本日は開館しております(10:00-20:00)

自然の部 単写真1位
フランシス ・ペレフランシス(スペイン) 2016 年 6月 8日(スペイン領カナリア諸島)
スペイン領カナリア諸島のテネリフェ沿岸で、漁網に絡まり泳げずいるウミガメ。 アカウミガメは、国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧 II 類とされている。 放置された漁具がウミガメの死を頻発させている。
B1F 展示室

世界報道写真展2017

2017.6.108.6

  • 開催期間:2017年6月10日8月6日
  • 休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)※7月17日開館、翌18日休館
  • 料金:一般 800(640)円/学生 600(480)円/中高生・65歳以上 400(320)円 ※ ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料 ※サマーナイトミュージアム割引は適用外となります。/当館年間パスポートご提示者割引(同伴の方1名様まで割引)


毎年、世界中の約100会場で開催される世界最大規模の写真展「世界報道写真展」は60回目を迎えます。 今年は125の国と地域から5,034人のフォトグラファーが参加し、80,408点の応募がありました。大賞などを含め、 受賞作品を紹介する「世界報道写真展2017」を6月10日より東京都写真美術館で開催します。
今年は、8つの部門25カ国から45人が受賞しました。大賞は、トルコのブルハン・オズビリジ氏の作品です。 トルコの首都・アンカラで開かれた写真展で、現地の警察官が駐トルコ・ロシア大使を射殺した事件を捉えています。
マグナス・ウェンマンはイスラム国(IS)の恐怖と食糧難によってやむなく郷里を去り、避難民キャンプで過ごさざる を得ないこどもの姿を撮影しています。こどもが夢や希望をなくす姿を静かに伝え、人々の部で単写真1位を受賞して います。このほか、リオデジャネイロ・オリンピックの決定的瞬間をとらえた作品や漁具により生命が脅かされるウミガメ の姿など、世界の現状を伝える写真が並びます。紛争、環境問題、スポーツの決定的瞬間から日常的な場面に至るまで、 普段目にすることがない、世界の「いま」を見ることができる貴重な機会です。

世界報道写真展公式ホームページはこちら(朝日新聞内ページにリンクします)


〈スポーツの部 単写真3位〉カイ・オリバー・プファッェンバハ(ドイツ、ロター)
2016年8月14日 リオデジャネイロ(ブラジル)


〈日常生活の部 組写真 1位〉トマス・ムニタ (チリ、 ニューヨクタイムズに提供)
2016年12月1日 サンタクララ(キューバ)


〈人々の部 単写真1位〉 マグナス・ウェン (スウェーデン アフトンブラデッド紙)
2016年9月18日 デバガ(イラク)


〈現代社会の問題の部 単写真 1位〉 ジョナサン・ バックマン (アメリカ、ロイター)
2016年7月9日 ルイジアナ州バトンルージュ(アメリカ)

□主催:世界報道写真財団/朝日新聞社 
□共催:東京都写真美術館
□後援:オランダ王国大使館/公益社団法日本写真協会/公益社団法人日本写真家協会/全日本写真連盟
□協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社

関連イベント

フォトドキュメンタリー・ワークショップ
東京都写真美術館は、21世紀のフォトドキュメンタリー、フォトジャーナリズムについて実践的な方法を考える「フォトドキュメンタリー・ワークショップ」を開催いたします。フォトドキュメンタリーの最前線で活躍する二人の講師を迎え、レクチャー、ポートフォリオ・レビュー、クィック・ヒット・エッセイ制作を3日間で行います。国内では数少ないフォトドキュメンタリー/フォトジャーナリズムの現場を学べるプログラムです。

2017年7月15日(土)~17日(月・祝) 3日間連続(主催:東京都写真美術館、共催:朝日新聞社)
講師:Q.サカマキ(写真家、「世界報道写真展2007」受賞者)、外山俊樹(朝日新聞社映像報道部)
定員:20名  事前申込制
参加費:20,000円 
※応募方法など詳細はこちらをごらんください



展覧会図録

世界報道写真展2017
WORLD PRESS PHOHO 17
入賞者の作品をカラー掲載(モノクロ撮影を除く)、掲載作品の和訳キャプション冊子付き。B5判変形 240ページ 朝日新聞社発行 2,800円(税込)

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