本日は開館しております(10:00-20:00)

写真提供は全て:T&Kテレフィルム

未完成交響曲

~シューベルトの恋~

1F ホール

2010.9.119.24

  • お問い合せ:東京都写真美術館 03-3280-0099
  • 上映期間:2010年9月11日(土)~9月24日(金)
  • 休映日:9月13日(月)、21日(火)
  • 上映時間:10:30/12:45/15:00 〈各回入れ替え制〉

■料金:
[当日券]一般1,800円/シニア・学生1,500円/小・中学生・障害者手帳をお持ちの方1,000円
[特別前売鑑賞券]1,500円
■各種割引:以下の方は一般[当日券]が1,500円になります。
○写真美術館友の会会員証提示
○写真美術館での展覧会の半券提示(半券1枚につき一回の割引) 
○三越カード、アトレクラブビューSuicaカード提示
○最新号ぴあ提示
○割引券付きチラシ提示

※未就学児の入場不可
※当日券・前売特別鑑賞券ともに、ご入場には「入場整理番号」の受付が必要です。
ご鑑賞当日、午前10時の開館からホール受付カウンターにて、各回の「入場整理番号」を受付いたします。





シューベルトの名曲がちりばめられた 音楽映画の金字塔!
シューベルトの恋心と若き芸術家たちの友情が織りなす、楽都ウィーンの青春群像

ナポレオン戦争が終わり、音楽の都ウィーンに自由な芸術的雰囲気が甦る。無名の作曲家シューベルトの才能を認める歌手ショーバーと画家シュウィント、詩人クッペルヴィーザーとマイヤーホーファーの4人は、シューベルトのために老舗ガラス器具商チェル家の三人姉妹の末娘、ハンネレルを紹介する。
シューベルトは彼女に恋心を抱き、彼女もまた貧しい彼のためにピアノの教師を頼んで、何かと心を配るのだった。
ところが、密かにハンネレルに想いを寄せるのはシューベルト一人だけではなく、恋は思わぬ展開をたどりはじめる・・・。

シューベルトの名曲でつづったA・M・ヴィルナーの音楽劇『三人姉妹の館』を「プリンセス・シシー」「女王さまはお若い」「マタイ受難曲」のエルンスト・マリシュカが脚色・監督。
シューベルトを演じるのは20世紀の世界的指揮者カール・ベームの子息カール・ハインツ・ベーム。歌手ショーバー男爵役のルドルフ・ショックは戦後のドイツを代表する名テノール。
ヒロインのハンネレル役は「月蒼くして」のヨハンナ・マッツ。その他、オーストリアの大女優マグダ・シュナイダーやオペレッタ歌手のエーリッヒ・クンツといった豪華出演陣が脇を固める。


※本作品初公開時(1959)の日本語タイトルは「未完成交響楽」ですが、全く同じ日本語タイトルで知られる白黒映画「未完成交響楽」(原題Leise flehen meine Lieder)があり、混同を避けるために、副題をつけて『未完成交響曲~シューベルトの恋~』としています。




原作の音楽劇(シングシュピール)「三人姉妹の館」について
「三人姉妹の館」は、家族連れで鑑賞するオペレッタとして現在でもたいへん人気のある作品です。ルドルフ・バルッチの小説を元に、アルフレート・マリア・ヴィルナーとハインツ・ライヒェルトが共同で台本を書き、ハンガリー生れの作曲家ハインリッヒ・ベルテ(1875~1925)がシューベルトの名曲をちりばめる形式で作曲。 1916年ウィーンで初演が行われ大ヒットとなりました。
日本での初演は1935年で、当時設立2年目の藤原歌劇団が「シューベルトの恋」と題して、日比谷有楽座のこけら落としにこのオペレッタを上演しました。
 

モノラル/97分/制作:AspaFilms,Erina/提供:ベータフィルム/配給:T&K テレフィルム