|
〈英語字幕版〉 文部科学省 選定 少年向き・青年向き・成人向き 日本赤十字社 推薦 |
©“Junod”Animation Production Committee LLP
- Contact: アニメ・ジュノー制作委員会 082-223-0790
- Sep. 1—Sep. 10, 2010
- Closed 9月6日(月)
- Running Time:19:00~
- Admission:[当日券] 一般・学生1,200円(税込)/シニア(60歳以上)1,000円(税込)/小学生以下500円(税込)
■各種割引:
○ 写真美術館友の会会員(会員証提示) 1,000円
○ 当館での展覧会、映画の半券持参者(いつのものでも可) 1,000円
○ 三越、アトレクラブビューSuicaカード会員(会員証提示) 1,000円
__________________________________________________
国を越え、人種を超えて、無償の愛に生きたスイス人医師
「マルセル・ジュノー博士」の生涯がアニメーションに!!
二人の少女が見た、一人の医師の物語
修学旅行で、広島平和記念公園を訪れた中学生の美依と優子。公園の片隅にポツンと立つ「マルセル・ジュノー博士」と刻まれた顕彰碑を見つけます。「誰?何をした人なの?」と突然ふたりは不思議な光に包まれ、意識だけが時空を越え70年以上前のヨーロッパへ―。
1935年。フランス、ミュールーズの病院で働いていた青年医師ジュノーは赤十字国際委員会の派遣員としてエチオピアへ、戦争という悲惨な現実を目の当たりにしますが、不屈の精神で、戦火に苦しむ人々に惜しむことなく愛の手を差し伸べていきます。
エチオピアからスペインへ、そして第二次世界大戦下のヨーロッパ全土へと、捕虜の待遇改善と交換・手紙のやり取り・支援物資輸送路の確保など。ジュノーは人道的立場から弱者の「心」を支えていきます。その姿をみた美依と優子は問題を抱えた自分たちを省みます。
「この人、どうしてここまで人のために立ち上がれるの?」
1945年。赤十字の駐日首席代表に任命されたジュノーは原爆投下直後の広島の惨状に驚きます。救援を訴えるジュノーに動かされたGHQは広島へ15トンの医療物資の供与を決定。博士自らも治療に心血を注ぎます。後日、ジュノーと会見したマッカーサーは彼に尋ねます。
「人のために働く原動力は何かね?」―「それは・・・愛です。」
この言葉こそ博士を見守ってきた美依と優子が探していた答えでした。博士の原動力を知ったふたりは現代に戻ります。その目には温かくも力強い愛の光が灯っていました。
