左:《ポスター(中野)》〈東京〉より、1968-80年、右:《三沢の犬》(部分)、1971年、掲載作品はすべてゼラチン・シルバー・プリント、東京都写真美術館蔵 ©Daido Moriyama Photo Foundation ※掲載作品画像はデザイン上加工したものであり、実際の作品とは色調等が異なります。
TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト 奈良女子大学 長谷研究室「複製される感性-森山大道」
2026.9.5 (土) — 10.18 (日)
- 開催期間:2026年9月5日(土) ~ 10月18日(日)
- 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館))※9月24日、10月13日は休館
- 料金:無料
第 一 会 場:東京都写真美術館 地下1階展示室(東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
開 館 時 間:10:00–18:00(木・金曜日は20:00まで) 、入館は閉館の30分前まで
第 二 会 場:Tokyo Museum Collection(ToMuCo)-東京都立博物館・美術館収蔵品検索
https://museumcollection.tokyo/online-exhibition/
詳細は特設サイト(外部リンク)をご覧ください。
誰もが写真を撮る時代をどう見ていますか?
─とても良い、素晴らしいことだと思う。
森山大道と学生の往復書簡より
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が推進する「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」は、都立文化施設が有する文化資源をデジタル化して記録・保存するとともに、多様な形態での鑑賞体験を提供するプロジェクトです。その一環として、都立文化施設が収蔵する「東京都コレクション」の実物資料とデジタルアーカイブを組み合わせ、オフラインとオンラインを融合するハイブリッド展覧会を開催します。また、「Tokyo Museum Collection(ToMuCo)–東京都立博物館・美術館収蔵品検索」では、デジタル展覧会を通じて、誰もが、いつでも、どこでも、作品を鑑賞できる機会を提供します。
本展覧会は、森山大道写真財団のご協力により、入江泰𠮷記念奈良市写真美術館で2025年に開催された「複製される感性DAIDO MORIYAMA by NWU Nagatani Lab. Monika Orpik」の巡回展として開催します。今回は、同展の展示作品に加え、東京都写真美術館が収蔵する森山大道の作品を、奈良女子大学の学生がそれぞれの視点で選定し、約140点を再構成して展示しています。森山大道の写真が次世代の感性にどう受け取られ、AIやデジタル技術を通じてどのような表現へと展開されるのか、その可能性を探ります。
会期中には、東京都写真美術館にて、本展覧会のキュレーションに携わった学生によるギャラリートークを実施し、展示の見どころや作品選定の意図について解説いたします。さらに、TOKYO NODE LAB(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー8階)では、奈良女子大学の学生がファシリテーターを務めるワークショップを開催します。
【見どころ】
①「東京都コレクション」を新しい視点で再解釈
東京都写真美術館が収蔵する森山大道の作品を、奈良女子大学工学部の学生の視点から再構成し、現代的な感覚や工学的な発想を取り入れた新たな解釈を提示する企画です。学生は作品選定、テーマ設定、展示構成等の企画・運営に携わり、作品の多面的な魅力を引き出します。
② 学生によるギャラリートーク
本展覧会のキュレーションに参加した学生が、展示の見どころや作品選定の意図について解説するギャラリートークを実施いたします。学生ならではの視点から展示のコンセプトや作品の魅力をご紹介し、本展覧会への理解をより一層深めていただく機会をご提供いたします。
③ 教育・研究と美術館活動が連携した実践的な試み
「東京都コレクション」を教材として活用し、学生たちが実践的なキュレーションに参加。調査・研究から展示構成に至るまでのプロセスを共有することで、“学びながら創る展示”として実験的な鑑賞体験を提供します。
④ オンラインでも鑑賞可能なデジタル展覧会
3D都市モデルを活用したデジタル展覧会を「Tokyo Museum Collection(ToMuCo)」で同時開催します。デジタル上に再現された都市を俯瞰し、森山大道の写真が撮影された場所へ自ら降り立つことで、写真の〈フレーム〉と現在の風景が重なります。森山の「撮る身体」と鑑賞者の「見る身体」が同じ場所、同じフレームで交わり、写真と都市、現在の自分との新たな関係を生み出します。
Tokyo Museum Collectionスペシャルコンテンツにて公開
https://museumcollection.tokyo/online-exhibition/
【奈良女子大学 長谷研究室】
奈良女子大学工学部 長谷研究室では、先端技術と造形芸術の融合を軸に、新たな表現の可能性を探究するとともに、女性エンジニアの育成や地域文化の発信に取り組んでいます。2023年度からは、入江泰𠮷記念奈良市写真美術館と連 携し、アートに関わる人材育成プログラム「あ3-the cube of a」を展開しています。2025年に開催した「複製される感性DAIDO MORIYAMA by NWU Nagatani Lab. Monika Orpik」(企画・監修:長谷圭城[奈良女子大学工学部 教授]/特別協力:大西洋[入江泰𠮷記念奈良市写真美術館 館長]/AI映像制作協力:Ahn Jun[アーティスト・奈良女子大学工学部 特任准教授])は、その取り組みの一環として実施された、学生によるキュレーション企画です。
【森山大道】
1938年、大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始めました。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。サンフランシスコ近代美術館(1999年・メトロポリタン美術館、ジャパン・ソサイエティ(ニューヨーク)巡回)、国立国際美術館(2011 年)、テート・モダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012~13年)、東京都写真美術館(2020年)ほか、国内外で大規模な展覧会が開催されています。国際写真センター(ニューヨーク)生涯功労賞(2012年)、フランス政府より芸術文化勲章(2018年)、ハッセルブラッド国際写真賞(2019年)を受賞するなど世界的に高い評価を受けています。
【お問い合わせ】
「複製される感性-森山大道」PR事務局(株式会社MOPS内)
Tel:03-6452-9191 E-mail:info@mops-pr.net
主 催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共 催:奈良女子大学(国立大学法人奈良国立大学機構) 、東京都写真美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
特 別 協 力:入江泰𠮷記念奈良市写真美術館(一般財団法人奈良市総合財団)、一般財団法人森山大道写真財団、TOKYO NODE、ソニー株式会社、ソニーマーケティング株式会社、京都機械工具株式会社、株式会社shashasha、東京都写真美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
