NY時間の日の出と日の入りのタイミングで、Whitney美術館のウェブサイトをハイジャックするネットワークパフォーマンス作品。同美術館のartportプロジェクトSunrize/Sunsetの為に委託制作された。日の出、日の入りのタイミングに同美術館のウェブサイトにアクセスすると、ウェブサイト全体がズームアウトし始め、その外側にウェブサイトを閲覧しているユーザーの環境に近いラップトップ、もしくはスマートフォンの枠組みが現れる。さらにその背後にはマンハッタンを背景に日の出と日の入りのタイムラプス映像が再生される。30秒ほどで画面は再びズームインし、元のウェブ閲覧の画面に戻る。自然現象の中でも特にドラマチックに連続的に環境自体が変化するタイミングである日の出と日の入りと、全てが0と1という非連続性が根底にあるデジタルの世界をシームレスに接続し、比較体験させることが狙われている。タイムラプス映像は日の出（ニュージャージー側）と日の入り（ブルックリン側）からエキソニモ自身によって撮影された。