Body Paint (series)

「スマートフォンを肌身離さず持ち歩き、常にインターネットに接続された身体を獲得したと言える今の時代のボディーペイントとは?」という問いからスタートし、「それは情報機器も含めてペイントしなくてはならない」という答えから着想された拡張映像作品。まず人物をペイントした状態で撮影、その映像を映したモニターの人物以外の部分も同じ色で塗りつぶすことでボディペイントの完成とする。このコンセプトのもとに制作されたこの作品は、実際に目にしたときに映像とも絵画とも判別が付かないような、当初予想もしなかった不思議な視覚効果をもたらした。最初に展示されたのは奈良県立美術館での「大古事記展」で、インスタレーションの一部として制作されたが、後に単独の作品として展開された。