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映像作家の小森はるかと画家・作家の瀬尾なつみによるプロジェクトから生まれた作品

二重のまち/交代地のうたを編む

1F ホール

2021.2.273.18

  • お問い合せ:東風 03-5919-1542
  • 上映期間:2021年2月27日(土)~3月18日(木)
  • 休映日:3月1日(月)、3月8日(月)、3月15日(月)
  • 上映時間:13:00/15:30

『二重のまち/交代地のうたを編む』公式ホームページ →http://www.kotaichi.com/

■料金
当日券(座席指定券)
○一般 1,800円
○学生(大学・専門学校生) 1,500円
○高校生 1,500円
○中学生以下(3歳以上) 1,100円
○シニア(60歳以上)1,100円
○障害者手帳をお持ちの方(介護者2名まで)1,100円
※3歳未満のお子様に座席が必要な場合は料金(中学生以下)をいただきます。(保護者のお膝の上でのご鑑賞の場合は無料)

各種割引: 以下の方は当日一般料金が割引になります。
○ 当館で開催の展覧会、映画の半券提示(半券1枚につき一回の割引) 1,500円
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 1,500円
○ (公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,500円
○ MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス(但し、MIカード(スタンダード)を除く。)提示 1,500円
○アトレビューSuicaカード(クレジットカード)、JREカード提示 1,500円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上、お二人揃ってご購入の場合・要証明) 2人で 2,400円
○ 当館が発行する映画優待割引券(支援会員)提示 1,500円
※各種割引をご利用の際は証明書をご提示ください。



・全席指定・各回定員入替制/立ち見不可/事前予約不可
・ご鑑賞当日午前10:00より、当日券の販売および座席指定券の引き換えを開始いたします。
・前売券をお持ちの方も、受付にてご鑑賞の回の座席指定券との引き換えが必要です。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。




民話の萌芽のような時間を描いた奇跡の映画

2018年、4人の旅人が陸前高田を訪れる。まだ若いかれらは、“あの日”の出来事から、空間的にも時間的にも、遠く離れた場所からやって来た。大津波にさらわれたかつてのまちのことも、嵩上げ工事の後につくられたあたらしいまちのことも知らない。旅人たちは、土地の風景のなかに身を置き、人びとの声に耳を傾け、対話を重ね、物語『二重のまち』を朗読する。他者の語りを聞き、伝え、語り直すという行為の丁寧な反復の先に、奇跡のような瞬間が立ち現れる。

交代地————出来事の体験者から非体験者へ
記憶を手渡し、ちいさな継承をはじめるための場

本作は、東日本大震災後のボランティアをきっかけに活動をはじめ、人々の記憶や記録を遠く未来へ受け渡す表現を続けてきたアーティスト「小森はるか+瀬尾夏美」によるプロジェクトから生まれた。『二重のまち』とは、かつてのまちの営みを思いながらあたらしいまちで暮らす2031年の人々の姿を、画家で作家の瀬尾夏美が想像して描いた物語。陸前高田を拠点とするワークショップに集まった初対面の4人の若者たちが、自らの言葉と身体で、その土地の過去、現在、未来を架橋していくまでを、映像作家の小森はるかが克明かつ繊細に写しとる。


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小森はるか+瀬尾夏美
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映像作家の小森と画家で作家の瀬尾によるアートユニット。2011年4月に、ボランティアとして東北沿岸地域を訪れたことをきっかけに活動を開始。翌2012年、岩手県陸前高田に拠点を移し、人々の語り、暮らし、風景の記録をテーマに制作を続ける。2015年仙台にて、東北で活動する仲間とともに、記録を受け渡すための表現をつくる組織「一般社団法人NOOK」を設立。
主な展覧会などに「3.11とアーティスト——進行形の記録」(水戸芸術館/茨城/2012年)、「Art action UK レジデンシープログラム」(HUSK Gallery/ロンドン/2012年)、「記録と想起 イメージの家を歩く」(せんだいメディアテーク/宮城/2014年)、「あたらしい地面/地底のうたを聴く」(個展/ギャラリーハシモト/東京/2015年)、「波のした、土のうえ」(個展/全10カ所巡回/2015~2018年)、「遠い火|山の終戦」(個展/東京、宮城/2016~2017年)、「キオクのかたち/キロクのかたち」(横浜市民ギャラリー/横浜/2017年)、「継承のしさく」(個展/せんだい3.11メモリアル交流館/宮城/2019年)、「東京スーダラ2019——希望のうたと舞いをつくる」(砂連尾理との共同制作/世田谷文化生活情報センター 生活工房/東京/2020年)、「第12回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館/東京/2020年)、「ことばのいばしょ」(札幌文化芸術交流センターSCARTS/北海道/2020年)、「聴く——共鳴する世界」(アーツ前橋/群馬/2020年)など。


出演:古田春花、米川幸リオン、坂井遥香、三浦碧至
監督:小森はるか + 瀬尾夏美
撮影・編集:小森はるか、福原悠介
録音・整音:福原悠介
作中テキスト:瀬尾夏美
ワークショップ企画・制作:瀬尾夏美+小森はるか
スチール:森田具海
配給:東風
2019年/79分/日本/DCP/英題:Double layered town/Making a song to replace our positions
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関連イベント

初日舞台挨拶
2021年2月27日(土) 15:30の回上映後  終了致しました
【登壇者】
監督:小森はるか+瀬尾夏美
出演者:米川幸リオン、三浦碧至

ご参加は、2月27日(土)15:30の回のチケットをお持ちの方が対象です。
本上映は16:50頃終了を予定しております。準備が整い次第、舞台挨拶を開始いたします。
舞台挨拶(20分程度)のみご参加の方は、15:30の回のチケットをお持ちのうえ、16:50までにホール受付へお越しください。
※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。