
ⓒ 2008 東本三郎
- Jan. 17—Feb. 6, 2009
- Closed Monday(if Monday is a national holiday or a substitute holiday, it is the next day)
- Running Time:11:00/13:00/15:00/17:00/19:00
- Admission:¥1,000
初めて自分の映画で泣けちゃったよ。
中野 裕之 映画屋たちが集まった。恵比寿だけの限定上映。
試写会観た人、大絶賛。 第59回カンヌ国際映画祭国際批評家週間・ヤング批評家賞受賞作品「アイロン」に続き、中野裕之・監督と東本三郎・原作のコンビで新たに4本の短編映画を企画・製作。日本映画では初めての試みで全てをつないだ約90分の劇場用映画。斬劇。話劇。生劇。痛劇。刺劇。
「アイロン」斬劇
第59回カンヌ国際映画祭国際批評家週間・ヤング批評家賞受賞作品
人を殺すのは簡単だけど、アイロンをかけるのはむずかしいんだ。白い物を見るとアイロンをかけたくなる一人のヤクザ。ケジメのない今の世に、男のケジメの世界を描く。(上映時間15分)
主演:家住勝彦/細野佑美子
監督:中野裕之
「スパゲッティ ナポリタン」話劇
津軽出身のニューハーフと南部出身のオカマ。スパゲッティナポリタンを通しての会話のバトル。日本語でありながら解読不能のかわいくも切ない、二人の男。いやニューハーフ、いやオカマ。二人の愛。(上映時間12分42秒)
主演:吹越 満/宮本大誠
監督:兼重 淳
「午後三時三分十五秒の観覧車」生劇
すっかり疲れてしまった。死にたい、でも死にきれない。彷徨い歩く男が辿りついたところは遊園地、そこにある観覧車。一人の若い女性が乗ってくる。その女性は、男にとって死を思いとどまらせる。一羽の天使であったのか。それとも白昼夢か。(上映時間12分54秒)
主演:田口トモロヲ/ 細野佑美子
監督:中野裕之
「富士とドーナツ」痛劇
アーノルドパーマーに魅せられた一人のゴルフ狂。男は実は大痔主であった。 冬とはいえ、今日もいざコースへ。富士山を目の前にして、ティーアップ。 この男に待っていたのは果たして。(上映時間10分52秒)
主演:ルー大柴
監督:芹沢康久
「灯台」刺劇
江の島の灯台を見て育った一人の男。この男は、8年の刑期を終えて帰って来た。 愛する父親の仇を殺したのだ。殺さなければならない奴は必ず殺す。 男の選んだ殺し方とは。その道具とは。そしてその結末は。(上映時間26分43秒)
主演:小林成男/松雪泰子/松方弘樹
監督:中野 裕之
作品のつなぎ「非行対策110行の忠告」原作:東本三郎
全作品 企画/製作/原作:東本三郎
プロデュース:中野裕之