
「アレック・ソス 部屋についての部屋」
2024年10月10日(木)~2025年1月19日(日)
東京都写真美術館 2階展示室
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4820.html