現実の裂け目から異空間を覗き見るような写真表現で、1970年代から国内のみならず、オーストリア、ニューヨーク等でも紹介され、国際的に高い評価を得ている須田一政の個展「凪の片(なぎのひら)」を開催します。
1940年、東京神田に生まれた須田は、洒脱な視点と卓越した技術で人間、生活、街などの裏側へと視線を誘うような写真群を1960年代から発表してきました。
本展覧会では、東京都写真美術館が新規重点収集作家として収集し続けてきた代表作<風姿花伝><物草拾遺><東京景>に、初期作品の<紅い花><恐山へ>を加え、さらに写真家活動50周年を迎える本年、制作した最新作<凪の片(なぎのひら)>と合わせて215点で構成します。
「凪(なぎ)」という風が止まる時間特有の感触に似た、日常と非日常を往還するような作家の視線が、一片(ひとひら)の写真となって降り積もっているかのような展覧会です。
今はなき風景、人物像や、昭和から現在へと引き継がれる日本の風俗を特異な視点で切り取る須田一政の写真表現を、精緻な銀塩プリントでご堪能ください。
- 2013.11.28
- 「あの人からのメッセージ」を追加アップしました。
- 2013.11.18
- 「あの人からのメッセージ」を追加アップしました。
- 2013.11.12
- 「あの人からのメッセージ」を追加アップしました。
- 2013.10.25
- 「あの人からのメッセージ」をアップしました。
- 2013.10.10
- 相互割引のご案内
- 2013.10.05
- 須田一政氏 都内で開催の展覧会一覧はこちら
- 2013.09.27
- 展覧会サイトをオープンしました。
- 担当学芸員によるフロアレクチャー
2013年10月4日(金) /10月18日(金)/11月1日(金)/11月15日(金)各日とも14:00~
本展覧会の半券(当日有効)をお持ちの上、会場入口にお集まりください。 - 作家とゲストによる連続対談
2013年10月5日(土) 15:00~17:00 ゲスト:鈴木一誌(ブックデザイナー)
2013年11月2日(土) 15:00~17:00 ゲスト:鈴木理策(写真家)
会場:東京都写真美術館 1階アトリエ 定員:約70名
※展覧会チケットの半券をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
※当日10:00より当館1階受付にて整理券を配布いたします。[番号順入場、自由席]
※開場14:45(予定)
※予定はやむを得ず変更となる場合がございます。最新情報はこちらをご確認ください。
- 開催期間
- 2013年9月28日 ( 土 ) ~ 12月1日 ( 日 )
- 会場
- 東京都写真美術館 2階展示室(MAP)
- 開館時間
- 10:00~18:00(木・金は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
- 休館日
- 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌火曜日休館)
- 観覧料
-
一般600(480)円/学生500(400)円/中高生・65歳以上400(320)円
※( )内は20名以上の団体料金 ※東京都写真美術館友の会会員、小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 ※第3水曜日は65歳以上無料 - 主催
- 東京都 東京都写真美術館/産経新聞社
- 後援
- サンケイスポーツ/夕刊フジ/フジサンケイビジネスアイ/ iza!/SANKEI EXPRESS
- 協賛
- 株式会社ニコン/株式会社ニコンイメージングジャパン
- 協力
- 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社