世界報道写真大賞 スポットニュースの部 単写真1位 ウォーレン・リチャードソン(オーストラリア)2015年8月28日 レスケ(ハンガリー南部) セルビアとハンガリーの国境を越えようとするシリア難民の男性と子ども。国境の有刺鉄線付きフェンスができあがる 前に、ハンガリー側へ渡ろうとする群衆の中にいた。 |
B1F 展示室
世界報道写真展2016
2016.9.3(土)—10.23(日)
- 開催期間:2016年9月3日(土)~10月23日(日)
- 休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)※9月19日開館、翌20日休館/10月10日開館、翌11日休館
- 料金:一般800(640)円、学生600(480)円、中高生・65歳以上400(320)円 ※( )は20名以上の団体料金、当館の映画鑑賞券ご提示者割引、各種カード会員割引(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
オランダで毎年開かれる「世界報道写真コンテスト」。 今年は、世界各地の6千人近いフォトグラファーが8万点を超える 作品を応募。その中から選ばれた大賞など約150点の入賞作品を紹介する「世界報道写真展」は、 世界中でのべ350万人を動員する大規模な写真展です。今年の大賞は、警備隊に見つからないようフラッシュで 使用できない月明かりの下、セルビアとハンガリーの国境を越えようとする難民の男性と子どもを撮影。写真からは、 国境の有刺鉄線付きのフェンスができあがる前の緊迫した様子が伝わってきます。 世界を駆け巡ったニュースや現代社会が抱える問題、スポーツの決定的瞬間など、同じ時代を生きる人たちの、 普段目にすることが少ない現実を写真から知ることのできる貴重な展覧会です。
世界報道写真展公式ホームページはこちら(朝日新聞内ページにリンクします)
スポットニュースの部 単写真2位 コレンティン・フォーレン(フランス)2015年1月11日 パリ(フランス) 仏週刊新聞「シャルリー・エブド」の襲撃に始まり、首都パリを襲った一連の事件後に起きた、反テロを訴える デモ風景。 |
人々の部 組写真1位 小原一真(日本)2015年6月30日 キエフ(ウクライナ) 1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所で、非常に大きな原子力事故が起きた。事故からわずか5ヶ月 後、チェルノブイリから南に100キロ程の町キエフで、少女が生まれた。少女はこの悲劇の被害者の一人となっ た。人知れず生きる少女の 30 年を追った。 |
一般ニュースの部 単写真3位 チェン・ジー(中国) 2015年8月15日 天津市(中国) 上空より撮影した、中国天津市の大爆発後の光景。 |
現代社会の問題の部 単写真2位 エイドリアン・オーネシアン(米国) 2015年2月27日 中部ダルフール州(スーダン) 自宅の隣にスーダン政府のアントノフ機による爆弾投下があり、7歳のアダム・アブデルは大きな火傷を負った。 |
日常生活の部 単写真1位 ケビン・フレイヤー(カナダ、Getty Images) 2015年11月26日 山西省(中国) 石炭火力発電所の近隣で三輪の車を引く男性。石炭燃料発電へ依存してきた歴史が、中国を世界の二酸化炭 素(CO2)総排出量の約3分の1を占める国にした。科学者や環境問題専門家は、有害汚染物質は地球温暖化 を引き起こす第一の要因だと指摘する。 |
人々の部 単写真1位 マティック・ゾーマン(スロベニア共和国) 2015年10月7日 セルビア共和国 セルビア・プレシェボの難民キャンプで難民申請の登録を待つ雨合羽をかぶった少女。 |
□主催:世界報道写真財団、朝日新聞社
□共催:東京都写真美術館
□後援:オランダ王国大使館、公益社団法人日本写真協会、公益社団法人日本写真家協会、全日本写真連盟
□協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
□共催:東京都写真美術館
□後援:オランダ王国大使館、公益社団法人日本写真協会、公益社団法人日本写真家協会、全日本写真連盟
□協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
関連イベント
- 「人々の部」組写真1位受賞 小原一真トークイベント
- 2016年9月11日(日) 14:00~15:00 終了致しました
会場:東京都写真美術館 1階スタジオ
定員:50名
参加費:聴講無料
申込不要(当日10:00より整理券を配布します)
※世界報道写真展2016の展覧会チケットが必要です。 - フォトドキュメンタリー・ワークショップ
- 2016年9月17日(土) 10:00~18:00 終了致しました
2016年9月18日(日) 10:00~18:00 終了致しました
2016年9月19日(月・祝) 10:00~18:00 終了致しました
東京都写真美術館は、21世紀のフォトドキュメンタリー、フォトジャーナリズムについて実践的な方法を考える「フォトドキュメンタリー・ワークショップ」を開催いたします。フォトドキュメンタリーの最前線で活躍する二人の講師を迎え、レクチャー、ポートフォリオ・レビュー、クィック・ヒット・エッセイ制作を3日間で行います。国内では数少ないフォトドキュメンタリー/フォトジャーナリズムの現場を学べるプログラムです。
講師:Q.サカマキ(写真家)、外山俊樹(朝日新聞社映像報道部)
参加対象:プロフェッショナルのフォトジャーナリスト、あるいは編集者を目指している方、すでに写真家または編集者として活動している方。
会場:東京都写真美術館 1階スタジオ
定員:20名
参加費:20,000円 (参加費納入方法は別途ご連絡します)
締切:2016年8月26日(金)必着
※詳細はワークショップページをご覧ください。
展覧会図録
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世界報道写真展2016
WORLD PRESS PHOTO 16
全入賞者の作品をカラー掲載(モノクロ撮影を除く)、全掲載作品の和訳キャプション冊子付き。B5判変形 240ページ 発行元:世界報道写真財団 2,800円(税込)