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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

開館時間 10:00-18:00

入館は閉館時間の30分前まで

上映は1Fの上映時間を参照

本日は開館しております(10:00-18:00)

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原直久〈イタリア山岳丘上都市〉より 《シエナ、イタリア、1984》 1984年 東京都写真美術館蔵
3F

建築 × 写真 ここのみに在る光

2018.11.102019.1.27

  • 開催期間:2018年11月10日2019年1月27日
  • 休館日:毎週月曜日(ただし、12月24日(月・振休)および1月14日(月・祝)は開館し、12月25日(火)と1月15日(火)は休館)、 年末年始12月29日(土)から1月1日(火・祝)は休館
  • 料金:一般 600(480)円/学生 500(400)円/中高生・65歳以上 400(320)円 ※ ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料/当館年間パスポートご提示者無料(同伴の方1名様まで無料)※1月2日(水)は観覧無料、3日(木)は2割引

現存する最も古い写真は1827年頃にジョセフ・ニセフォール・ニエプスによって撮影された、窓から見える「たてもの」の一角でした。写真と建築の関係は写真の黎明期の時代から密接にかかわっています。初期の写真技術では人や動物といった動くものは、撮影することが難しかったために、動かない建築は格好の被写体となったのです。また19世紀末は都市開発が進み、街の変貌が著しい時期でした。過去の建築や出来たばかりの建築を記録するために、写真という新しい技術が盛んに使用されました。そして現在にいたるまで、多くの建築が撮影されています。
本展では東京都写真美術館のコレクションを中心として、さまざまな建築を捉えた写真を展示します。写真が発明された頃からどのような建築が写されてきたのか、そして現代の写真家がどのように建築を捉えてきたのかを紹介します。その中には、今ではすでに存在しないものや、実際に見ることが困難なものも少なくありません。写真家が建築を撮るときに感じた光を追体験していただけることでしょう。


第1章 建築写真の歴史 ~東京都写真美術館コレクションより~

東京都写真美術館のコレクションより、建築を捉えた写真を紹介します。
写真創成期に世界中で広まったダゲレオタイプ(銀板写真)や、世界初の写真集『自然の鉛筆』(1844-46年、ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット)には、建築をとらえた写真が多く見られます。 また、20世紀にかけて世界各地で都市開発が進み、アントニオ・ベアトやウジェーヌ・アジェが古き時代の街並みを残すために、そして、ベレニス・アボットやベッヒャー夫妻が新しい時代の象徴として記録するために、写真で建築をとらえました。
写真表現の変化や撮影機材・技術の進化により、空撮や仰角のアングルを取り入れるなど、建築の写真もさまざまな表現がなされていきました。記録だけではなく、モチーフとしての建築の魅力が、多くの作品になっていきました。


ジャン=バティスト・ルイ・グロ 《ボゴタ寺院の眺め》 1842年   ダゲレオタイプ


江崎礼二 《江崎写真館》 1870-79年 鶏卵紙


ベレニス・アボット〈変わりゆくニューヨーク〉より 《ウォーター・フロント》 1938年


第2章 建築写真の多様性 ~11人の写真家たち~

東京都写真美術館のコレクションを中心に、11人の写真家が建築をテーマとして撮影したさまざまな 作品を一堂に紹介します。
<11人の写真家>
渡辺義雄、石元泰博、原直久、奈良原一高、宮本隆司、北井一夫、細江英公、柴田敏雄、 二川幸夫、村井修、瀧本幹也

被写体となる建築は、アントニ・ガウディや丹下健三をはじめ、だれもが一度は耳にしたことのある著名な建築家が設計した建築から、1950年代の日本の民家や香港の九龍城砦、自然の地形を巧みに利用した中世の山岳丘上都市など、建築家の名前が残っていないものまでさまざまです。現存しない建築や実見が不可能な建築を、ダイナミックに目の当たりにできるのも、建築写真ならではの醍醐味です。それらの作品は写真家のユニークな視点によって、普段は気づきにくい側面や細部をあぶり出し、新たな魅力が表現されています。


渡辺義雄〈伊勢神宮〉より 《内宮東宝殿》 1953年


石元泰博 <桂>より《中書院東庭から楽器の間ごしに新御殿を望む》1981-1982年 
© Kochi Prefecture, Ishimoto Yasuhiro Photo Center


原直久〈イタリア山岳丘上都市〉より 《チステルニーノ、1984》 1984年


宮本隆司〈九龍城砦〉より 1987年 作家蔵


細江英公〈ガウディの宇宙〉より 《サグラダ・ファミリア #179》 1977年


※技法表記のない作品はすべてゼラチン・シルバー・プリント
※所蔵表記のない作品はすべて東京都写真美術館蔵

□主催:東京都 東京都写真美術館
□協力:株式会社写真弘社/有限会社フォトグラファーズ・ラボラトリー


関連イベント

展覧会担当学芸員によるギャラリートーク
2018年11月16日(金) 14:00~  終了致しました
2018年12月7日(金) 14:00~  終了致しました
2018年12月21日(金) 14:00~
2019年1月4日(金) 14:00~
2019年1月18日(金) 14:00~
会期中の第1・第3金曜日の14:00より担当学芸員による展示解説を行います。
展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、3階展示室入口にお集まりください。


*事業はやむを得ない事情で変更することがございます。あらかじめご了承ください。
対談
2018年11月23日(金・祝) 15:00~16:30 藤森照信(東京都江戸東京博物館館長・建築史家)× 宮本隆司(出品作家)  終了致しました
2018年12月2日(日) 15:00~16:30 中村良夫(東京工業大学名誉教授)× 柴田敏雄(出品作家)  終了致しました
入場料:無料
定員:各50名
場所:東京都写真美術館 1階スタジオ(整理番号順入場/自由席)
*各日、当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
2018年12月9日(日) 10:30~13:00  終了致しました
障害の有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が集まり、言葉を交わしながら一緒に美術を鑑賞するワークショップです。
対象:どなたでもご参加いただけます。
定員:7名(事前申込制)
参加費:500円(別途本展観覧チケットが必要です)
※広報誌『eyes96号』にて「事前申込制、先着順」とご案内しましたが、「事前申込制」に変更となりました
※申込方法の詳細はこちらをごらんください

展覧会図録

建築 × 写真 ここのみに在る光
出品作品図版、学芸員のテキスト、作家紹介、出品リストなどを掲載しています。執筆者:藤村里美(当館担当学芸員)
発行:ミルグラフ 3,000円(税込)

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