UN-DEAD-LINK 2020

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スイス・バーゼルのギャラリー[plug.in]で2008年に発表された《UN-DEAD-LINK》は、3Dシューティングゲーム内でキャラクターが死ぬと、グランドピアノが鳴り、3Dのゲーム空間と現実のオブジェが連動する構造の作品である。1999年の自衛隊の航空機墜落事故によって東京一帯が停電となる体験や、当時続いていたイラク戦争における死者数のレポート、また家族の死の体験とが結びつき、情報と死の関係性をテーマに制作された。新作となる《UN-DEAD-LINK2020》は、新型コロナによって毎日のように感染者数や死者数がメディアで伝えられる現状と、知人の感染や死などのリアリティから、2020年の状況に合わせてアップデートされている。

オーディオ・コメンタリー