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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

開館時間 10:00-18:00

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本日は開館しております(10:00-18:00)

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ゲルハルト・リヒター 〈museum visit〉より 《MV6》 2011年 発色現像方式印画にエナメル 東京都写真美術館蔵
2F

洞窟

虚像と実像(仮称)

2019.10.111.24

  • 開催期間:2019年10月1日11月24日
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:料金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円 ※( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポートご提示者(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料。

わたしたちは普段、主に視覚から情報を得ていると言われています。その視覚的情報を、もっとも忠実に写しとるのが写真だと、あたりまえのように思われています。しかし、同じ光景を見ても感じとることは人によって異なり、同じ写真や映像を見ても、異なる感覚をおぼえます。それでは写真や映像において、実のところ、何が起こっているのでしょうか。 本展覧会では、この問題を考えるための手掛かりとなる作品をご紹介します。現代的な意味における「写真」が登場する以前の「カメラ・ルシーダ」すなわち、光学的原理によって、三次元的世界を二次元的平面に還元する装置をもちいて、19世紀の鬼才、近代天文学の父とよばれるウィリアム・ハーシェルが描いた「洞窟」のドローイングから考察をはじめ、現代作家の新・近作を一堂に会し、多様なアプローチで再考します。
「洞窟」というモチーフも写真と現実との関係を考えるうえで、思いがけない射程があります。プラトンの洞窟の比喩は、写真とオリジナルの問題の根底に潜む「虚像と真実在」という根源的問題を示唆しています。エリアーデは、異なる宗教の根底に共通の修行過程として、自己を根源的に体験しなおし、外界と関わりなおす準備をするための場としての体験的洞窟があると指摘しました。洞窟という切り口から、現実と写真、歴史・社会と身体・存在をとらえなおし、テーマや枠組みを超えた様々な作品から、現代から未来へつなぐ「像・イメージ」をご覧ください。

□主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/東京新聞